健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

今年1月24日(金)に、一緒に味噌つくりをして下さった皆さんへ

測定室で、味噌つくりをして下さった方へのお知らせです。

不純な天候が続いていますが、皆さんもお味噌もお元気の事と思います。

手作りみその天地返しの時期がきました。
このひと手間で、みその風味がぐっと上がります♪

天地返しの方法もいろいろありますが、
以下は、私たちが長年やっているやり方ですので、参考にしてください。

・準備するもの…ホワイトリカー・焼酎・日本酒など
           ゴムべら、ペーパータオル、サランラップ(皿)

<手順>
 ①新聞等を敷き、カメを置き、紙ぶたをとる。
 ②ゴムべら・手~腕をホワイトリカー等で拭く。
 ③みその表面にカビが生えていたら、ゴムべらで取り除く。
  (カビを見ても驚かなくても大丈夫!きれいな味噌の色が見えるくらいの厚さで取り除いてください)
 ④ゴムべら、または手~腕を思い切って入れ、味噌の上下を逆さにする気持ちで混ぜる。
   手~腕のほうが混ぜやすくて楽しいです!
 ⑤塩ふたの塩は、好みで混ぜ込んでもいいです。
 ⑤表面を平らにする。
 ⑥味噌より上部のカメの中を、きれいにふき取る。特に味噌との境目あたりをていねいに!
 ⑦カメのふちや外側も軽くリカーで拭く。
 ⑦表面にラップをおき、紙ふたをする。(ラップでなく、リカーで消毒したお皿等でもOK)

その他の天地返しの方法もありますので、
味噌つくりをしている方に尋ねたり、本やインターネットで調べてみて、
自分のやり方をみつけるのも楽しいと思います。

★9月末~10月くらいから、おいしく食べられます!
 また、みなさんの味噌の様子や、味、感想を教えてください。

 ※不明な点がありましたら、おたずねください。
℡;054-209-2021 (月~木 10:00~16:00)

測定室では、来年の1月も、毎年恒例『手前味噌つくり』を行います。
ご一緒に味噌を仕込んでみませんか?
日程は、後日、『測定室だより』、HP等でお知らせします。
お楽しみに!

2014年7月19日(土)
伊藤美智代記

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今年1月24日(金)に、一緒に味噌つくりをして下さった皆さんへ静岡放射能汚染測定室

『平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう』 なかにし礼 作

なかにし礼さんが、集団的自衛権の閣議決定がなされた事に対して、
書かれた詩を、ここに掲載させていただきます。


 (写真は矢頭智剛撮影)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なかにし礼 作
『平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう』
                  
二〇一四年七月一日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された

この日 日本の誇るべき
たった一つの宝物
平和憲法は粉砕された
つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである

こんな憲法違反にたいして
最高裁はなんの文句も言わない

かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の
どんな時代よりも禍々(まがまが)しい
暗黒時代へともどっていく
そしてまたあの
醜悪と愚劣 残酷と恐怖の
戦争が始まるだろう

ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後
君もその中に巻き込まれる
いやがおうでも巻き込まれる

しかし君に戦う理由などあるのか
国のため? 大義のため?
そんなもののために
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人を刺せるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか

若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争にむいてないからだ

世界史上類例のない
六十九年間も平和がつづいた
理想の国に生まれたんだもの
平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり
生活であり存在理由なんだ

平和ぼけ? なんとでも言わしておけ
戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩(けんか)もしたくない
たとえ国家といえども
俺の人生にかまわないでくれ
俺は臆病なんだ
俺は弱虫なんだ
卑怯者(ひきょうもの)? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?
弱くあることも
勇気のいることなんだぜ
そう言って胸をはれば
なにか清々(すがすが)しい風が吹くじゃないか

怖(おそ)れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ
この世に生まれ出た時
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない
生き抜かなければならない
死んではならない
が 殺してもいけない

だから今こそ!
もっともか弱きものとして
産声をあげる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう
泣きながら抵抗をしつづけるのだ
泣くことを一生やめてはならない
平和のために!

