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『グリーンコープの託送料金訴訟を支える会・静岡』(支える会・静岡)Category Archives

グリーンコープの託送料金訴訟を支える会の活動に賛同し、静岡から託送料金裁判を応援するために、2021年6月11日より活動を開始し、広くこの『託送料金取り消し訴訟』について情報共有を行っていく。

9月19日(火)グリーンコプでんき:託送料金取り消し訴訟、控訴審初公判が開かれます。

「グリーンコープの託送料金訴訟を支える会・静岡」の皆さま

■託送料金取り消し訴訟は、第一審から第二審(控訴審)へ、
 9月19日:次の裁判のステージの始まります。


■「託送料金認可取消請求事件」の第一審は、

 第1回口頭弁論期日(2021.1.13)から、第9回口頭弁論期日(2022.11.14)までの審理を経て結審、
 そして2023年3月22日に「原告の請求を棄却する」という判決が言い渡されました。

2020年10月15日 第1審提訴の日

 判決を受けて、その判決は不当であるとし、「控訴する」ことを決めました。
 提訴の時から私たちが司法(裁判所=法をつかさどるもの)に求めているのは、
 主権者(国民)と主権者から業務やときに権限を委託される者(大臣や官僚)との関係の根幹についての是非判断なのですが、一審判決はその判断から逃げたものでした。
 
■第二審でグリーンコープは、一審判決が基礎においた「賠償負担金や廃炉円滑化負担金が電気の全需要家が公平に負担すべき電気事業に係る公益的課題に要する費用である」に対して、
「これらは公益的課題に要する費用ではない」ことを明確に立証していくことになりました。

 それに対し、被告(国)がどのような反論をしてくるのかを見据えていくことになります。
そのうえで、裁判所が一審の判決で逃げていた、主権者と主権者から業務やときに権限を委託される者との関係の根幹について、心から納得できる判断を司法には示してくれることを期していきます。

「託送料金認可取消請求控訴事件」
第一回口頭弁論期日及び期日前行動:閉廷後の報告集会はZoomでも参加いただけます。

日時:2023年9月19日(火)13時30分~
・13時30分~14時…六本松公園(裁判所前・福岡県弁護士会館横)で期日前行動
・14時…裁判所1階フロア―で待機し、時間が来たら第101号法廷の傍聴席に入ります。
・14時30分~ 「控訴審」第一回口頭弁論
・閉廷後、弁護士会館2階会議室で、記者会見・報告集会を行います。

●閉廷後の報告集会のZoomに参加下さる方は、パスワード等をお知らせしますので、以下までご一報ください。
 ✉ ssokuteisitu@yahoo.co.jp 

馬場は当日、原告のグリーンコープでんきの人たちと一緒に、福岡地方裁判所の控訴審に立ち会う予定ですので、後日、報告させていただきます。

♦控訴審「訴訟理由」は、以下でご覧いただけます。
 ⇒ https://drive.google.com/file/d/1UKMAdKP9K1DU4jQGvcEzSC2bqO1rNe0A/view?usp=sharing

控訴審も引き続き、関心を向けていただけますよう、お願いをします。

2023年9月16日記 

        「グリーンコープの託送料金訴訟を支える会・静岡」事務局 馬場利子

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9月19日(火)グリーンコプでんき:託送料金取り消し訴訟、控訴審初公判が開かれます。静岡放射能汚染測定室

3月22日『託送料金取り消し訴訟』の判決が出ました。報告:馬場利子

2020年10月15日に『グリーンコープでんき』より提訴された、『託送料金取り消し訴訟』の判決が3月22日、福岡地方裁判所で出されました。
 当日は、私(馬場)も現地で原告の皆さんと一緒に判決を傍聴しましたので、裁判の簡単な経過と共に、報告をさせていただきます。

・・・・・・

 この訴訟は、2017年に『託送料金(電気を消費者に送るための送電費用)に、「原発事故賠償負担金」と「廃炉円滑負担金」を上乗せして消費者から徴収して良い』とした経済産業省令がでてから足掛け6年。
送電費用と全く関係がない2つの費用を、電気事業法の改正(国会審議が必要)をしないで、経済産業省の1委員会で決めたことの違法性を容認できないとして、国を相手とした裁判を行うと決めるまで40回の託送料金裁判検討委員会を開き、原告となる一社『グリーンコープ共同体』(40万人)が、各地域で勉強会や討議を重ねての訴訟でした。

この裁判は、九州の1つの新電力会社による裁判ではありますが、「電気料金が国会審議だけで勝手に決められる」としたら、これから先も、電気を送る費用に関係がないお金を上乗せして支払わなければいけなくなるのは、全国のすべての消費者に関わる問題でもあります。

