健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

1:『測定室だより』Category Archives

『測定室だより』96号(2023年7月30日号)の発行と夏休みのお知らせ。

猛暑、お見舞い申し上げます。

 測定室の定期総会(6月10日)の報告や、記念講演会の報告などを掲載した会報『測定室だより』96号(7月30日号)を、
7月27日(木)に会員の皆さんに発送いたしました。
 また、ウエブ会員の皆さんには、7月28日(金)に、メールにてお届けをしました。

今号は、2023年度の会報の初回号になります。
 
 すでに、お手元に届いている頃だと思いますが、万一、受け取っていない方は、お手数ですが、ご一報ください。 
  《連絡先:mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp》

測定室だより96号表紙

今号では・・
 ★ 2023年4月11日~2023年6月24日に、静岡測定室と浜松分室で測定をした食品15検体:23測定・環境試料2検体:4測定の結果を掲載しています。

★特記すべき測定は、
 静岡県藤枝市で栽培された生シイタケから、低濃度ですがセシウム137を検出しました。(1.05~1.56ベクレル/kg)
 静岡県内産の生シイタケから、セシウムを検出することはなかったため、繰り返し確認測定を行い、結果を報告しました。

 このシイタケは、山梨県産の榾木(ほだぎ)を購入し、野外で自家用に栽培されたものですが、
 山梨県産の榾木が、セシウムに汚染しているとは考えにくく、榾木が残っていれば、木そのものを測定してみようと思っています。

★特記すべき記事は
 ①『福島原発汚染水海洋放出』会津地方住民説明会報告

 ②グル―ンコープでんき託送料金裁判、控訴報告 を掲載しています。

 ■そして付録として、
  核のごみと対馬を考える会による『高レベル放射性廃棄物の最終処分場建設に向けた文献調査に応募しないように求める署名』を
  同封しています。

  対馬では、2007年3月に対馬市議会において、『高レベル廃棄物処分場誘致に反対する議決』がなされています。
 にも拘らず、今回は対馬市商工会などから、再び、最終処分場建設に向けた文献調査に応募する請願が出されて、
 島民2万8千人をあげて、議論がなされています。

対馬市 最終処分場建設のための文献調査反対署名

[caption id="attachment_7181" align="aligncenter" width="640" caption="対馬市に対して、高レベル放射性廃棄物最終処分場建設に向けた文献調査に応募しないように求める活動について"][/caption]

 ⇒皆さんの周りで、署名を拡げて、対馬に送っていただけるよう、お願いをします。

放射能を測定しなければならない日本や世界の環境汚染は、原子力発電所を動かし続ければ、さらに、
 放射能を環境に排出し、処理できない高レベル廃棄物を増やす続けることになります。
 
私たちの声を繋いで、原発の無い未来を創るために、できることを行いたいと思っています。

■『測定室だより』は、測定室の会報として発行していますが、
 会員ではなく、『測定室だより』をインターネット配信するメールマガジンの読者を募集しています。

当室が測定をしている食べ物、環境資材(土、川の水、灰など・・)の放射能の測定結果や脱原発のアクションに
 関心のある人は、測定室にメールでご一報ください。

メールマガジンのサンプル(最新号の『測定室だより』)を見本誌としてpdf版で送りいたします。

連絡先⇒mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp
 
 見本誌をご覧いただき、引き続き、年5回発行の『測定室だより』のメールマガジンを購読していただける方は、
 年会費1000円(年度は6月開始ですが、メールマガジンの購読は登録していただいた月を開始日とします)にて、 
 登録ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

❤同じ想いの人が集う、市民測定室の活動を支えて下さる皆さんに感謝して、
 これからも、『知ることから始める暮らし』を続けていきたいと思います。

■次号『測定室だより』97号の発行は、2023年10月20日(月)予定です。

・・・・・今年も、毎年恒例の測定室の長い夏休みをいただきます・・・・・・・

測定室の夏休み

2023年7月31日記

#『測定室だより』メールマガジン読者募集
#『測定室だより』メールマガジン:見本誌無料送付
#対馬市の高レベル放射性廃棄物最終処分場建設に向けた文献調査に応募しないように求める署名活動

