健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

放射線リスク最小化Category Archives

第10回“放射能を話そう♪”を開きます!

昨年の7月から月1回、平日に開催してきましたが、会員さんから
「仕事をしているので、土日ならばボランティアも出来るしし、活動にも参加したい」
というご意見をいただいていましたので、
今回の“放射能を話そう♪”は7月14日(土)に企画しました。

午前の部 ; 10:30~12:00
午後の部 ; 13:30~15:00

・テーマ
◆震災瓦礫の事
◆地域安心マップの環境試料測定の事
◆食べ物の事・・
◆新しい測定器の見学

測定室も活動を再開してから1年。
放射能と暮らす知恵を分かち合っていきたいと思います。
—————–

第3回 うさと展  絹・綿・麻のナチュラルウェア、うさとの服、展示・販売
同日(7/14-15 )に プラムフィールド主催(スッタッフは測定室と同じです)の
“うさと展”を開催していますので、そちらもご覧頂けるように準備をしています。
 <-- 画像をクリックすれば大きくなります。
・詳細はチラシ(pdf)をご覧ください。---> 20120714
・プラムフィールドのホームページにも掲載されています。 –> プラムフィールド

お時間を作ってお出かけください。

2012年7月12日
馬場利子記

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第10回“放射能を話そう♪”を開きます!静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第7号を公開します

『測定室』だよりは、会員相互に測定データを共有するために発行していますが、
新刊の『測定室だより』を発行する機会に、関心を持っていただける方に、
既刊のデータを掲載し、公開をしています。

◆『測定室だより』第7号は 2012年2月3日に発行したものです。

測定室だより7号印刷原稿 (全篇完成)

<今号では>、
■昨年、12月8日~1月11日に、当室で測定した58検体の測定結果を掲載しています。

■お茶、一番茶、二番茶、三番茶の測定比較をしました。
平成23年度産の日本のお茶は全てにセシウムが検出されていますが、
今回の測定では、同一茶園のお茶で、一番茶、二番茶、三番茶の測定比較をしています。
最も福島原発からの放射能の影響を受けた一番茶から、
時間が経つにつれて影響が小さくなっていくことが分かります。

■乳児、幼児用粉ミルクの原料産地をご存知でしたか?
測定依頼のあった粉ミルクの測定結果を掲載していますが、
測定に当たり、メーカーに原料乳の産地を問い合わせています。
その結果、 森永は非公開、アイクレオは北海道とアメリカ産原料であることが分かりました。

また、飲用牛乳(明治)も原料の産地はメーカー非公開でした。
産地に関心を持つ消費者に情報を伏せるのは、
放射能汚染の問題だけでなく、メーカーの姿勢が感じられる結果でした。
不安のある原料が使われていなければ、産地の公開をして欲しいものです。
疑わしきは、買わず・・でしょうか?

◆『測定室だより』のバックナンバーは、会員以外の方も購読していただけます。
創刊号(2011年7月発行~最新号11号 いづれも1号 500円です。
<購読を希望される方は>
Tel/Fax : 054-209-20121
Mail :  ssokuteisitu@yahoo.co.jp
当測定室までお申し込みください。

◆福島原発から、放出された放射性物質は全国、全世界を汚しました。
放射性物質は、消えることなく、移動します。
地下水、牛乳、小麦などの汚染はこれからです。

測定をすることで、内部被爆を少なくする食べ方、暮らし方を見つけていく作業に
ご一緒下さい。

2012年7月6日
馬場利子記

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『測定室だより』第7号を公開します静岡放射能汚染測定室

講演録『放射能から子供たちを護るために』

スイス人医師としてチェルノブイリ被害者支援を続けてきたミシェル・フェルネクスさん(83歳)が
2012年5月13日〜25日の間来日し、子供たちをどう放射能から守るかについて、
チェルノブイリでの長年の経験にもとづいた講演を行いました。

ミシェル・フェルネクスさんは、内部被爆の影響について、
チェルノブイリ原発事故から26年経ったいま、市民の外部被爆は10%に減っているのに対し、
内部被爆は80~90%に上っており、
チェルノブイリ周辺に住む子どもの80%が病気にかかっていると語っています。

2012年5月23日 新宿区角筈区民ホール で開かれた東京講演の講演録は
日本消費者連盟HP(http://nishoren.net/food_safety/radioactivity/2276)で
ご覧になれます。

ミシェル・フェルネクスさんの講演では、
内部被爆を少なくする食べ方を示したバベンコ氏の冊子を紹介し、
以下のような補足を加えています。
①ペクチンが多く含まれている色の濃い野菜や果物、海草を食べることで、
セシウムが体内臓器に吸収されることを防ぎ、
すでに体内にあるウランやプルトニュウムの派生物やセシウムを尿や便によって
排出しやすくする。

②色の濃い野菜や果物に含まれる色素(カロチン)とビタミンAは
放射線が引き起こす損傷を修復する能力を高め、
カロチンには抗酸化作用があるので、放射線への抵抗力を高める