静岡では、2021年6月に『グリーンコープでんき託送料金を支える会・静岡』を作り、参加を呼び掛けて、裁判を応援してきました。

・・・・・・・・・・

日本では、議会制民主主義によって運営されることが憲法で決まっています。
そして、立憲主義に立って政策や国の運営がなされる日本においては、人に『義務』と『制限』を加えられるのは法律に依って決められている場合だけです。

「電気事業法」の中で託送料金として規定されているのは、『託送料金は託送に関わる必要経費と適正な利益』となっています。
この裁判で、裁判所に判断してもらいたいとして訴えたのは、【託送料金として全く関係がない「原発事故賠償負担金」と「廃炉円滑負担金」を託送料金の営業費として上乗せして徴収しても良いのでしょうか?】ということでした。

判決は、その問いに全く答えず、国が答弁した文章を引用するような文章でした。

判決を伝える原告

《判決について、『グリーンコープでんき託送料金を支える会』より、以下の一報が届きました。
支える会の皆さま。
いつもお世話になっています。昨日(3月22日)、福岡地方裁判所で託送料金訴訟の判決が出ました。
原告の請求を棄却するというものでした。心より残念です。
原告適格は認めましたが、この2つの負担金(賠償負担金と廃炉円滑化負担金)は公益のために電気利用者のすべてが負担するものであり、経産省の認可処分は法律の委任範囲内のものであり、違法ではない、というものでした。
国が出した準備書面をそのままなぞるかのような判決でした。憤りと悔しさはありますが、あきらめることはできないと思っています。
今後について、来週3月30日にグリーンコープ臨時理事会を開いて、裁判を上告するかどうか決めていきます。
方針が定まりましたら、あらためてご一報させていただきます。
よろしくお願いいたします。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「託送料金訴訟経過報告」
ホームページURLはこちら↓
https://www.greencoop.or.jp/takuso-ryokin/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 裁判傍聴の私感は、追ってご報告しますが、私は【裁判も公式(公開)のコミュニケーション・ツール】だと思っていますので、残念ではありますが、私たちの(正当な(笑))意見に同意しない人(裁判官)が居ることは当然あると思っています。
主張が通らなかったからと言って、今回の裁判が無意味だったとは決して思えません。
意見が違っても、どこまでも話し合い(問い続ける)中で、社会の作り方を法廷以外で替えている場合が少なくありません。
何より、判決が出た後で行われた記者会見ではでは、新聞記者さんたちの的確な質問がありました。
そして、原告団報告会に参加した1人1人が、自分の言葉で裁判について思いを述べ、判決を不服として「上告をして欲しい」という人たちの力強い発言に深く感動しました。

記者会見に臨む原告団代表

皆さんに応援していただいている【託送料金裁判】について、引き続き、報告をしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

2023年3月24日
馬場利子記

♯グリーンコープでんき託送料取り消し訴訟

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3月22日『託送料金取り消し訴訟』の判決が出ました。報告:馬場利子静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第91号(7月30日号)を発行しました。& 夏休みのお知らせ

『測定室だより』は測定室の会報として発行しています。
 ♦会員の皆さんには、すでにお手元に届いていると思いますが、
  万一、まだ、受け取っていない方は、ご一報ください。

 ♦今号(91号)は、2022年度最初の会報となりますので、会員継続の手続きをしていただいた方にお送りしています。
  万一、会員継続の手続きをお忘れの方は、会費振込をいただきましたら、直ぐにお送りいたします。

 ♦発送は、7月21日(木)に行っていますが、
  万一、受け取っていない方は、お手数ですが、ご一報ください。
 
 《連絡先:mail:ssokuteisiru@yahoo.co.jp 》

たより91号表紙


今号では・・
 ★ 2022年4月16日~6月16日に、静岡測定室で測定をした17検体(食品:13検体、環境試料:4検体)の測定結果を掲載しています。

♦特記すべき測定は、
 当室特別会員であるこだわりの味協同組合の職員の方の測定研修に、
 測定試料として、駿河湾深層水(原水と純水)を持参して下さった測定の結果を掲載しています。
 普段手に入らない水ですので、興味深い結果を報告することができました。

♦また、寄稿文:『リニアと電気消費―原発との関係』芳賀直哉:静岡県リニア工事差止め訴訟の会の)では

 リニア中央新幹線が環境を破壊しているだけでなく、エネルギーの大量消費なくしては運転できないことを、
 明快に論じられています。

 会員通信ではなりますが、その視点を多くの皆さんと共有させていただきたく、
 以下に、転載いたします。

寄稿文:『リニアと電気消費について』

♦継続して報告をしています『グリーンコープの託送料金訴訟』(第7回)の報告もご覧ください。

託送料金裁判第7回報告


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この『測定室だより』は会報として発行していますが、
 購読をご希望の方には、紙冊子1部500円(送料込)・ネット会報1部300円でお送りしています。

