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放射線リスク最小化Category Archives

第 53 回“放射能を話そう♪”のゲスト:田端勉さんからのメールです!

第53回、“放射能を話そう♪”は

❤12月22日(木)13:30~15:00

  2016 年ありがとう! 年ありがとう! X’mas mas&おしゃべり会 おしゃべり会を開いきます!

ゲストに田端勉さん (避難者を支援する志太榛原住民の会:静岡県防災士) をお迎えし、
3.11 以降、被災地に 40 回以上、支援活動やスタディ・ツワーを企画 、
多く の方 と一緒に 現地に入って 様々な取り組みを続けてくださっているお話しを伺います。

クリスマス・話そう会♪

その田端さんから、メール通信を頂きましたので、転載させていただきます♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下、田端さんのメールです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      今、福島第一原発で最も心配されているのが倒壊寸前の排気筒だ
     これに関する記事があったので下記ご紹介させて頂きます。

恐怖のシナリオ100兆ベクレル以上の放射能に汚染

▼地震で不安視される原発排気筒の倒壊リスク

 心臓の弱い者は読まないように!
私は地震が起きるたびに原発を心配していた。その原発が危険な状態になっている。
取り乱さないで読める者は以下を一読されたい。

 「11月22日の地震は、東日本大震災の余震。過去の事例を見ると今後100年、余震は続くでしょう」と話すのは、
地震学者の島村英紀氏だ。

 心配なのは、廃炉作業中の福島第一原発だ。
元東電の社員であり原発で作業員の指導や放射線管理者を務めたこともある桑原豊さん(59)は、
原発が再び“暴発”する危険についてこう警鐘をならす。

「心配なのは排気筒の倒壊。中に溜まっている100兆ベクレル以上とされる放射能に汚染された粉じんが、
大気中に一気に噴き出します」 

 排気筒とは、原発から出る排気を環境中に安全に放出するための設備。倒壊のおそれがあるのは、
1号機と2号機の間にある高さ約120メートルの排気筒だ。

 原発事故の際、この排気筒から高濃度の放射性物質を含む蒸気を放出(ベント)したため、
現在も内部は高濃度で汚染されたままなのだ。

 この排気筒を支えている骨組みの溶接部分5カ所(地上66メートル付近)が破断、
さらに3カ所が変形していることが、東電の調査により13年に判明した。
それ以来大きな地震がくれば、倒壊するリスクが懸念されてきた。

  「日々、海からの潮風にさらされることでサビが増え、腐食は進んでいると思います。
早急に補強工事をすべきなんですが、排気筒周辺は放射線量が高すぎて人が近づけないんです」(桑原氏)

 東電の発表によると、2011年8月時点で排気筒の配管付近の地表面では、
最大、毎時25シーベルトが記録されている。人間が一瞬でも浴びたら、約20分で死に至る高い数値だ。
もし、この排気筒が倒れたらどうなるのか。

  「当然、所内で働いている作業員は、排気筒から出た高濃度の放射性物質が付着した粉じんを吸い込んで内部被ばくをします。
さらに、その粉じんが風に乗って遠方まで飛ばされたら、人や土地、農作物が再び広範囲で汚染されるおそれもあります」
 さらに深刻なのは、排気筒倒壊が原発施設内に与える影響だという。

▼今度、大震災に襲われたら東北、関東、中部はお陀仏!

 さらに深刻なのは、排気筒倒壊が原発施設内に与える影響だという。
「排気筒が倒れるときに20メートルほど先にある1号機や2号機の原子炉建屋を直撃して、
破壊されてしまう可能性があるんです」と桑原氏は懸念を示す。

 そうなるとさらに大量の汚染粉じんが舞い上がることはもちろん、
使用済み燃料プールが破壊される怖れもある。

  「建屋内には、それぞれ約500~600本の使用済み燃料が保管されている使用済み燃料プールがあります。
プールの破損によって水がなくなると、使用済み燃料を冷やせなくなります。

 使用済み燃料の周りを覆っている被覆管が溶け始め、核反応が進む可能性も否定できません。
大量の放射性物質が大気中に放出される危険性も出てきます」(桑原氏)

放射性物質が拡散する最悪の事態を招きかねない排気筒の倒壊。東電はどのような対策をとっているのか。
広報担当者に問い合わせたところ、以下のような答えが返ってきた。

 「解析モデルで耐震性を計算した結果、破断がなかった場合、
東日本大震災レベルの地震動600ガル程度に対する安全性が確保されていることを確認しています。
(破断がある)現状でも、同程度の地震動に耐えられることを確認しています」