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『測定室だより』96号(2023年7月30日号)の発行と夏休みのお知らせ。静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』95号(2023年5月20日号)を発行しました。

❤会報『測定室だより』95号(5月20日号)を、4月30日(日)に会員の皆さんに発送いたしました。
今号は、2022年度会報の最終号になりますので、ウエブ会員の皆さんにも、封書にてお送りしました。

 すでに、お手元に届いている頃だと思いますが、万一、受け取っていない方は、お手数ですが、ご一報ください。 
  《連絡先:mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp》

たより95号表紙絵


今号では・・
 ★ 2022年12月1日~2023年3月7日に、静岡測定室と浜松分室で測定をした食品20検体・環境試料1検体の21検体25の結果を掲載しています。

♦特記すべき測定は、愛知県新城市の玄米の測定について、
 超微量のセシウム137を検出したため、日を置いて繰り返し測定をし、
 確認のためにゲルマニウム検出器での測定を依頼し、その結果と共に、分析と考察を加えて報告をしました。
 
 結果的には、超微量のセシウム137は、福島原発事故による汚染ではなく、昭和30年代に行われた中国の核実験の残留放射能であることを、
 観察したことに、気づく測定でした。

(詳細をお読みいただける方は、ご連絡ください。冊子500円(送料込)あるいはpdf配信(300円)にてお送りします。
 『たより95号』購読申込み:mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp までお申込み下さい。 

 
■掲載記事として、
 2022年度最終号であることから、1年間の測定のまとめとして
①2022年度測定品一覧と ②2022年度セシウムを検出した測定一覧 を報告しています。
 
■『測定室だより』は会員の会報として発行していますが、【測定から見えてくるもの】を皆さんと共有するために、①,②の記事を公開します。
参考にご覧ください。

■①2022年度測定品一覧■

2022年測定一覧

■②2022年度セシウムを検出した測定一覧■

2022年度セシウム検出一覧

 ■測定室の総会の案内も掲載しています。
  総会の開催は、6月10日(土)午前。総会記念講演会は13:30~15:30に開催します。
  遠方の方は、Zoom参加も準備しますので、ご予定ください。

6月10日(土)講演会チラシ


6月10日(土)講演会チラシ裏面


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この『測定室だより』は会報として発行していますが、
 購読をご希望の方には、紙冊子1部500円(送料込)・pdf配信1部300円でお送りしています。
 ⇒ご希望の場合は、mail:ssokuteisitu @yahoo.co.jp 迄、ご連絡ください。

★メルマガ(無料読者サービス)として、年間5号の配信をご希望の方は、mail:ssokuteisitu @yahoo.co.jp 迄、
  件名:メルマガ配信希望 として、ご連絡をください。

 メルマガ読者は、測定室の運営や会員測定料の適応はありません。
 『測定室だより』をお読みくださり、会員としての参加を希望(測定を希望)して下さる方は、
  会員登録に変更をしていただければ嬉しいです。

お問い合わせは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp 
        ℡&fax:054-209-2021 まで、ご連絡ください。

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❤同じ想いの人が集う、市民測定室の活動を支えて下さる皆さんに感謝して、
 これからも、『知ることから始める暮らし』を続けていきたいと思います。

■次号『測定室だより』96号の発行は、2023年7月31日予定です。

2023年5月7日記

#『測定室だより』無料メルマガ配信
#6月10日 第12回静岡放射能汚染測定室総会

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『測定室だより』95号(2023年5月20日号)を発行しました。静岡放射能汚染測定室