==============
 ■人物略歴 ◇なかにし・れい
 1938年中国・牡丹江市生まれ。「石狩挽歌」「北酒場」など数々のヒット曲を作詞。小説では98年「兄弟」、99年「長崎ぶらぶら節」(直木賞)、2001年「赤い月」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は思い出します。
2011.3.11以後、泣きながら子どもたちに詫びた悲痛な日々を・・
2011.6.11以降、毎夜、毎夜、測定室への道を泣きながら、自転車に乗って走った事を・・
そして今も・・解決できない地球規模の汚染を続けながら、再稼働を許す人たち・・

無念の涙を無駄にはしまい・・

そんな想いが詞に重なって、
私も産声をあげる赤子のように、泣きながら抵抗をしよう!と思いました。

2014年7月17日
馬場利子記

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『平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう』 なかにし礼 作静岡放射能汚染測定室

7月16日(水)第30回“放射能を話そう♪”を開きます

ゲストには、
当室アドバイザー 河野益近さん(京都大学:松葉による全国汚染調査を実施している研究者)が
来て下さいます。

「福島の子どもたちのために、出来ることをしたい!」と始まられている測定について、
一緒にお話を伺いましょう!

また、当測定室の開設に尽力して下さり、
現在も測定室顧問をして下さっている渡辺春夫さんも浜松から来て下さいます。

測定室の新しい活動になる子どもたちの尿の測定による内部被曝量の調査について、
皆さんと想いを共有したいと思います。
放射能についての質問も、どしどし、して下さい!!

遠方の方は、スカイプ参加も大歓迎します。
◆スカイプ参加ご希望の方は、15日(火)までに
 お電話(054-209-2021)、または メール(ssokuteisitu@yahoo.co.jp)まで
 お申し込みください。

参加をお待ちしています。

2014年7月11日
馬場利子記

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7月16日(水)第30回“放射能を話そう♪”を開きます静岡放射能汚染測定室

7月12日(土)の講演会のお知らせをします。

浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団主催の、
講演会の開催のお知らせを頂きました。

会場は静岡市です。
お近くの方、お時間を作って、お友だちも誘ってご参加ください。

演題は:
「原発の本当のコスト~原子力発電が電気代を高くする~」

講師:大島堅一(立命館大学国際関係学部教授)

  <講師プロフィール> 専攻-環境経済学、環境・エネルギー政策論
    2011年 資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員、
    内閣官房国家戦略室エネルギー・環境会議コスト等検証委員会委員
    2012年静岡県原子力経済性等検証専門部会委員

   主な著書に「原発のコスト-エネルギー転換への視点」(岩波新書 大佛次郎論壇賞
   受賞)など

日時 : 2014年7月12日(土)14:00~16:30(開場13:30)

場所 : 静岡労政会館ホール
           (静岡市葵区黒金町5-1 JR静岡駅北口から徒歩10分)

入場無料・予約も不要です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主催者呼びかけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平成26年5月から中部電力の電気料金が値上げされました。
その理由は、浜岡原子力発電所の運転停止により火力発電の燃料費が大幅に増加し、
賃金引下げなどのコストダウンを図っても赤字は避けられず、よって電力の安全・安定供給を継続するため値上げせざるを得ないそうです。
しかし…本当に原子力発電は安い発電方式なのでしょうか?
それに、脱原発すると日本経済は悪くなるのでしょうか?
そもそも、原子力発電のために、税金や電気料金からどれだけのお金が回されているのでしょうか?

 一緒に、「原発のコストとみえない負担」について考えてみませんか。

               静 岡 法 律 事 務 所
                        弁護士 富  樫  早  苗
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2014年7月8日
馬場利子記

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7月12日(土)の講演会のお知らせをします。静岡放射能汚染測定室

放射能検診100万人署名事務局の小山潔さんにお話を伺いました。

7月3日(木) 「避難・移住・帰還の権利ネットワーク」事務局長(「100万人署名」の事務局も兼任)小山潔さんが、静岡放射能汚染測定室を訪ねて下さいました。

 (写真左から:測定室会員Kさん、小山潔さん、馬場利子、測定室スタッフ森田しずこさん)

100万人署名には、馬場利子も呼びかけ人として活動をさせて頂いていますが、
小山さんにお目にかかるのは初めてでした。

署名を始められたきっかけや、現状、これからの活動について、お話を伺いました。
全国署名が大きな目標に向かって、着実に広がっていく事を
小山さんのお話から実感していただけると思います。

大きな勇気を、皆さんにお届けします。

100万人署名の署名は、
(http://hinan.jimdo.com/%E5%8C%BB%E7%99%82%E7%BD%B2%E5%90%8D/)より、
インターネット署名も出来ます。

また、紙ベースの署名用紙が必要な方は、当室にご連絡いただければ、お送りいたします。

諦めることなく、出来ることを形にしていきたいと思っています。
皆さんの共感を、ぜひ、活動へと広げていただけるよう、お願いをします。

2014年7月5日
馬場利子記

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放射能検診100万人署名事務局の小山潔さんにお話を伺いました。静岡放射能汚染測定室