 なんとも矛盾した答えだが、東電は、破損が進んでいないかを年に一回、
望遠レンズを使って“目視”で確認しているという。

  「今のところ、大きな変化はありません。(倒壊などの)影響はない。
そうは言っても高い建物なので……。比較的放射線量の低い上層部分のみ、18年度から解体していく予定です」
 
 やはり、リスクが大きいことは認識しているのだ。こうした状況を踏まえて、前出の桑原さんは最後にこう語った。

 「再び大きな地震・津波が起これば、どんなリスクが生じるが分からない。
そんな場所に、政府は住民を戻そうとしている。これは、あってはならないことです」

 災害に“想定外”は通用しないことは原発事故で学んだはず。
東電や国は、そのことを肝に命じて対策をとるべきだ。
                      (女性自身 12/5配信)

 「100兆ベクレル以上」の放射能に汚染されたら、日本が「死の列島」となるだけでなく、
世界が放射能に包まれ、人類が滅亡する。
                          2016-12-14

                国際友好と地球環境問題について考える会            
                 皆さんの健康と福祉をサポートする会
                    皆さんの声を行政に届ける会       
                     代表 田端 勉            
                
                 E-mail ben-tbt@kce.biglobe.ne.jp

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上。

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第 53 回“放射能を話そう♪”のゲスト:田端勉さんからのメールです!静岡放射能汚染測定室

既刊の『測定室だより』第38号(2015年2月発行)を公開します♪

『測定室だより』は、当室の会員通信として発行をしていますが、
会員で共有をし終えた情報を、随時、公開をしています。

今回、掲載します『測定室だより』第38号は、2015年2月10日発行したものです。

『測定室だより』38号表紙

387号には、
当室で2014年11月20日~12月25日に測定をした
◆食品:86検体、環境試料:1検体 計87検体の測定結果を掲載しています。

 ★測定品で、特記すべき事は、
◆収穫期を迎えた生椎茸を測定し、その同じ生椎茸を干して比較測定をしました。
 水分が除かれた分、1kg当りの放射能の量は濃縮され、高い汚染値になる事が、よく分かります。

◆静岡県三島市の学校給食に使われている干し椎茸も、測定をしました。
 100㏃/kg 以下ではありますが、比較的高い値のセシウムを検出しています。

◆当室の特別会員である『こだわりの味協同組合』の認定商品(加工品)44品目を測定し、報告しています。
 こだわりの味協同組合の食品名も表記していますので、
 買い物の時にお役立てください。

★大好評の連載エッセイ 『静岡に住む娘へ』では、
福島県の放射能健康診断で、子どもの甲状せんがんが増えている事について、
資料を上げて、書いて下さっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たより38号は、以下のURLで全頁、ご覧いただけます。
             ↓
https://www.dropbox.com/s/5yvue49700i2vj0/

  (注):ただし、公開期間は半年(2017年5月まで)とします。
    その後、このデータをご利用になりたい方は、測定室にメールでご請求ください。
    直接、PDFデータをお送りします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、紙面でご利用になりたい場合も、ご一報ください。
当HPで公開しました『測定室だより』第1号~37号は、1号250円(定価500円)送料込でお送りします。

❤申し込み先: mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp
       電話/Fax:054-209-2021 (月~木 10:00~16:00)
       
何らかのお役にたてれば、幸いです。

2016年11月9日
馬場利子記

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既刊の『測定室だより』第38号(2015年2月発行)を公開します♪静岡放射能汚染測定室

9月24日(土)聞間元(はじめ)医師の講演を共有させていただきます!

過日、豪雨の中、満場の来場をいただき、講演会と上映会は無事、終了いたしました。

9月24日(土)講演会と上映会

開催前から、遠方で講演会を聞きに行けないが、何とか講演内容を共有してもらえないか・・
というご要望が寄せられましたので、講師である聞間先生に録画のご了解をいただき、
講演部分を、みなさまにお届けをいたします。

深い洞察と経験、そして人への専心が語られた聞間先生の講演内容は、
必ずや、皆さんの心を強くしてくれるものと思います。

FaceBookでも御覧になれます。
https://www.facebook.com/gomizeromirai/videos/1327536930619774/

2016年10月1日記

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9月24日(土)聞間元(はじめ)医師の講演を共有させていただきます!静岡放射能汚染測定室

9月21日(水)10:30~12:00“放射能を話そう♪)を開きます!

