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放射線リスク最小化Category Archives

【福島県浪江町の森林火災について】の記事への追記❤

昨日(5月1日)に掲載した記事について、追加の報告をさせていただきます。

5月1日(月)8:30~2日(火)4:30の福島県、静岡県、東京都の空間線量図は以下の通り、
 通常の線量に戻っています。

【福島県↓】

福島県の0501~0502推移


【静岡県↓】

静岡県0501~0502の推移


【東京都】

東京都0501~0502の推移

昨日の午後から、静岡、東京、神奈川で空間線量が上がった事に関して、
当室のアドバイザーや助言者の方より、お返事やご教示を頂きました。

線量の変化は、
「自然界のビスマス214という自然界にある 放射能が雨で落ちたからです。
 その後、線量が通常に戻れば、その確認ができると思います。」
だと教えてもらい、その後の線量の低下を確認しました。

ご心配をおかけした事をお詫びいたします。

【今回の経験と学び】

①全国都道府県各所の空間線量を時系列で知ることが出来るサイトを教示頂きました。
 全国の放射線量 エリア別統合グラフ 一覧: http://new.atmc.jp/prefs.cgiです。
 
 このサイトを各自でURLを保存しておけば、福島や住んでいる街の空間線量の変化を
 リアルタイムに知ることが出来ます。
 
②私たちは、食品や環境試料に含まれているセシウム等の測定を継続してはいても、
 空間線量やその放射性物質の知識と同定に経験がないため、
 1つの点として、空間線量を測定し、状況を知ることしか出来ませんでしたが、
 インターネットで全国各地の空間線量の変化を、誰でも共有できる時代になっている事を、
 改めて、知りました。

 このサイトを教えて下さったのも、繋がりのある方からのメッセージでした。

③1人1人が知りたい情報を調べるツールを持っている事で、
 予測や確認、予防ができる事を痛感しました。

 
 万が一の事故に備えて、皆さんも、この情報ツールを時々、確認してみてください。

④【雨☂で空間線量がこれだけ上がる】事を視覚的に実感できました。
 
 「自然界の放射線(放射性物質)だから、安全」という政府や識者からの情報もありますが、
 ”自然界の放射線であっても、避けられる被曝は避ける”、あるいは、“気にしない”は、
 各自の判断と暮し方だと思います。
 
  【無用に雨に濡れない選択】も合理的である事を、空間線量の上昇を通じて知る事が出来ました。

❤未熟な観察者である私たち測定室の活動に、多くの方から協力を頂いている事に、
 改めて、感謝とお礼を申し上げます。

福島県浪江町の森林火災が大過なく、沈静化する事を心から祈っております。

2017年5月2日
馬場利子記

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【福島県浪江町の森林火災について】の記事への追記❤静岡放射能汚染測定室

【福島県浪江町での森林火災について】空間線量計をお持ちの方は測定をしてみてください!

すでに、NHKニュースでも報道されていますので、
4月29日(土)に起こった浪江町での森林火災について、みなさんもご存知のことと思います。

山火事は、
NHK福島 NEWS WEB 福島放送局  04月30日 19時30分配信によりますと、

<浪江町帰還困難区域の山火事続く>

 原発事故による帰還困難区域となっている浪江町の山林から、
4月29日夕方、火が出て、少なくとも10ヘクタールが焼け、丸1日が経った今も燃え続けています。
 人や建物に被害は出ていませんが、福島県は自衛隊に災害派遣を要請し、
5月1日、あらためてヘリコプターでの消火活動が行われる予定です。
 4月29日午後4時半ごろ、浪江町井出の山林から「煙が上がっている」と消防に通報があり、
福島県や宮城県などのヘリコプターが4月30日朝早くから、消火にあたりました。
火は、30日午前7時半すぎにいったん、ほぼ消し止められたものの、強風で再び勢いを増し、
さらに燃え広がったため、福島県は30日正午、自衛隊に災害派遣を要請し、
ともにヘリコプターで消火作業にあたりました。
 出火から丸1日余りがたった30日午後5時現在、少なくとも10ヘクタールの山林が焼けたということですが、
人や建物への被害は出ていないということです。
30日の消火活動は日没とともに打ち切られましたが、福島県などは5月1日午前5時過ぎから
再び、ヘリコプターで消火を行う予定です。
現場は、原発事故の影響で放射線量が比較的高い帰還困難区域で、
出火した時間帯には、浪江町のほかの場所でも雷によるとみられる火事が起きていたことなどから、
警察は、落雷が原因の山火事とみて調べています。