 ⇒ウエブ会報をご希望の場合は、mail:ssokuteisitu @yahoo.co.jp 迄、ご連絡ください。

★年間購読料(5号/年)は3000円(会員の方の測定料は、一般の測定の半額以下になっています)です。
  
定期購読申込みは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp 
       ℡&fax:054-209-2021       まで、ご連絡ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

❤同じ想いの人が集う、市民測定室の活動を支えて下さる皆さんに感謝して、
 これからも、『知ることから始める暮らし』を続けていきたいと思います。

暑い日が続きますが、コロナ感染者の急増も含め、くれぐれも健康に留意され、
 お過ごしください。

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測定室の夏休み

 猛暑の夏は、測定器もクーラーの温度調節が必要になります。
              人も測定器も、ペースダウンをしてエネルギーチャージをさせていただきます❤  

2022年7月30日    馬場利子記

#静岡放射能汚染測定室の夏休み
♯リニア中央新幹線と電気消費
#グリーンコープのの託送料金訴訟(第7回)報告

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『測定室だより』第91号(7月30日号)を発行しました。& 夏休みのお知らせ静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第89号(2022年4月20日号)を発行しました♪

『測定室だより』は測定室の会報として発行しています。
 ♦会員の皆さんには、すでにお手元に届いていると思いますが、
  万一、まだ、受け取っていない方は、ご一報ください。

 ♦また、今年度(2021年度)より、会報をメールで受け取る【ウエブ会員】を設けました。

 ♦ウエブ会員の方には4月15日にメールにて、会報をお送りしましたが、
  万一、受け取っていない方は、お手数ですが、ご一報ください。
 
 《連絡先:mail:ssokuteisiru@yahoo.co.jp 》

『測定室だより』89号表紙

今号では・・
 ★ 2021年12月11日~2022年3月11日に、静岡測定室で測定をした78検体(食品:76検体、環境試料:2検体)と浜松分室で測定をした食品1検体の測定結果を掲載しています。

また、特記すべき記事は、

■グリーンコープでんきが、「賠償負担金」と「廃炉円滑化負担金」が経済産業省令によって託送料金に上乗せされることの違法性に対して国相手として2020年10月15日、福岡地方裁判所に提訴した
 【託送料金取り消し訴訟】(https://www.greencoop.or.jp/takuso-ryokin/)の第6回期日(2022年3月23日)の報告を掲載しています。

私たち測定室(馬場利子)は、この取り消し訴訟を提訴する前の【グリーンコープ託送料金検討委員会】にも3年間参加し、
 グリーンコープ内で、訴訟の意義や必要性が討議される過程も共有させてもらいました。

「間違ったことは、おかしい!とハッキリ伝えることが大事」
という当たり前の気持ちが、
 (一社)グリーンコープのメンバーを裁判に向かわせ、国の違法を問うています。

■私たち『静岡放射能汚染測定室』でも、『グリーンコープの託送料金訴訟を支える会・静岡』を2021年6月に発足させ、裁判を応援しています。

グリーンコープでんき『託送料金取り消し訴訟』6回期日報告

・・・・・会報に折り込みをしたチラシは『6月4日(土)の上映会と講演』です・・・・・・・・・

6月4日(土)『国民の選択』上映と監督の講演チラシ表

[caption id="attachment_6968" align="aligncenter" width="640" caption="6月4日(土)『国民の選択』上映会と講演チラシ裏"][/caption]

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この『測定室だより』は会報として発行していますが、
 購読をご希望の方には、紙冊子1部500円(送料込)・ネット会報1部300円でお送りしています。

 ⇒ウエブ会報をご希望の場合は、mail:ssokuteisitu @yahoo.co.jp 迄、ご連絡ください。

★年間購読料(5号/年)は3000円(会員の方の測定料は、一般の測定の半額以下になっています)です。
  
定期購読申込みは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp 
       ℡&fax:054-209-2021       まで、ご連絡ください。

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❤同じ想いの人が集う、市民測定室の活動を支えて下さる皆さんに感謝して、
 これからも、『知ることから始める暮らし』を続けていきたいと思います。

  2022年4月18日    馬場利子記

#グリーンコープでんき託送料金取り消し訴訟
#グリーンコープの託送料金訴訟を支える会・静岡

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『測定室だより』第89号(2022年4月20日号)を発行しました♪静岡放射能汚染測定室

