3月末から、上映委員会を呼びかけて準備をしてきた企画の当日を迎えました。
お近くの方で、お時間がありましたら、ご参加ください。
お待ちしています。

平和で安全な暮らしを願って、今日の企画を皆さんと分かち合いたいと思います。

お待ちしています。
2022年6月4日
馬場利子記
#『国民の選択』上映会と宮本監督の講演”
2011年6月11日、東日本大震災による福島原発事故を受けて、チェルノブイリ原発事故後、開設し、測定活動を休んでいた測定を再開し、
今年で11年になります。
福島原発事故当時、放射能による日本の汚染がどの程度か、
食べ物の汚染は大丈夫なのか・・すべてが不安だったことを、昨日の事のように思い出します。
市民が測定をして現状を知る活動は、一緒に測定を支えて下さる会員の皆さんがあって、可能になった活動です。
会員の皆さんに感謝をこめて、総会を開きます。
この記念企画は、どなたでも参加していただけます。
❤参加券をご希望の際は、以下にメールでお申込み下さい。
<件名>は、6月4日上映会参加申し込み
参加人数と、氏名・連絡先を明記下さい。
<申し込み先> mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp
当日予約受付に、お名前を書いて参加券をご用意します。
参加券:前売り700円 (当日1000円)です。
皆さんと一緒に、『大切なことはみんなで決める社会』を考えてみたいと思います。
2022年5月24日記
#『国民の選択』上映と宮本監督の講演)
#静岡放射能汚染測定室総会
『測定室だより』は測定室の会報として発行しています。
♦会員の皆さんには、すでにお手元に届いていると思いますが、
万一、まだ、受け取っていない方は、ご一報ください。
♦今号(90号)は、2021年度最終号となるため、会報をメールで受け取る【ウエブ会員】に方にも、
総会資料と共に、会員継続のお願いなどを紙面でお届けしました。
♦発送は、5月11日(水)に行っていますが、
万一、受け取っていない方は、お手数ですが、ご一報ください。
《連絡先:mail:ssokuteisiru@yahoo.co.jp 》
また、2021年4月~2022年3月までの1年間に測定をした101種202検体の測定品リストをまとめました。
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また、6月4日(土)は、第11回測定室総会を開催します。
総会の詳細と議決権を持つ会員(特別会員・旧会員・会員)の方には、委任状を同封しました。
総会資料をご覧いただき、5月25日(水)までに投函くださるよう、おねがいします。
❤総会記念企画は、『国民の選択』上映と宮本監督の講演を開きます。
測定室の主催ではなく、脱原発を願う繋がりのある多くの団体・個人の方に協力いただき、
上映委員会として、準備を進めています。
皆さんもぜひ、お時間を作ってご参加ください。
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この『測定室だより』は会報として発行していますが、
購読をご希望の方には、紙冊子1部500円(送料込)・ネット会報1部300円でお送りしています。
⇒ウエブ会報をご希望の場合は、mail:ssokuteisitu @yahoo.co.jp 迄、ご連絡ください。
★年間購読料(5号/年)は3000円(会員の方の測定料は、一般の測定の半額以下になっています)です。
定期購読申込みは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp
℡&fax:054-209-2021 まで、ご連絡ください。
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❤同じ想いの人が集う、市民測定室の活動を支えて下さる皆さんに感謝して、
これからも、『知ることから始める暮らし』を続けていきたいと思います。
2022年5月15日 馬場利子記
#「国民の選択」上映
測定室の2013年の総会記念講演会の講師としてお招きした故松井英介さんのお連れ合いである松井和子さん(乳歯保存ネットワーク事務局)から、
ロシア・ウクライナ問題について、エッセーをいただきました。
1人の国のリーダーによる暴挙とも解されているロシアのウクライナ侵攻。
世界が呆然となり、何をしたらいいのか、皆さんも心が震える日々を送られていると思います。
常に社会問題に凛とした姿勢で取り組まれてきた松井夫妻。
松井和子さんからのメッセージを皆さまにお送りします。
“過ちは繰り返しません”
乳歯保存ネットワーク 松井和子
戦争という、いつの時代にあっても無辜の民を殺す残虐な人間の行為が今も世界のどこかで起きている。
が、今度のウクライナでの戦争は、瞬く間に茶の間を席巻し、世界中を巻き込んだ。
スマホなどが広くゆき渡った時代の流れだ。
米ロで応酬が始まるのを見て、大国支配を疎ましく思いながら、何が問題になっているのか、私は気になった。
2013年私はウクライナとベラルーシを訪れた。
チェルノブイリ事故原発を訪ねるのが目的だった。夜のキエフの広場ではコンサートが行われていて老若男女多くの人たちが集っていた。
しかし片隅にはバリケードの残骸があって、何かを感じさせた。
周辺の線量がまだ高かった事故原発や近くを流れる川の対岸で避難せず暮らしを続ける老夫婦を訪ねたことを思い出す。
緊張が高まるウクライナ情勢の報道では、「協定」や「合意」なるものをロシアが何度も繰り返し言っていた。
それは、1989年東西ドイツの壁の崩壊と統一における協定1)、と2014年に始まったウクライナ東部紛争の和平合意2)だった。
