健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

測定室の夏休みをお知らせします。

いつも、放射能に関心を寄せ、測定活動にご一緒下さり、ありがとうございます。
測定室もプラムフィールドも恒例の長期夏休みをいただきます。

夏休みは 8月1日(金)~8月24日(日)です。

夏休みの間、測定器のパソコンも一休みさせてあげようと思います。

夏休みの間も、毎週木曜日 11:00~15:00はプラムフィールドを開けます。
測定器の様子を見ながら、小さな作業をしていますので、
お子さんの夏休みで、測定器の見学や、測定室を訪ねて下さる方がありましたら、
8月7日・14日・21日の木曜日にお出かけください。

放射能の測定器、電磁波測定器、マイクロ波測定器などの貸し出しは、
木曜日の発送、又は受け渡しになります。ご了解ください。

◆測定の申し込みは、
夏休みの間も、メール、FAXで受付をします。

◆測定は8月25日以降になりますので、
試料の送付は8月25日以降の到着でお願いします。

どうぞ、皆様も暑い夏を元気にお過ごしください。
心も体も、太陽のもと、健やかでありますように・・・。

2014年7月29日
馬場利子記

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測定室の夏休みをお知らせします。静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第33号を発行しました。

2014年7月30日発行の『測定室だより』第33号を会員の皆さんに発送いたしました。

『測定室だより』は当室の測定結果を全て掲載し、
会員の皆さんにお届けする会報として、毎月発行しています。

すでに、会員の皆さんにはお手元に届いていると思いますが、
万一、まだ、受け取っていらっしゃらない方は、お手数ですが、ご一報ください。

33号には、
◆5月30日~6月25日に測定した食品29検体と環境試料3検体の測定結果を掲載しています。

特に今回は、お茶の生産者である会員さんより、
多くの緑茶引用茶の測定依頼がありましたので、茶葉と飲用茶の測定結果を複数、報告しています。

◆特記すべき測定は、
家庭で保管されていた福島原発事故前(2010年6月)に収穫された緑茶の測定で、
セシウム137を、低い値ですが検出しました。

半減期の短いセシウム134は検出されませんでしたので、
これは、1986年のチェルノブイリ原発事故による汚染であると考えられます。

この結果を確認するため、
同じ茶葉を、当測定室のアドバイザーである京都大学原子炉実験所の小出裕章さんにお願いをして、
ゲルマニウム検出器で測定をしていただきました。
その結果、当然ではありますが、当室のNaIシンチレーション型検出器と
同等の測定結果が得られ、この測定結果も並行して報告をしています。

◆そして、今号の記事、当室アドバイザーの河野益近さん(京都大学)の連載の中に、
チェルノブイリ原発事故で排出された放射性物質は、105兆㏃に対し、
福島原発事故では、181兆㏃を越えて、世界最悪の原発事故となった
事を文部科学省が認めた」
と、データを挙げて書いています。

★この『測定室だより』は会員会報として発行していますが、
一般の方にも、ご希望があれば販売しています。

1部500円+送料80円(82円ですが、なぜかすんなり受け入れられず、80円で!)

ご希望の方は、以下にお申し込みください。
mail;ssokuteisitu@yahoo.co.jp
tel;054-209-2021

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チェルノブイリ原発事故は収束しているのに対し、
世界最悪・最大の放射能汚染となった福島原発は、
今なお、海に、空に、地下水に放射能の汚染を止められないでいます。

国が公表している海水や環境の放射能レベルは、少しずつですが、
濃度が上がって来ています。

放射能と共に暮らす私たちは、未来のために何が出来るのか、
考え続けたいと思います。

2014年7月27日
馬場利子記

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『測定室だより』第33号を発行しました。静岡放射能汚染測定室

今年1月24日(金)に、一緒に味噌つくりをして下さった皆さんへ

測定室で、味噌つくりをして下さった方へのお知らせです。

不純な天候が続いていますが、皆さんもお味噌もお元気の事と思います。

手作りみその天地返しの時期がきました。
このひと手間で、みその風味がぐっと上がります♪

天地返しの方法もいろいろありますが、
以下は、私たちが長年やっているやり方ですので、参考にしてください。

・準備するもの…ホワイトリカー・焼酎・日本酒など
           ゴムべら、ペーパータオル、サランラップ(皿)

<手順>
 ①新聞等を敷き、カメを置き、紙ぶたをとる。
 ②ゴムべら・手~腕をホワイトリカー等で拭く。
 ③みその表面にカビが生えていたら、ゴムべらで取り除く。
  (カビを見ても驚かなくても大丈夫!きれいな味噌の色が見えるくらいの厚さで取り除いてください)
 ④ゴムべら、または手~腕を思い切って入れ、味噌の上下を逆さにする気持ちで混ぜる。
   手~腕のほうが混ぜやすくて楽しいです!
 ⑤塩ふたの塩は、好みで混ぜ込んでもいいです。
 ⑤表面を平らにする。
 ⑥味噌より上部のカメの中を、きれいにふき取る。特に味噌との境目あたりをていねいに!
 ⑦カメのふちや外側も軽くリカーで拭く。
 ⑦表面にラップをおき、紙ふたをする。(ラップでなく、リカーで消毒したお皿等でもOK)

