健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

放射能測定Tag Archives

お知らせです!3月12日(月)“放射能を話そう♪”に・・

3月12日(月) 13:30~15:00 プラムフィールドに、
特別ゲストの参加があります!

山形県で仲間と一緒に安全な農産物を生産し、加工も行っている
白鷹農産加工研究会(http://www1.shirataka.or.jp/noukaken/)の
鈴木さんが来静して下さいます。

山形県は福島県と県境を共有している町ですが、
県内は比較的放射線量が高い所と、静岡と変わらない所があり、
農産物への影響もそれに準じて様々なことが起こっているようです。

被災地での暮らしや農産物の汚染状況、
放射能に対応するためにどんな動きがあるのかなどのお話を伺います。

白鷹農産の耕作地は昨年9月に当測定室で測定を行っていますので、
汚染はセシウム134+137合計が、18㏃/kg~27㏃/kgと低く、
これまで続けている有機農法での生産を継続する事が出来ています。

山形の伝統の発酵食品などの紹介、試食もしたいと思います。

★スカイプ参加の皆さん、試食をご一緒できなくて、ごめんなさい。
その代り、リクエストがあれば、美味しさの発送もいたします。

どうぞ、ご一緒に美味しい話を伺いましょう!

2012年3月8日(木)      馬場利子記

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お知らせです!3月12日(月)“放射能を話そう♪”に・・静岡放射能汚染測定室

測定室だより 第5号を公開します。

昨年11月30日に発行しました『測定室だより』第5号は
2011年10月12日から11月8日に測定した測定結果や、
測定室が主催した『チェルノブイリ・ハート』の上映会の報告や
アドバイザー 河野益近さんのアフタートークの様子などを掲載しています。

 ・測定室たより 第5号 目次       ・測定結果 (2011/10/12-11/08)
<< クリックすると拡大。
◆『測定室だより』第5号12ページ(PDF)◆

『測定室だより』は会員通信として発行していますが、
現在の最新号は第7号となりましたので、
既刊号のデータを皆さんに公開します。

測定した緑茶には、すべてのお茶から汚染が検出されていますが、
飲用茶にするとどのお茶も不検出(検出限界1Bq/kg以下)になっています。
参考にしていただければ、嬉しいです。

2012年2月21日 馬場利子記 

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測定室だより 第5号を公開します。静岡放射能汚染測定室

島田市の溶融炉で放射能はどの様に振る舞うのでしょう?

昨日(16日)と今日(17日、島田市では、東北地方の瓦礫の試験焼却が行われています。

15日 8:45のNHKニュース、がれきの試験焼却、運び入れ動画(約4分)。

島田市の溶融炉で焼却される時、放射能がどの様な動きをするか、当測定室のアドバイザー河野益近さんにご意見を伺いました。

以下、転記させていただきます。参考になればと思います。

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焼却温度が高いということで、ゴミに含まれる放射性セシウムはますますガス状になる割合が多くなると思います。
薪ストーブの灰に放射性セシウムが多く含まれているのは、元が多いこともありますが、燃焼温度が低いので多くが灰に残るのだと思います。
放射性セシウムを含むゴミを焼却場で焼却した場合、炉内で放射性セシウムがどのように振舞うかを定性的に考えてみました。

①     ゴミを高溶融炉(1700~1800度)で焼却すると、焼却炉内で放射性セシウムは、安定した化合物の状態から分解してガス状に変わると思われます。
②     ガス化した放射性セシウムは活性であるため、周囲にある水蒸気と反応して水蒸気に取り込まれることになります。
③     この放射性セシウムを取り込んだ水蒸気は、水蒸気のままあるいは周辺に漂う灰に吸収されて、フィルターへ向かうと考えられます。
④     灰に吸収された部分については、フィルターで効率よく除去することができるということですが、水蒸気をフィルターがどの程度除去できるかはよくわかりません。
⑤     この放射性セシウムを含んだ水蒸気は、フィルターで除去できなければ、そのまま排気塔から環境へ放出されることになります。

