健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

2011/12/05Daily Archives

測定室からのお知らせ

2011年12月4日
馬場利子記

『測定室だより』第5号を11月30日(水)に
発行・発送をいたしました。
この『測定室だより』は会員通信として発行していますが、
一般の方で購読を希望される方には、お送りしています。

<今号では>、
■10月12日~11月10日に当室で測定しました49検体の測定結果を
掲載しました。

■現在、平成23年度産の日本のお茶は全てにセシウムが検出されていますが、
当室で測定、定量(セシウム134,137)したお茶を引用にして、
飲む状態で測定をした結果を3例掲載しています。

■静岡県内25か所の松葉の測定結果を地図にして掲載しています。
1本の松の木から、福島原発事故の影響を受けた平成22年度に生育した松葉と、
事故後、成長した松葉を採取し、事故の影響とその後の地域の放射線量の比較をしています。
静岡県内の調査ですが、原発事故の影響と来年度の予測をするのに、
有用なデータだと思います。

<購読を希望される方は>
℡ or fax : 054-209-20121
Mail :_____________________
までお申し込みください。

創刊号よりバックナンバーもあります。
1部 500円+送料 80円です。

< 測定室会員のみなさんへ>
『測定室だより』発送の際は、名簿の確認等行っておりますが、
万一、数日経ってもお手元に届かない場合は、ご一報くださいますよう、
お願いします。
お手数を掛けますが、よろしく願いします。

<今後の測定予定>
■現在、測定依頼をいただきますと、来年1月末以降の測定になります。

■年末の休業中に、測定器のメンテナンスと心臓部NaIの再調整を行います。
その間を縫って、先月皆様にアンケートの協力をいただいた
『測定結果を知りたい食品』の測定を行う予定です。
結果は1月末発行の『測定室だより』第7号に掲載いたします。

■今回報告いたしましたように、当室で初めて米からセシウムを定量しました。
玄米で定量したセシウムの値と同じお米の白米では、
当然のことですが、白米の方が値は低くなっています。

当室では、このお米の測定依頼者にお願いして、
定量したお米を提供いただき、炊飯をして測定をします。
炊飯に使用する水も、当室で定量し、検出限界以下の水を使用します。
米とセシウムの関係を見ていきたいと思っています。

追ってご報告します。

引き続き、放射能の内部被ばくを少なくするための測定活動に
ご協力をよろしくお願いします。

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