健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

測定室会員の皆さんへ

いつも、測定活動をご一緒してくださり、ありがとうございます。

来週末、9日(土)は測定開始1周年の会員総会と記念講演会を迎えます。
遠方の方には、お目にかかれませんが、
講演会の様子は記録をしてyoutubeなどに掲載できるよう準備をしています。
3.11以降の世界で、少しでも安心して暮らせるように、
情報の共有と英知を集めていく時間にしたいと思っています。

■今年度会費納入について連絡事項をお伝えします。
当測定室の会費は、毎年6月~翌年5月までの期間になっています。

会員の方より、今年度の会費納入金額について質問をいただいています。
説明不足があり、分かりにくかったと思います。

賛同金は、会に参加してくださる時の1年度のみです。
その後は、年会費(情報会員は3000円、その他の会員は3000円です)を
お支払いください。

なお、総会・講演会に参加いただける方は、
会場でも会費を支払っていただけるよう、受付を準備いたします。

本年度もご一緒に測定と共有をお願いします。
総会・講演会への参加をお待ちしています。

2012年6月1日(土) 馬場利子

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測定室会員の皆さんへ静岡放射能汚染測定室

がれき問題「広域処理は今すぐ中止可能」!です♪

がれき問題「広域処理は今すぐ中止可能!」です♪
環境省(細野豪志大臣)に宛てた瓦礫の広域処理の見直しを求める要望書を書き、
多くの方から、賛同署名をいただき、ありがとうございます。

この要望書を公開し、賛同署名の呼び掛けに呼応してくださった方たちより、
日々、多くの希望に満ちた (広域処理は余りにも政策として未熟で、論理的ではない)
様々な情報を寄せていただいています。

その中で、広域処理が見直される可能性を示唆した情報があります。
瓦礫総量の見直しについて、とてもよく分かる情報が
『愛知県のあざらしサラダ』(愛知県がれき受け入れ問題)
「広域処理は今すぐ中止可能」
http://azarashi.exblog.jp/15398813/

に掲載されています。

この中では、環境省が公開した岩手県と宮城県の瓦礫総量を挙げて、
瓦礫広域処理は今すぐ止められる・・と言っています。

たとえば、
宮城県
約1,570万トン⇒約1,150万トン(約14年分)と2割以上減っています。
そして、
岩手県では、約480万トン⇒約530万トン(約12年分)と
処理量が増えていると環境省の資料に書かれていますが、
実はこの増えた分は、
「がれきに含まれていた土砂」や「海水をかぶった農地の土」との事です。

広域処理を受け入れようとしている自治体の皆さん・・・。

この瓦礫処理問題では、いくつも唖然とする数値を見てきましたが、
島田市の試験処理に搬入された瓦礫も、全くの木材チップでした。
土と混ぜれば、すぐにでも有機物として分解されるような木片を、
遠く運んで燃やす必要など、子どもが考えても不要な事です。

そして今度は、土砂や農地の土を焼却しようというのです!!
おかしくないですか?
全国、どこの自治体でも、生活廃棄物を処理する焼却場で、
土や砂を燃やしてはいません。
どこの自治体でも埋め立て処理をしている土や土砂をなぜ、燃やすのでしょう?
現地で埋め立てれば良いものだで運んでくるのには、何か他に目的があるからでしょうか?

この岩手県の「上げ底」の量は約83万㌧もあり、
純粋な「がれき」に限れば岩手の瓦礫総量も約33万㌧減っていることになるそうです。

再計算すると、宮城で約415万㌧、岩手で約33万㌧、
両県合わせて約448万㌧も瓦礫総量が減っていると言います。

とすれば、私たちが試算した被災地に稼働する焼却場だけで、
1.6年どころか、もっともっと早く処理できることになります。

このままいけば、環境省が何が何でも受け入れを要請してきた結果、
瓦礫不足も起こりえます。

北九州市の皆さん、
市の担当者の方に詰め寄っても、彼らには解決する権限がありません。
それよりも、何も情報や資料を調査せず、国が言ったからそうするというような議員さんこそ、
次の選挙では、退席していただきましょう。