焼却炉の各行程での放射性セシウムの分配を調べるには、この排気される水蒸気に含まれる放射性セシウムについても調べる必要があるとおもいます。またフィルターの水分除去率も知る必要があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日(17日)、島田市市議会議員さんが、試験焼却されている瓦礫を測定のために、持って来てくださいました。

測定容器を別に作って用意をしましたので、土日の測定室がお休みの間に測定をしたいと思います。

結果が出ましたら、HPでお知らせしたいと思います。

2012年2月17日記 馬場利子

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島田市の溶融炉で放射能はどの様に振る舞うのでしょう?静岡放射能汚染測定室

2月10日、島田市で松葉のサンプリングをしました。

島田市が2月16日(木)に瓦礫の試験焼却を行うという発表がありましたので、
急きょ、松葉による環境放射能の測定を研究テーマにしている河野益近さん
(当測定室アドバイザー、京都大学在職)を招聘して、事前の環境測定用の
松葉採取を行いました。

松葉採取にあたり、松の木の所在地を教えていただけるよう、前日にメール
などでお願いしたにもかかわらず、多くの方から情報を寄せていただきました。
本当にありがとうございました。

多くの場所でサンプルを取っても、焼却による環境への影響を知るという点では、
効果が変わらない為、また、1サンプルあたり1~3日の定量時間がかかる事も
考えあわせて、島田市で7か所、市の境(牧の原市)で1検体、比較対象として
静岡市で1検体、合計5か所での採取となりました。

事前調査の結果は、定量が出来たデータから順次、ご報告していきます。

今後の調査委予定は、
① 試験焼却(16日)の2~3日後に、同じ地点でサンプリングを行います。
② それ以後のサンプリング調査については、島田市の方とも相談をして決めたいと思います。
  この相談の期日は、今回の2回の調査結果が出たところで行う予定をしていますが、
  島田市の会員さんより意見を頂けるようでしたら、メール、ファックス等でお寄せ下さい。
  現地の方の要望や希望を伺いながら、今後の調査につなげていきたいと思います。

今回、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
                            2012年2月11日(土)  馬場利子記

追記:
瓦礫に入っている放射性物質は、燃やされたときに水蒸気とともに、大気中に排出される
ことも考えられます。また、燃えなかった瓦礫は、1800℃で溶かされ溶融物として、
水砕ピットに落ちて冷やされ、ガラス状のスラグになり、道路などの材料に利用されます。
施設から排出される水蒸気や、水砕ピットの水の処理も気になります。
ゴミ焼却の仕組みは、下記をご参照下さい。
「ごみゼロ日記 静岡」田代環境プラザレポート。
http://ameblo.jp/gomizeo/entry-10194940576.html
                      ・田代環境プラザ(島田市焼却施設)–>

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2月10日、島田市で松葉のサンプリングをしました。静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』 第4号を公開します。

『測定室だより』は測定結果等を会員に報告する会報として発行していますが、最新号(現在は2011年12月30日発行の『測定室だより』第6号)を発行する毎に、既刊の情報を一般に公開しています。

『測定室だより』第4号は、9月15日~10月11日に測定した測定結果を掲載しています。

また、静岡県内25箇所の松葉による汚染調査結果も報告しています。静岡県内であっても、汚染状況は地形、風の流れた場所によって大きく違う事が分かります。また、松葉の測定は、事故の影響を受けている3月14日~4月にかけて葉としてあった2010年の松葉とその後、生育した2011年の松葉を同じ木から採取して比較していますので、事故後に生育した松葉の汚染は極めて汚染が少なくなっています。空気の汚染数値の比較がここで分かります。

 
当測定室では、緑茶の汚染に対して茶葉の測定と共に、その茶葉を飲用にして“お茶”にして測定しています。飲用にした場合、現在まで測定したすべてが1リットルあたり検出限界(1Bq/kg)以下という結果です。

 
食す状態で放射能の汚染の有無を知っていきたいと思っています。参考にしていただければ嬉しいです。

◆『測定室だより』第4号12ページ(PDF)◆

2012年1月17日 馬場利子記 

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『測定室だより』 第4号を公開します。静岡放射能汚染測定室