その他の天地返しの方法もありますので、
味噌つくりをしている方に尋ねたり、本やインターネットで調べてみて、
自分のやり方をみつけるのも楽しいと思います。

★9月末~10月くらいから、おいしく食べられます!
 また、みなさんの味噌の様子や、味、感想を教えてください。

 ※不明な点がありましたら、おたずねください。
℡;054-209-2021 (月~木 10:00~16:00)

測定室では、来年の1月も、毎年恒例『手前味噌つくり』を行います。
ご一緒に味噌を仕込んでみませんか?
日程は、後日、『測定室だより』、HP等でお知らせします。
お楽しみに!

2014年7月19日(土)
伊藤美智代記

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今年1月24日(金)に、一緒に味噌つくりをして下さった皆さんへ静岡放射能汚染測定室

『平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう』 なかにし礼 作

なかにし礼さんが、集団的自衛権の閣議決定がなされた事に対して、
書かれた詩を、ここに掲載させていただきます。


 (写真は矢頭智剛撮影)
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なかにし礼 作
『平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう』
                  
二〇一四年七月一日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された

この日 日本の誇るべき
たった一つの宝物
平和憲法は粉砕された
つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである

こんな憲法違反にたいして
最高裁はなんの文句も言わない

かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の
どんな時代よりも禍々(まがまが)しい
暗黒時代へともどっていく
そしてまたあの
醜悪と愚劣 残酷と恐怖の
戦争が始まるだろう

ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後
君もその中に巻き込まれる
いやがおうでも巻き込まれる

しかし君に戦う理由などあるのか
国のため? 大義のため?
そんなもののために
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人を刺せるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか

若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争にむいてないからだ

世界史上類例のない
六十九年間も平和がつづいた
理想の国に生まれたんだもの
平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり
生活であり存在理由なんだ

平和ぼけ? なんとでも言わしておけ
戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩(けんか)もしたくない
たとえ国家といえども
俺の人生にかまわないでくれ
俺は臆病なんだ
俺は弱虫なんだ
卑怯者(ひきょうもの)? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?
弱くあることも
勇気のいることなんだぜ
そう言って胸をはれば
なにか清々(すがすが)しい風が吹くじゃないか

怖(おそ)れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ
この世に生まれ出た時
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない
生き抜かなければならない
死んではならない
が 殺してもいけない

だから今こそ!
もっともか弱きものとして
産声をあげる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう
泣きながら抵抗をしつづけるのだ
泣くことを一生やめてはならない
平和のために!

==============
 ■人物略歴 ◇なかにし・れい
 1938年中国・牡丹江市生まれ。「石狩挽歌」「北酒場」など数々のヒット曲を作詞。小説では98年「兄弟」、99年「長崎ぶらぶら節」(直木賞)、2001年「赤い月」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は思い出します。
2011.3.11以後、泣きながら子どもたちに詫びた悲痛な日々を・・
2011.6.11以降、毎夜、毎夜、測定室への道を泣きながら、自転車に乗って走った事を・・
そして今も・・解決できない地球規模の汚染を続けながら、再稼働を許す人たち・・

無念の涙を無駄にはしまい・・

そんな想いが詞に重なって、
私も産声をあげる赤子のように、泣きながら抵抗をしよう!と思いました。

2014年7月17日
馬場利子記

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『平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう』 なかにし礼 作静岡放射能汚染測定室

7月16日(水)第30回“放射能を話そう♪”を開きます

ゲストには、
当室アドバイザー 河野益近さん(京都大学:松葉による全国汚染調査を実施している研究者)が
来て下さいます。

「福島の子どもたちのために、出来ることをしたい!」と始まられている測定について、
一緒にお話を伺いましょう!

また、当測定室の開設に尽力して下さり、
現在も測定室顧問をして下さっている渡辺春夫さんも浜松から来て下さいます。

測定室の新しい活動になる子どもたちの尿の測定による内部被曝量の調査について、
皆さんと想いを共有したいと思います。
放射能についての質問も、どしどし、して下さい!!

遠方の方は、スカイプ参加も大歓迎します。
◆スカイプ参加ご希望の方は、15日(火)までに
 お電話(054-209-2021)、または メール(ssokuteisitu@yahoo.co.jp)まで
 お申し込みください。

参加をお待ちしています。

2014年7月11日
馬場利子記

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7月16日(水)第30回“放射能を話そう♪”を開きます静岡放射能汚染測定室