5月1日16:28配信映像は、http://www.news24.jp/articles/2017/05/01/07360352.html

●浪江町の森林は放射線量も高く、除染も行われていないことから、
火災による放射能の飛散を心配するメールが、測定室にも複数、届きました。

放射能の飛散について、専門家に問い合わせていますが、
「まずは、測ってみるしか様子は分からない」という返事と、
「あの規模の火災で関東まで灰が飛散することはないでしょう。
 燃え方も上昇気流が起こるほどではなさそうでしたし。
 周辺には降り注いでいるでしょうが、あまり大げさに反応するのもいかがなものかと思います。」

というお返事と助言を頂きました。

測定室でも、シンチレーション式の空間線量計で測定を繰り返し行いました。
測定室の室内では通常0.04μSv/hですが、
11:30 測定室外:0.072μSv/h  室内:0.060μSv/h
12:30 測定室外:0.068μSv/h  室内:0.056μSv/h
15:30 測定室外:0.065μSv/h  室内:0.064μSv/h
でした。

●全国の放射線量 エリア別統合グラフ 一覧を配信しているウエブサイトでは
http://new.atmc.jp/prefs.cgi NEW.ATMC.JP
全国の都道府県別の空間線量を10分ごとに示した図が観られます。

福島県では、変化が見られない線量ですが、

福島県2017年5月1日の空間線量

東京都では、

東京都5月1日の空間線量

神奈川県でも

神奈川県5月1日の空間線量の推移

静岡県でも、

静岡県5月1日の空間線量の推移



と、ピッタリと東京都、神奈川県、静岡県で、13:30以降、空間線量は高くなっています。

その他の県(千葉や茨木、長野などはまだ調べていません)もこれから、調べてみますが、
もし、空間線量がこのまま高い状態が続くようでしたら、
連休中の野外での過ごし方に、注意されるようお願いします。

チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)後、
日本ではちょうとゴールデンウィーク中(5月3日)の晴れた日に突然、雨が降り、
野外で散策をしていた我が家は、3歳の長男と私、夫がびっしょりと濡れました。
原発事故や放射能に、関心も知識もない時でした。

知っていれば避けられる事は、予防原則を適応したいと思います。

まずは、皆さんも
①空間線量計を持っている人は、測定を続けてください。

② http://new.atmc.jp/prefs.cgiで線量の変化の観察してみてください。

知る事から始まる、賢い暮し方を実践したいと思います。
取り急ぎ、第一報のおしらせをしました。

2017年5月1日
馬場利子記

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【福島県浪江町での森林火災について】空間線量計をお持ちの方は測定をしてみてください!静岡放射能汚染測定室

第 53 回“放射能を話そう♪”のゲスト:田端勉さんからのメールです!

第53回、“放射能を話そう♪”は

❤12月22日(木)13:30~15:00

  2016 年ありがとう! 年ありがとう! X’mas mas&おしゃべり会 おしゃべり会を開いきます!