■託送料金取り消し訴訟第5回期日(12月13日・月)報告    

ご報告が遅くなりました。
12月13日(月)に開かれました【託送料金取り消し訴訟第5回期日】の報告をいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
グリーンコープでんきが、国に対して提訴した『託送料金(電気の送配費用)に、原子力発電所の関連経費である①原発事故損害賠償負担金と②廃炉円滑化負担金を上乗せして、送電網を利用する電力会社に請求する』経済産業省の省令の取り消しを求める裁判(2020年10月15日提訴)の第5回法廷が、
2021年12月13日(月)11時より福岡地方裁判所で開かれました。
 コロナ禍で、県を越えた移動の自粛が続き、福岡地方裁判所で開かれている法廷の傍聴は近隣の原告支援者に限られていましたが、
今回、初めて静岡より裁判の傍聴に参加できました。 

見上げる福岡地方裁判所


 ♦玄関で金属探知機や厳重なボディ・チェック、持っていたカメラもバックに入れるように注意を受け、ようやく入所。

♦裁判は裁判所大法廷で行われました。

福岡地方裁判所大法廷

・正面に裁判官3名。裁判長(男性)が中央に、右陪席に男性、左陪席に女性の裁判官。

・右の前の被告代理人席には、前のテーブルに若い男性3名と女性1名。後ろの椅子に男性2名・女性1名:計7名の国側代理人が着席。7名全員が若い代理人でした。
・左の原告代理人席には4名の男性弁護士。 傍聴者は、約30名の参加がありました。

裁判の報告
 以下に、代理人の弁護士の報告書の要約を記します。                                            
1、原告からは12月6日に提出した準備書面3を、国からは12月6日付け第5準備書面を陳述。同期日に原告代理人:馬場弁護士が意見陳述を行いました。

2、裁判所より、原告に対して以下の指摘がなされました。「被告は電気事業法18条1項が委任(法律に規定がなくても託送料金に2つの費用を課すのは委任の範囲で認められる)の根拠規定になると主張しているが、原告は同項が委任の根拠にはならないと主張しており、なぜ、電気事業法18条1項が委任の根拠にならないかを具体的に主張して欲しい」併せて、「被告は原告適格について、行政事件訴訟法9条2項にかかる主張をしているため、それに対する反論をしてほしい。」と言われました。

3、裁判長の指摘に対して、原告弁護団は、令和4年2月14日(月)までに、上記2点に関して、書面を提出することになりました。

4、次回期日は、令和4年3月23日(水)11:00~。
  この間3か月期間が空くため、審理の迅速化を図るため、被告には、原告から準備書面が提出された後、それに対する反論をできる限り検討しておくように、指示されました。

●裁判終了後の報告集会・・11:45~13:30 裁判所前にある弁護士会館にて。

法廷終了後の報告集会

弁護団4名・傍聴者約30名・グリーンコープでんき関係者7名、Zoom参加者による報告集会が行われました。

最初に裁判で意見陳述を行った馬場弁護士から、陳述の内容について説明があり、参加者からの質疑に弁護士さんが答える形で、裁判官がどの様に裁判を進めようとしているのか、解説を聴くことができました。

当日はグリーンコープの組合員理事さんが岡山県や熊本など遠方から傍聴参加するだけでなく、グリーンコープに商品を納入している生産者さんたちで作っている【グリーンクラブ】の役員の方たちも鹿児島などから参加していました。
また、組合員で脱原発の活動をしている方も、個人参加で傍聴を続けられている裁判への想いを熱く語られました。
組合員の方たちが託送料金の勉強会を積み重ね、総代会で裁判を提訴する決議をされた丁寧な議論の意義を改めて感じました。

私は、託送料金裁判の検討委員として3年余り静岡から参加させてもらい、この裁判が提訴できたことへの感動と感謝を伝え、静岡でも引き続き、【託送料金訴訟を支える会・静岡】で応援していくことを話させてもらいました。

♦この報告集会の報告はグリーンコープのホームページ:【託送料金訴訟経過報告】(https://www.greencoop.or.jp/takuso-ryokin/soshokeikahokoku/)にも掲載されています。

■この託送料金取り消し訴訟は、グリーンコープでんきのみの利害訴訟ではなく、国の違法な政策に対して訴えを起こすことができる時期(政策実施より6か月以内)に異議申し立てをしなければ、
将来にわたって、電気料金(託送料金)に上乗せして、電気を使う人すべてが支払わなくてはならなくなります。

そうした点で、「原子力発電所で発電された電気は使いたくない」「原子力発電所を無くしたい」と新電力を選んだ人たちにとっても、公正な電力政策を求める裁判と言えます。
来年も、引き続き、託送料金裁判を見守り、応援していただけますようお願いをします。

     2021年12月31日  馬場利子記

#グリーンコープでんき託送料金訴訟
#託送料金(電気の送配費用)に、原子力発電所の関連経費である①原発事故損害賠償負担金と②廃炉円滑化負担金を上乗せ、違法

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■託送料金取り消し訴訟第5回期日(12月13日・月)報告    静岡放射能汚染測定室