第49回 “放射能を話そう♪”は、内容を変更して、開きます♪

予告では、『測定室だより』54号の発送作業をお手伝いいただきながら、
ボランティアトークをご一緒に・・・・とお伝えしましたが・・・

『測定室だより』54号の発送も無事終わりましたので、
いま、測定室で準備をしている『いのちと暮らしを守る 防災レシピ』について、
その内容について、皆さんのお知恵を拝借したいと思います。

この『防災レシピ』は、
今年3月に、「子どもの健康と環境を考える会」さんが、地域で防災講座を続けながら、
その学びをまとめ、発行された
『ママのための防災レシピ』に、感動し、
より広い年齢層の方々にも、防災の知識を手にしていただきたいと、
測定室で、追加編集をさせてもらい、増補版を発行する準備を進めているものです。

ママのための防災レシピ

この『ママのための防災レシピ』は↓ でご覧になれます!】
http://bousaimama-iwata.jimdo.com/%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E9%98%B2%E7%81%BD%E5%86%8A%E5%AD%90%E5%AE%8C%E6%88%90/

いのちを守り、暮らしを守る防災情報を、知っておくことで、
いざという時に、落ち着いて行動できる私たちでありたいと思います。

この防災レシピを皆さんと共有し、
これから発行する冊子に、どんな情報を加えたら良いか・・
おしゃべりをしながら、考えてみたいと思います。

日時:9月21日(水) 10:30~12:00
場所:プラムフィールド&静岡放射能汚染測定室
参加費:会員300円、一般500円 (お茶とお菓子、最新号の『測定室だより』500円付)

お子さん連れでも大歓迎♪

お時間のある方は、ご参加ください♪

2016年9月18日記

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9月21日(水)10:30~12:00“放射能を話そう♪)を開きます!静岡放射能汚染測定室

2016年9月9日の北朝鮮核実験の影響について★

9月9日(金)午前、北朝鮮が地下核実験を行ったという政府発表があり、
日本への影響は少ないと報道もされていますが、
この件で、当測定室のアドバイザー:河野益近さんが、ご自身の【放射能何でも相談室】に寄せられた質問に対し、以下のように回答をされています。

・・・・・・【放射能何でも相談室】http://shiminken.blog50.fc2.com/blog-entry-67.html
              (室長:河野益近氏)
・・・・・

【質問】
NHKのサイトで「北朝鮮核実験 大気中に放射性物質検出されず」
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160910/k10010679711000.html)
という記事がありましたが、放射性物質が検出されないということだとすれば、本当に核実験だったのでしょうか?

【回答】
新聞報道されている各国の対応を見れば、核実験が行われたことは間違いないと思います。
地下核実験ですから、実験用トンネルをしっかりと塞いでいれば、放射性物質が地上に漏れ出ることはほとんどないと思います。

ただし、核分裂で生まれるクリプトン(Kr)-85やキセノン(Xe)-133などの放射能をもった不活性ガスはわずかでも隙間があれば漏れ出てくるので、検出するのであればこれらのガス、特に半減期が5.248日と短く、過去の核実験の影響が残っていないキセノン-133を検出する必要があります。
記事によると、大気中のちりを集めたとなっているので、これらの不活性ガスは捉えられていないと思います。

また地下核実験で、国内の放射線量が変化することも考えにくいと思います。

調査というものは、目的をしっかりと持ってきちんとした方法で行わないと、頓珍漢なものになってしまいます。
—————-
※Kr-85は半減期が10.76年と比較的長いので、過去の核実験で放出されたものが現在でも大気中に残っています。
 また再処理工場からの放出が非常に多いため、再処理工場のない南半球に比べると、
 北半球の大気に含まれるKr-85は30%ほど多いという報告があります。

※Xe-133はβ崩壊して安定なセシウム(Cs)-133になります。
 このCs-133が原発の燃料棒の中で中性子を吸収して放射性のCs-134になります。
 Cs-134は核実験では作られず、原発のみで作られる放射性物質です。
 ちなみにCs-137は核分裂によって作られるので、原爆、原発を問わず作られます。

・・・・・・以上です・・・・・・・・・・・・・・・・・

核実験といえば、昭和30年代から中国も何度も行っていて、
幼かった当時の子どもたち(私たち・・)は、「中国が原爆の実験をしたから、雨に濡れないようにしないといけない」と、親からも先生からも注意をされていました。

地下核実験では、「空間線量に変化が起こることは考えにくい」との事。

私は、簡易測定器で9日から空間線量計を測定してきましたが、
「影響がない」事を、自分自身で確認できて良かったと思っています!

9月10日16:00 静岡市葵区の空間線量

線量計を持っている皆さんと一緒に観察できたことに感謝しています。
ありがとうございました!

2016年9月11日
馬場利子記

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2016年9月9日の北朝鮮核実験の影響について★静岡放射能汚染測定室