健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

環境省が『原子力被災者等の健康について~』の  会議を公開しています。

環境省が本年6月14日、
第1回「原子力被災者等との健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会」を開催し、
その懇談会(2時間半)を動画で配信しています。
http://www.ustream.tv/recorded/23304292

この懇談会には、医学的な立場だけではなく、
リスクコミュニケーション(災害が在った時の情報伝達)など、
各方面の専門家と言われる方がたが、意見を交わしています。

お時間のある方は第1回の懇談内容をご覧下さり、
今後、市民として、
放射能と共に暮らす社会で何を調査、情報伝達して欲しいのか、
『環境省環境保健部環境安全課ehs@env.go.jp 』に
提案や意見を届けていただきたいと思います。

◆そして、
第2回の懇談会が 
7月19日(木)17:00~19:00にあります。

この懇談会も動画が同時配信される事になっています。

残念ながら、マスコミの取材は傍聴を許可されていますが、
一般の傍聴は許可されていません。

後付けの情報収集しか出来ませんが、
懇談会で何を話し合って欲しいのか、
何を視点として市民への情報伝達をして欲しいのか、
伝える事は出来ます。

国(環境省)もより安全な社会を構築する為の取り組みをしています。

たとえば、 第1回の懇談会では、
放射性カリウムとセシウムの被爆量を実際に食事調査を行い、
比較したデータを示して、内部被爆について講演もなされています。
私たちの知りたい事は、
長い生物暦の中で存在している放射性カリウムと、
原発事故で人為的に通常では存在しない放射性セシウムが
健康被害に効力として違いがあるのかどうか・・
であると思います。

専門家の報告を被害が無い・・・というデータとして取るのか、
『健康被害』の視点で、市民が知りたい事を伝える事で
専門家に答えて貰えるように、研究を構築する要望を届けたいと
思います。

皆さんの大きな関心を寄せていただける事を期待します。

・・以下に環境省からの第2回の懇談会の案内を転記します。・・・・・・

平成24年度第2回原子力被災者等との健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会の開催について(お知らせ)
 東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により、原子力被災者をはじめ、国民全般が、放射性物質による健康影響等に不安を感じている状況にあります。こうした状況への対応について、幅広い分野の有識者の方々に自由に議論をしていただき、その参考とするため、環境大臣の私的懇談会として、「原子力被災者等との健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会」を設置し、開催いたします。

1.日時
平成24年7月19日(木)17:00~19:00

2.場所
中央合同庁舎第5号館22階 環境省第1会議室
(東京都千代田区霞が関1-2-2)

3.内容
(1) 放射線の健康への影響にかかるコミュニケーションについて (2) その他 ※ 細野大臣および横光副大臣出席予定 4.取材の事前登録
 本委員会は、報道関係者の取材を受け付けるとともに、動画配信を予定しています。
 
※環境省総合環境政策局環境保健部
石綿健康被害対策室
直通:03‐5521‐6550 代表:03‐3581‐3351
室長   :桑島 昭文(6381)
環境安全課
直通:03‐5521‐8261
代表:03‐3581‐3351
課長補佐:森川 博司 (6352

・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です・・・・・・・

国の政策決定前に、意見を届けたいと思います。

2012年7月18日
馬場利子記

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環境省が『原子力被災者等の健康について~』の  会議を公開しています。静岡放射能汚染測定室

第10回“放射能を話そう♪”を開きます!

昨年の7月から月1回、平日に開催してきましたが、会員さんから
「仕事をしているので、土日ならばボランティアも出来るしし、活動にも参加したい」
というご意見をいただいていましたので、
今回の“放射能を話そう♪”は7月14日(土)に企画しました。

午前の部 ; 10:30~12:00
午後の部 ; 13:30~15:00

・テーマ
◆震災瓦礫の事
◆地域安心マップの環境試料測定の事
◆食べ物の事・・
◆新しい測定器の見学

測定室も活動を再開してから1年。
放射能と暮らす知恵を分かち合っていきたいと思います。
—————–

第3回 うさと展  絹・綿・麻のナチュラルウェア、うさとの服、展示・販売
同日(7/14-15 )に プラムフィールド主催(スッタッフは測定室と同じです)の
“うさと展”を開催していますので、そちらもご覧頂けるように準備をしています。
 <-- 画像をクリックすれば大きくなります。
・詳細はチラシ(pdf)をご覧ください。---> 20120714
・プラムフィールドのホームページにも掲載されています。 –> プラムフィールド

お時間を作ってお出かけください。

2012年7月12日
馬場利子記

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第10回“放射能を話そう♪”を開きます!静岡放射能汚染測定室

瓦礫広域処理・・北九州市から瓦解か!!

北九州の震災瓦礫問題で活動している『北九州市市民検討委員会』
(http://hinanohanasi9494.blogspot.jp/)が、
瓦礫処理に関して、北九州市長、宮城県、鹿島建設3者が、
瓦礫の少ない宮城県から、北九州へ大量に搬送して処理するかのような契約関係を、
非常に複雑な手順で捏造し、公金140億円を詐取する疑惑を、記者会見で発表しました。

記者会見は、環境ジャーナリスト青木泰氏とともに、9日行われ、
北九州市 北橋市長に警告書を提出しています。

警告書の内容は、
① 石巻のがれきは、民間企業に委託し県内処理が始まっている。
② 宮城県の債務不履行への荷担
③ がれきの二重カウントによる国庫金詐取
④ 宮城県の損害賠償責任
⑤ 北九州市の搬出分に対する損害賠償金額
⑧ 国に対する詐取 
で詳細な理由を挙げています。 (『北九州市市民検討委員会・広域化調査チーム』HP参照)