ゲストに田端勉さん (避難者を支援する志太榛原住民の会:静岡県防災士) をお迎えし、
3.11 以降、被災地に 40 回以上、支援活動やスタディ・ツワーを企画 、
多く の方 と一緒に 現地に入って 様々な取り組みを続けてくださっているお話しを伺います。

クリスマス・話そう会♪

その田端さんから、メール通信を頂きましたので、転載させていただきます♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下、田端さんのメールです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      今、福島第一原発で最も心配されているのが倒壊寸前の排気筒だ
     これに関する記事があったので下記ご紹介させて頂きます。

恐怖のシナリオ100兆ベクレル以上の放射能に汚染

▼地震で不安視される原発排気筒の倒壊リスク

 心臓の弱い者は読まないように!
私は地震が起きるたびに原発を心配していた。その原発が危険な状態になっている。
取り乱さないで読める者は以下を一読されたい。

 「11月22日の地震は、東日本大震災の余震。過去の事例を見ると今後100年、余震は続くでしょう」と話すのは、
地震学者の島村英紀氏だ。

 心配なのは、廃炉作業中の福島第一原発だ。
元東電の社員であり原発で作業員の指導や放射線管理者を務めたこともある桑原豊さん(59)は、
原発が再び“暴発”する危険についてこう警鐘をならす。

「心配なのは排気筒の倒壊。中に溜まっている100兆ベクレル以上とされる放射能に汚染された粉じんが、
大気中に一気に噴き出します」 

 排気筒とは、原発から出る排気を環境中に安全に放出するための設備。倒壊のおそれがあるのは、
1号機と2号機の間にある高さ約120メートルの排気筒だ。

 原発事故の際、この排気筒から高濃度の放射性物質を含む蒸気を放出(ベント)したため、
現在も内部は高濃度で汚染されたままなのだ。

 この排気筒を支えている骨組みの溶接部分5カ所(地上66メートル付近)が破断、
さらに3カ所が変形していることが、東電の調査により13年に判明した。
それ以来大きな地震がくれば、倒壊するリスクが懸念されてきた。

  「日々、海からの潮風にさらされることでサビが増え、腐食は進んでいると思います。
早急に補強工事をすべきなんですが、排気筒周辺は放射線量が高すぎて人が近づけないんです」(桑原氏)

 東電の発表によると、2011年8月時点で排気筒の配管付近の地表面では、
最大、毎時25シーベルトが記録されている。人間が一瞬でも浴びたら、約20分で死に至る高い数値だ。
もし、この排気筒が倒れたらどうなるのか。

  「当然、所内で働いている作業員は、排気筒から出た高濃度の放射性物質が付着した粉じんを吸い込んで内部被ばくをします。
さらに、その粉じんが風に乗って遠方まで飛ばされたら、人や土地、農作物が再び広範囲で汚染されるおそれもあります」
 さらに深刻なのは、排気筒倒壊が原発施設内に与える影響だという。

▼今度、大震災に襲われたら東北、関東、中部はお陀仏!

 さらに深刻なのは、排気筒倒壊が原発施設内に与える影響だという。
「排気筒が倒れるときに20メートルほど先にある1号機や2号機の原子炉建屋を直撃して、
破壊されてしまう可能性があるんです」と桑原氏は懸念を示す。

 そうなるとさらに大量の汚染粉じんが舞い上がることはもちろん、
使用済み燃料プールが破壊される怖れもある。

  「建屋内には、それぞれ約500~600本の使用済み燃料が保管されている使用済み燃料プールがあります。
プールの破損によって水がなくなると、使用済み燃料を冷やせなくなります。

 使用済み燃料の周りを覆っている被覆管が溶け始め、核反応が進む可能性も否定できません。
大量の放射性物質が大気中に放出される危険性も出てきます」(桑原氏)

放射性物質が拡散する最悪の事態を招きかねない排気筒の倒壊。東電はどのような対策をとっているのか。
広報担当者に問い合わせたところ、以下のような答えが返ってきた。

 「解析モデルで耐震性を計算した結果、破断がなかった場合、
東日本大震災レベルの地震動600ガル程度に対する安全性が確保されていることを確認しています。
(破断がある)現状でも、同程度の地震動に耐えられることを確認しています」

 なんとも矛盾した答えだが、東電は、破損が進んでいないかを年に一回、
望遠レンズを使って“目視”で確認しているという。

  「今のところ、大きな変化はありません。(倒壊などの)影響はない。
そうは言っても高い建物なので……。比較的放射線量の低い上層部分のみ、18年度から解体していく予定です」
 