私は、これらを含めて、ウクライナの歴史を知らなければ本当の姿は捉まえることはできないと思った。
1991年ソビエト連邦が崩壊したとき、東欧の多くの人たちにとって、西側の世界はまだ見ぬ夢の世界、憧れだったに違いない。
冷戦終了後に国際的な改革がなされることもなかったから、通貨価値の違いをはじめ、東欧諸国は経済的に大変だったのではと思う。
そして新自由主義が広がった今の時代、世界中で富の格差が広がっている。
人間が作り出し、為政者たちによる理不尽な行いもあったであろう。
隣り合わせる民族同士が敵意を持たねばならない状況も生まれ、民族紛争も続いた。
インターネットに助けられ、アメリカの平和団体の呼びかけ、外交官としての経験を持つ孫崎亨さん、
浅井基文さん、東郷和彦さん、そしてイギリス地理学者のデヴィット・ハーヴェイ(David Harvey)らの論考を目にし、読んだ。
本質を見誤らないで、多数の市民が声を揚げなければ、力を合わせなければと思っているうちに、ロシアのウクライナ侵攻が始まってしまった。
3月6日(日曜日)地域で開かれた「憲法カフェ」に出かけた。
20人ほどが久しぶりに集まって話し合った。
集まれない人たちのメッセージも多くあった。
戦争の記憶がかすかに残る人、父親が戦死し苦労のなか母親に育てられ生きて来た人など、
それぞれの生きざまが、ウクライナへのロシア侵攻を目にして犠牲者を想い、語った。
1910年韓国併合に始まる皇国日本のアジア侵略は、朝鮮・中国をはじめ多くのアジアの人たちのいのちを奪った。
1938年~1943年まで中国・重慶の人たちを数年にわたって空から爆撃したその手法はアメリカに受け継がれ、
日本各地が空爆された。本土で、沖縄で多くのいのちが失われた。
そして今から77年前、戦争は終わった。世界で初の原爆投下を受け降伏した。
日本国憲法はその証だ。
戦中生まれの私は、武力による威嚇・行使、戦争に反対し、生きてきた。
いま世界戦争の危機にあって、何をすべきか考えたいと痛切に思った。
今回この争いに関わる大国、ロシア・アメリカ・イギリス・フランスそしてとくにドイツ・日本に問いたい。
強引なロシアの侵攻に、同じように武器でもって制裁を科すことで解決するのか。
犠牲になるのはそこに暮らす人たち、罪のない子どもたちではないか。
武器の提供で争いは増々エスカレートし、双方とも被害が増す。
日本とドイツは、そのことをどこよりも知っているはずだ。学んだはずだ。歴史の教訓を伝えるべきだ。
1945年最初に日本の広島・長崎で使われた原爆・核兵器の脅威は、年ごとに増し、
世界には膨大な核兵器が存在する。核兵器が人を脅かしている。
ソビエト時代のチェルノブイリ原発事故も、日本の福島原発事故も、人の営みすべてを破壊する核の恐ろしさを見せた。
5大国のロシアによる核兵器使用言及は、危険も争いもなくならないことを証明した。人類を破滅させる道を私は選びたくない。
武器や力で脅したり、国を守らなければならない世界を変えよう。
隣人と隣人、国と国が、話し合い約束しあえるように、声を上げ知恵を出し合おう。
どのいのちも同じだ。対等だ。子どもたちに次世代にそう教えなくてはならない。
日本国憲法の精神・9条を世界の国々に示し、武力による威嚇・行使、戦争のない世界を呼びかけよう。
恐れる気持ちを、核兵器禁止条約に集結し、日本の批准を実現させよう。
2022年3月11日に 松井 和子
注1)米国もドイツもほかの主要西側諸国もドイツ再統一に対するソ連の同意を得るために、ソ連の安全保障に配慮することを示す必要があり、ベーカー、コール、ゲンシャーのほか、当時、ジョー ジ・H・W・ブッシュ米大統領を含めソ連首脳と接触した米欧首脳はこぞって基本的にベーカーらの発言を支持したことが分かっている。ゴルバチョフに対するそうした働きかけの成果が1990年10月3日の再統一となって結実した。
一連の公文書を詳細に検討した米ジョージ・ワシントン大学付属国家安全保障アーカイブ研究員のスベトラーナ・サブランスカヤとトム・ブラントンが2017年12月に発表した論文によると、米欧の指導者が東欧諸国のNATO加盟問題を検討した上で、NATOを単に東ドイツ部分だけでなく、他の国に拡大しないとの態度を示した。
Svetlana Savranskaya and Tom Blanton, “NATO Expansion: What Gorbachev Heard,” National Security Archive, The George Washington University, December 12, 2017.
注2)2014年に始まったウクライナ東部紛争を巡る和平合意。ロシアとウクライナ、ドイツ、フランスの首脳が15年2月にベラルーシの首都ミンスクでまとめた。ロシアを後ろ盾とする親ロ派武装勢力とウクライナ軍による戦闘の停止など和平に向けた道筋を示した。
# ロシア・ウクライナ侵攻
#声を上げ知恵を出し合おう。
#武力による威嚇・行使、戦争のない世界を呼びかけよう。
2022年3月22日記
『測定室だより』88号にもチラシを折り込み、ご案内をしていますが、
3月6日(日)14時~16時のチャリティ企画のお知らせをいたします。
お話は、当室の会員でもあり、「311をわすれないin静岡」の小笠原学さんです。
FBのライブ配信もありますので、お時間のある方はご参加ください。
会場参加の方は、申し込みが必要です。
♦当日はヨウ素剤の配布や朗読、舞など、多くの人がチャリティイベントに協力して行われます。
東日本大震災、福島原発事故の被災者の方がたは、まだ、多くの困難や痛みを抱えて暮らしています。
私たちも、決して忘れられることのできないこの311に繋がり続けたいと思います。
2022年3月1日
馬場利子記
#311をわすれないin静岡
#ヨウ素剤配布会