今回も『センキョ割』実施します❤

昨日の統一地方選挙の結果が発表されています。
 皆さんも選挙に行ってくださったことと思います。

測定室は、長い春休みが今日で終わり、明日から通常の活動に戻ります。

 昨日の選挙に行ってくださった方、慣例の『センキョ割』を今回も実施します。

全国で行われているセンキョ割


❤測定室のサービス(プレゼント)は、
 測定料1検体無料!!(通常の1検体の測定料:会員2000円。一般5000円)
 です。
《条件》投票証明書をお持ちの方。

静岡市の投票証明書


《申し込み方法》センキョ割を利用して、測定を希望される方は、メール(ssokuteisitu@yahoo.co.jp)に
 件名を『センキョ割申込み』として、

①測定品名
②お名前
③住所
④連絡先電話番号  
⑤検体の搬入方法 (直接持ち込み または郵送) を書いてお送りください。

測定品の必要重量(通常1キログラム)や受け取り方法など、こちらからご連絡をします。

・・・・・・
日頃、食べていらっしゃるお米(毎日食べるお米は量が多いので、測定してみると安心できます)や水道水、気になっている家庭菜園の土など・・
 この機会に放射能の観察をしてみると、いろいろな事に気づけますよ。

●放射能の測定を初めてされる方も、ぜひ、センキョ割で無料測定を利用してみて下さい。

ご連絡をお待ちしています。

2023年4月10日
馬場利子記

#センキョ割
#センキョ割無料測定

 

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今回も『センキョ割』実施します❤静岡放射能汚染測定室

3月22日『託送料金取り消し訴訟』の判決が出ました。報告:馬場利子

2020年10月15日に『グリーンコープでんき』より提訴された、『託送料金取り消し訴訟』の判決が3月22日、福岡地方裁判所で出されました。
 当日は、私(馬場)も現地で原告の皆さんと一緒に判決を傍聴しましたので、裁判の簡単な経過と共に、報告をさせていただきます。

・・・・・・

 この訴訟は、2017年に『託送料金(電気を消費者に送るための送電費用)に、「原発事故賠償負担金」と「廃炉円滑負担金」を上乗せして消費者から徴収して良い』とした経済産業省令がでてから足掛け6年。
送電費用と全く関係がない2つの費用を、電気事業法の改正(国会審議が必要)をしないで、経済産業省の1委員会で決めたことの違法性を容認できないとして、国を相手とした裁判を行うと決めるまで40回の託送料金裁判検討委員会を開き、原告となる一社『グリーンコープ共同体』(40万人)が、各地域で勉強会や討議を重ねての訴訟でした。

この裁判は、九州の1つの新電力会社による裁判ではありますが、「電気料金が国会審議だけで勝手に決められる」としたら、これから先も、電気を送る費用に関係がないお金を上乗せして支払わなければいけなくなるのは、全国のすべての消費者に関わる問題でもあります。

静岡では、2021年6月に『グリーンコープでんき託送料金を支える会・静岡』を作り、参加を呼び掛けて、裁判を応援してきました。

・・・・・・・・・・

日本では、議会制民主主義によって運営されることが憲法で決まっています。
そして、立憲主義に立って政策や国の運営がなされる日本においては、人に『義務』と『制限』を加えられるのは法律に依って決められている場合だけです。

「電気事業法」の中で託送料金として規定されているのは、『託送料金は託送に関わる必要経費と適正な利益』となっています。
この裁判で、裁判所に判断してもらいたいとして訴えたのは、【託送料金として全く関係がない「原発事故賠償負担金」と「廃炉円滑負担金」を託送料金の営業費として上乗せして徴収しても良いのでしょうか?】ということでした。