 やはり、リスクが大きいことは認識しているのだ。こうした状況を踏まえて、前出の桑原さんは最後にこう語った。

 「再び大きな地震・津波が起これば、どんなリスクが生じるが分からない。
そんな場所に、政府は住民を戻そうとしている。これは、あってはならないことです」

 災害に“想定外”は通用しないことは原発事故で学んだはず。
東電や国は、そのことを肝に命じて対策をとるべきだ。
                      (女性自身 12/5配信)

 「100兆ベクレル以上」の放射能に汚染されたら、日本が「死の列島」となるだけでなく、
世界が放射能に包まれ、人類が滅亡する。
                          2016-12-14

                国際友好と地球環境問題について考える会            
                 皆さんの健康と福祉をサポートする会
                    皆さんの声を行政に届ける会       
                     代表 田端 勉            
                
                 E-mail ben-tbt@kce.biglobe.ne.jp

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上。

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第 53 回“放射能を話そう♪”のゲスト:田端勉さんからのメールです!静岡放射能汚染測定室

既刊の『測定室だより』第38号(2015年2月発行)を公開します♪

『測定室だより』は、当室の会員通信として発行をしていますが、
会員で共有をし終えた情報を、随時、公開をしています。

今回、掲載します『測定室だより』第38号は、2015年2月10日発行したものです。

『測定室だより』38号表紙

387号には、
当室で2014年11月20日~12月25日に測定をした
◆食品:86検体、環境試料:1検体 計87検体の測定結果を掲載しています。

 ★測定品で、特記すべき事は、
◆収穫期を迎えた生椎茸を測定し、その同じ生椎茸を干して比較測定をしました。
 水分が除かれた分、1kg当りの放射能の量は濃縮され、高い汚染値になる事が、よく分かります。

◆静岡県三島市の学校給食に使われている干し椎茸も、測定をしました。
 100㏃/kg 以下ではありますが、比較的高い値のセシウムを検出しています。

◆当室の特別会員である『こだわりの味協同組合』の認定商品(加工品)44品目を測定し、報告しています。
 こだわりの味協同組合の食品名も表記していますので、
 買い物の時にお役立てください。

★大好評の連載エッセイ 『静岡に住む娘へ』では、
福島県の放射能健康診断で、子どもの甲状せんがんが増えている事について、
資料を上げて、書いて下さっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たより38号は、以下のURLで全頁、ご覧いただけます。
             ↓
https://www.dropbox.com/s/5yvue49700i2vj0/

  (注):ただし、公開期間は半年(2017年5月まで)とします。
    その後、このデータをご利用になりたい方は、測定室にメールでご請求ください。
    直接、PDFデータをお送りします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、紙面でご利用になりたい場合も、ご一報ください。
当HPで公開しました『測定室だより』第1号~37号は、1号250円(定価500円)送料込でお送りします。

❤申し込み先: mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp
       電話/Fax:054-209-2021 (月~木 10:00~16:00)
       
何らかのお役にたてれば、幸いです。

2016年11月9日
馬場利子記

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既刊の『測定室だより』第38号(2015年2月発行)を公開します♪静岡放射能汚染測定室

9月24日(土)聞間元(はじめ)医師の講演を共有させていただきます!

過日、豪雨の中、満場の来場をいただき、講演会と上映会は無事、終了いたしました。

9月24日(土)講演会と上映会

開催前から、遠方で講演会を聞きに行けないが、何とか講演内容を共有してもらえないか・・
というご要望が寄せられましたので、講師である聞間先生に録画のご了解をいただき、
講演部分を、みなさまにお届けをいたします。

深い洞察と経験、そして人への専心が語られた聞間先生の講演内容は、
必ずや、皆さんの心を強くしてくれるものと思います。

FaceBookでも御覧になれます。
https://www.facebook.com/gomizeromirai/videos/1327536930619774/

2016年10月1日記

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9月24日(土)聞間元(はじめ)医師の講演を共有させていただきます!静岡放射能汚染測定室