経済産業省が2020年9月4日に出した【託送料金(電気を送る料金)に『福島原発事故損害賠償負担金』と『廃炉円滑化負担金』を上乗せして、全ての電気利用者から徴収を許可する】という決定により、私たちは電気代として、この2つの原発費用を上乗せして徴収されています。
この上乗せは国会の審議を経ず、電気事業法にも電気代として計上を認めていない違法な許可であるとして、九州の小売電気事業を営む【グリーンコープでんき】は2020年10月15日、福岡地方裁判所に国を相手に『許可取り消し』の訴訟を提訴しました。
私たちが知らない間に、東京電力が起こした原発事故の損害賠償費用を40年にわたって電気代の中の託送料として支払い、大手電力会社7社15基の廃炉費用はいつまで幾ら上乗せされるのかも分からないまま請求されている事実は、この上乗せされている費用が無ければ、原発で発電をしている電力会社の電気代は途方もなく高額なものになり、立ち行かなくなることが分かります。
■違法な原発優遇政策を止められるのは、国会で見直されない限り、取り消し訴訟しかありません!!
この裁判は、原告1社の問題ではなく、私たち全員・そして、未来に続く子どもたちにも違法な電気料金を徴収される問題です。
■オンライン署名は、この『経済産業省の託送料金に原発費用の上乗せ許可』取り消し訴訟の裁判官に公正な判断をお願いするものです。
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【署名内容】
福岡高等裁判所 担当裁判官:
久留島群一裁判長、秋本昌彦裁判官、山下隼人裁判官殿
1、託送料金許可取り消し請求訴訟控訴審に、法律に依拠して、公正な判 決をお願いします。
2、裁判所が、『法の支配』の砦であることを切に願います。
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❤ぜひ、Change.orgの署名:https://chng.it/T2dJLzWFpP に皆さんのお力を貸してください。
多くの人が、今行われている電気料金の違法な徴収について知り、裁判に関心を向けてくだされば、必ず、司法も法的な判断をしてもらえると信じてこの署名を始めました。
原発を卒業していくために、皆さんからも周りの人に、署名の呼びかけをお願いいたします。
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【注】 Change.orgの署名は、署名をすると寄付の案内がありますが、寄付は署名実施者とは関係がありませんので、寄付をしていただくことは不要です。
裁判に対して、私たちが静岡でできることをと考えて、オンライ署名を皆さんにお願いをすることにしました。
1人1人の想いが未来を変えることを信じています・・・。
「グリーンコープの訴訟を支える会・静岡」
静岡放射能汚染測定室 代表:馬場利子 他一同
2023年11月15日記
#託送料金取り消し訴訟
#福島原発事故損害賠償負担金
#廃炉円滑化負担金
#原発のない未来のために