この警告書は北九州の市民検討委員会のメンバーである弁護士さんによって作成されていることが、
特徴的です。
警告書の最後には、
「警告を受けてまでも広域処理を進めるならば、民事・刑事責任追及を行うと明記いたしました。」
と結んでいます。

環境省も承知して行われていると思われる宮城県の震災瓦礫の民間委託事業の
公金の不正支出問題が解明されれば、瓦礫の広域処理問題は国会でも野党の追及は避けられません。

北九州の市民の活動に感謝し、それに呼応して、広域処理を進めようとしている自治体に対して、
・瓦礫がすでに不足している
・すでに瓦礫は、民間産廃業者が各地域で処理を行っている
という情報の正否の確認を行う必要があると思います。
自治体が瓦礫焼却を行う以前から、すでに民間処理業者により、
首都圏の焼却灰を各地に運んで埋め立て処理をしているという情報についても、
環境省に問い合わせてみる必要があると思います。

震災瓦礫の広域処理について、国会で取り上げてもらえるよう
野党議員に働きかけが出来る方も、尽力をお願いいたします。

2012年7月10日
馬場利子記

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瓦礫広域処理・・北九州市から瓦解か!!静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第7号を公開します

『測定室』だよりは、会員相互に測定データを共有するために発行していますが、
新刊の『測定室だより』を発行する機会に、関心を持っていただける方に、
既刊のデータを掲載し、公開をしています。

◆『測定室だより』第7号は 2012年2月3日に発行したものです。

測定室だより7号印刷原稿 (全篇完成)

<今号では>、
■昨年、12月8日~1月11日に、当室で測定した58検体の測定結果を掲載しています。

■お茶、一番茶、二番茶、三番茶の測定比較をしました。
平成23年度産の日本のお茶は全てにセシウムが検出されていますが、
今回の測定では、同一茶園のお茶で、一番茶、二番茶、三番茶の測定比較をしています。
最も福島原発からの放射能の影響を受けた一番茶から、
時間が経つにつれて影響が小さくなっていくことが分かります。

■乳児、幼児用粉ミルクの原料産地をご存知でしたか?
測定依頼のあった粉ミルクの測定結果を掲載していますが、
測定に当たり、メーカーに原料乳の産地を問い合わせています。
その結果、 森永は非公開、アイクレオは北海道とアメリカ産原料であることが分かりました。

また、飲用牛乳(明治)も原料の産地はメーカー非公開でした。
産地に関心を持つ消費者に情報を伏せるのは、
放射能汚染の問題だけでなく、メーカーの姿勢が感じられる結果でした。
不安のある原料が使われていなければ、産地の公開をして欲しいものです。
疑わしきは、買わず・・でしょうか?

◆『測定室だより』のバックナンバーは、会員以外の方も購読していただけます。
創刊号(2011年7月発行~最新号11号 いづれも1号 500円です。
<購読を希望される方は>
Tel/Fax : 054-209-20121
Mail :  ssokuteisitu@yahoo.co.jp
当測定室までお申し込みください。

◆福島原発から、放出された放射性物質は全国、全世界を汚しました。
放射性物質は、消えることなく、移動します。
地下水、牛乳、小麦などの汚染はこれからです。

測定をすることで、内部被爆を少なくする食べ方、暮らし方を見つけていく作業に
ご一緒下さい。

2012年7月6日
馬場利子記

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『測定室だより』第7号を公開します静岡放射能汚染測定室

「測定室だより」第11号を発行しました。

6月30日(土) 測定室だより11号を発行、会員の皆さんに発送いたしました。

6月9日(土)の総会と、新しい測定器の試測定などで、
測定室だよりの発行が、遅くなりましたが、その分、測定報告も多く掲載しました。

11号は、以下の記事を掲載しています。

① 2012年4月8日~6月6日に測定した95品目の測定結果
② 新しい測定器による環境試料31試料の測定結果
③『地域安心マップ』第1例目の島田市内の環境マップ
④瓦礫広域処理の見直しを求める要望書提出の報告記
⑤総会・記念講演の報告
⑥測定室からのお知らせ
その他などです。
島田市の瓦礫の試験焼却をきっかけに、
被災地現地で瓦礫処理が可能かどうかを、取材するなどしてきましたが、
6月1日に環境省の担当官と面会し、意見交換をした後に、
宮城県知事より、「広域処理は不要」とする要請文が上がるなど、
瓦礫の広域処理政策は、政策として破たんしてきています。
地域でまだまだ出来ることはあります。

★この『測定室だより』は会員向けの会報として発行していますが、
購読を希望の方は、以下にお申し込みください。お送りします。

◎会員外で購読を希望される方は、当測定室までお申し込みください。
Tel/Fax : 054-209-20121  Mail :  ssokuteisitu@yahoo.co.jp
創刊号よりバックナンバーもあります。 1部 500円+送料 80円=580円です。

< 測定室会員のみなさんへ>
『測定室だより』発送の際は、名簿の確認等行っておりますが、
数日経ってもお手元に届かない場合は、お手数をお掛けしますが、ご一報、お願いします。

また、6月は新年度の移行の時期になっています。
すでに多くの会員の皆様に、年会費の振り込みをいただいていますが、
まだ、会費納入をいただいていない方にも、引き続き、内部被爆を減らしていく活動に参加いただけますよう
お願いをいたします。

2012年7月6日
馬場利子記

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「測定室だより」第11号を発行しました。静岡放射能汚染測定室