瓦礫問題はあと一歩です。
宜しくお願いします。

2012.5.29    

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がれき問題「広域処理は今すぐ中止可能」!です♪静岡放射能汚染測定室

新しい放射能測定システムを導入しました。

食品や土壌の測定を、円滑に進めるために、新規に放射能測定システムを導入しました。
EMF Japan 製の測定システムは、大学の研究室にも納入されているコンパクトな優れものです。
設置と校正が終わり、バックグラウンドを測定しています。
間もなく、稼働開始! 詳細は、別途、報告します。

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新しい放射能測定システムを導入しました。静岡放射能汚染測定室

静岡市と裾野市で松葉による環境調査を実施します

静岡県では、島田市に続いて裾野市と静岡市が震災瓦礫の受け入れを表明し、
試験焼却を行うことを発表しました。

そのため、島田市に続いて、裾野市と静岡市において、当測定室では会員の協力の下、
松葉による放射能飛散調査を行うため、試験焼却前の松葉の採取を行いました。

裾野市の松葉採取場所地図  松葉採取 5月13日

静岡市の松葉採取地図    松葉採取日 5月16日、17日

裾野市の試験焼却は、すでに5月16日に実施されました。
今後、裾野市で試験焼却後に、焼却前に採取した地点と同じ松の葉を採取し、
放射性セシウムの定量を行います。
同様に静岡市においても、試験焼却が実施される5月23日、24日後に
松葉を採取し、定量を行います。

島田市の試験焼却においても、松葉による放射性セシウムの飛散調査を行い、
殆どの地点で、松葉による定量値が焼却前よりも上がっていましたが、
市担当者は、その点には全く関心を示さず、
「瓦礫や焼却残り灰の空間線量を測定し、変化がなかった。
焼却残り灰が国の安全基準の480㏃/Kgよりも、低いので安全。」
という基準を安全の拠り所として、本焼却を決めました。

しかし、住民や国民の中でも放射能測定に知識を持つ人にとって、
空間の放射線量をガイガーカウンターで測定して、焼却の安全性を評価する事は、
瓦礫の中にある放射性物質のβ線やγ線を測定出来ないごまかしである事は
周知の事で、意味のないパフォーマンスなのは常識です。
科学的でないパフォーマンスによって、『安全』を装う国と地方自治体のお芝居は、
何の意図をもってなされているのか、大きな疑問です。

国や地方自治体の役割は
国民(住民)の健康で文化的な暮らしを守る事にあるはずです。
健康を害する放射能の拡散や、焼却による有害化学物質による再被爆が起こる瓦礫の広域処理は、
国民の健康より、経済効果を優先する政策に他なりません。

放射性物質も、究極の環境ホルモンです。
環境ホルモンは微量でも生命に作用し、子孫に影響を及ぼすという事は
環境省が最も周知している事実です。

その環境省の大臣が瓦礫処理を推進する現状は、理解に苦しみますが、
私たちの松葉による飛散調査を各地で重ねていくと、
国や地方自治体が、どんなに『安全』と言い張っても、
1つの大きな事実を発見できると推測しています。

それが何であるか、皆さんにご報告出来る時を楽しみに
測定と定量を続けたいと思います。
真実は観察し、発見するだけの事ですから、楽しみです。

真実は常にシンプルです。
ご期待ください。

2012年5月21日
馬場利子記

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静岡市と裾野市で松葉による環境調査を実施します静岡放射能汚染測定室

5/18(金)10:00~11:30 学校給食探検隊例会を開きます。

5月の“放射能を話そう♪!”はお休みをいただきましたが、
学校給食について考える“学校給食探検隊”の例会を18日(金)10:00~行います。

今月より磐田市では、給食の食材ごとの測定を行うことを決めました。
静岡市は、問い合わせに対して「測る気はありません」と回答しています。

給食への疑問、不安出し合い、
各地の給食の食材測定がどうなっているか、
静岡県の瓦礫受け入れについての意見交換  などを行います。

■参加費 : 測定室会員 300円
         一般    500円 
■申し込みは不要です。
  お気軽にお越しください。

2012年5月15日
馬場利子記

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5/18(金)10:00~11:30 学校給食探検隊例会を開きます。静岡放射能汚染測定室