判決は、その問いに全く答えず、国が答弁した文章を引用するような文章でした。

判決を伝える原告

《判決について、『グリーンコープでんき託送料金を支える会』より、以下の一報が届きました。
支える会の皆さま。
いつもお世話になっています。昨日(3月22日)、福岡地方裁判所で託送料金訴訟の判決が出ました。
原告の請求を棄却するというものでした。心より残念です。
原告適格は認めましたが、この2つの負担金(賠償負担金と廃炉円滑化負担金)は公益のために電気利用者のすべてが負担するものであり、経産省の認可処分は法律の委任範囲内のものであり、違法ではない、というものでした。
国が出した準備書面をそのままなぞるかのような判決でした。憤りと悔しさはありますが、あきらめることはできないと思っています。
今後について、来週3月30日にグリーンコープ臨時理事会を開いて、裁判を上告するかどうか決めていきます。
方針が定まりましたら、あらためてご一報させていただきます。
よろしくお願いいたします。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「託送料金訴訟経過報告」
ホームページURLはこちら↓
https://www.greencoop.or.jp/takuso-ryokin/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 裁判傍聴の私感は、追ってご報告しますが、私は【裁判も公式(公開)のコミュニケーション・ツール】だと思っていますので、残念ではありますが、私たちの(正当な(笑))意見に同意しない人(裁判官)が居ることは当然あると思っています。
主張が通らなかったからと言って、今回の裁判が無意味だったとは決して思えません。
意見が違っても、どこまでも話し合い(問い続ける)中で、社会の作り方を法廷以外で替えている場合が少なくありません。
何より、判決が出た後で行われた記者会見ではでは、新聞記者さんたちの的確な質問がありました。
そして、原告団報告会に参加した1人1人が、自分の言葉で裁判について思いを述べ、判決を不服として「上告をして欲しい」という人たちの力強い発言に深く感動しました。

記者会見に臨む原告団代表

皆さんに応援していただいている【託送料金裁判】について、引き続き、報告をしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

2023年3月24日
馬場利子記

♯グリーンコープでんき託送料取り消し訴訟

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3月22日『託送料金取り消し訴訟』の判決が出ました。報告:馬場利子静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』94号(2023年3月20日号)を発行しました。

東日本大震災から12回目の春を迎えようとしています。
原発震災を経験した日本は、原発事故の加害国として、再生可能エネルギーに大きく歩み出したかにみえましたが、現政権は、再び原発を温存していくことを表明し、心落ち着かない春になりました。

そんな日々ではありますが、測定室は「測定することから見えてくるもの」を手放さないように、
 測定を続けています。
❤『測定室だより』94号(3月20日号)を、3月10日(金)に会員の皆さんに発送いたしました。
  ウエブ会員の皆さんにも、3月17日(金)にメールにてお送りしました。


 すでに、お手元に届いている頃だと思いますが、万一、受け取っていない方は、お手数ですが、ご一報ください。 

  《連絡先:mail:ssokuteisiru@yahoo.co.jp 》

測定室だより94号表紙


今号では・・
 ★ 2022年11月17日~2023年1月25日に、静岡測定室で測定をした食品55検体の測定結果を掲載しています。

♦特記すべき測定は、
 当室の特別会員である『こだわりの味協同組合』の認定商品を多く測定をしました。
 
■掲載記事として、
 3月22日(水)に判決日を迎える『グリーンコープでんき託送料金裁判』の経過報告をグリーンコープ共同体:常務理事 東原晃一郎さんに寄稿していただいています。
  ⇒この記事は、多くの皆さんに読んでいただきたいと思い、このホームページにて、3月11日に公開しています。
  裁判の準備に5年、提訴して以来2年5か月の裁判の判決がどの様な内容になるのか、国を相手とした裁判の報告を、改めてお伝えしたいと思います。

 ■測定室の総会の案内も掲載しています。
  総会の開催は、6月10日(土)午前。総会記念講演会は13:30~15:30に開催します。

  遠方の方は、Zoom参加も準備しますので、ご予定ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この『測定室だより』は会報として発行していますが、
 購読をご希望の方には、紙冊子1部500円(送料込)・ネット会報1部300円でお送りしています。

 ⇒ウエブ会報をご希望の場合は、mail:ssokuteisitu @yahoo.co.jp 迄、ご連絡ください。

★年間購読料(5号/年)は3000円(会員の方の測定料は、一般の測定の半額以下になっています)です。
  
定期購読申込みは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp 
       ℡&fax:054-209-2021       まで、ご連絡ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

❤同じ想いの人が集う、市民測定室の活動を支えて下さる皆さんに感謝して、
 これからも、『知ることから始める暮らし』を続けていきたいと思います。

■次号『測定室だより』95号の発行は、2023年5月20日予定です。

2023年3月20日記

#グリーンコープでんき託送料金訴訟
#6月10日 第12回静岡放射能汚染測定室総会
 

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『測定室だより』94号(2023年3月20日号)を発行しました。静岡放射能汚染測定室