その他、チェルノブイリでも経験を通して、
放射線量の高い地域からは避難する事の重要性や、
遺伝的影響により発病している現状が分かりやすく伝えれれています。

ミシェル・フェルネクス東京講演20125

福島原発事故から1年以上たった今も、
幼稚園や学校では、内部被爆を気にする保護者は神経質な人・・だとする風潮も少なくないと聞きます。

子どもたちを健やかに育む環境を作るためにも、
幼稚園や学校の先生に、押し付けではなく、
フランクにこの講演録を資料として手渡せる関係を作っていくことも
とても大切だと思います。

参考になれば、幸いです。

2012年6月12日
馬場利子記

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講演録『放射能から子供たちを護るために』静岡放射能汚染測定室

福島原発事故による「自主」避難者に、正当で幅広い「損害賠償」を!の署名のお願い

2011年11月27日(日)
馬場利子記
福島原発事故により避難生活を余儀なくされている人たちや、避難地区ではないけれど放射能を逃れて自主避難している方たちの日々の心痛を思うと、いたたまれない気持ちです。
そんな折、本日、避難者への報償問題について、あまりにも寡少な保障(損害賠償)額が決められようとしているとの情報がありました。と同時に、この様な事があってはならないと、避難者への補償に対する要望書の署名の呼びかけも受けとしました。
署名の文章には、少し戸惑いはありましたが、それよりも何よりも、福島原発事故さえなければ、避難やそれまでの生活が一気に壊される事はなかった人々が経済的に少しでも安心できるように、日本中から想いを届けられたらと願っています。
皆さんのお気持ちを寄せていただければ、ありがたいと思います。
以下、呼び掛け文と署名サイトを転載させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
原子力損害賠償審査会の議論、あまりといえばあんまりな状況になっています。
このままでは、雀の涙程度の「見舞金」的なものが、同額支払われてお茶を濁されてしまうでしょう。原子力賠償の話しは、今後の原発のコストの議論にも関係してきます。原発の事故の経済コストが外部化されてしまってはなりません。何よりも、自主避難者の経済的な苦境を放置してはならないでしょう。
といういことで、急遽、下記のような緊急署名を呼びかけることにしました。
ぜひ、署名にご協力ください!また、拡散にご協力いただければ幸いです。
———————<拡散歓迎!>—————————-
「自主」避難者に、正当で幅広い「損害賠償」を!
避難費用実費を賠償すべき、一律の、雀の涙の「見舞金」など許されない!!
第一次締め切り 12月2日(金)、第二次締め切り 12月9日(金)
署名フォーム1(PC対応):http://goo.gl/2HQzW
署名フォーム2(PC、携帯対応):https://pro.form-mailer.jp/fms/795bfc1624252
———————————————————-
11月25日に開催された原子力損害賠償紛争審査会では、自主避難者・残留者を問わず、すべて一律同額の賠償とする方向で議論が進められました。このままでは、避難に伴う生活費の増加や何度も往復する交通費、子どもや妊婦の付き添いで必要な家族の避難にかかわる費用など、避難に関わる実費を算入することができなくなります。
結果的に、一律の見舞金的なものとして、実際に避難にかかった費用に比べて大幅な減額となる可能性が出てきます。審査会での「一律同額」の根拠は、行政手続きが煩雑になるということでしたが、これは理由になっていません。中間指針に示されている避難区域内の避難者への賠償と同様、被害者からの実費の請求で済む話です。区域内からであろうと、区域外からであろうと、賠償は同様であるべきです。また、賠償が支払われる期間があまりに短すぎます。
審査会では、草間委員から、「緊急時避難準備区域が解除された9月まで」という驚愕の発言がとびだし、結果的には12月という方向が示されていますが、除染に2年かかる、すなわちそれまでには線量が十分さがらないということを考えれば、賠償を認める期間は最低でも2年とし、それ以降も検討できるようにすべきです。
さらに「第二期」(事故後一定期間が経過したのちの期間)は子ども・妊婦本人しか賠償の対象にしないなど、賠償の範囲があまりに限定的です。子ども・妊婦への配慮は、基本的な賠償の範囲を決めて、さらに追加的に賠償範囲を広げる議論の中でなされるべきものであり、賠償範囲を限定するために持ち出されるべきではありません。
私たちは、これらの問題を指摘するとともに、原子力損害賠償紛争審査会に、とりわけ以下を要請します。
———-
○一律一括の金額ではなく、避難費用の実費がカバーできる賠償とすること
○賠償期間は、少なくとも2年間とすること
———-
また、東京電力に対しては審査会の議論がどうあれ、自主避難にかかった実費を完全に補償することを求めます。
(呼びかけ)
国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
問い合わせ先:
国際環境NGO FoE Japan 満田/090-6142-1807
福島老朽原発を考える会 阪上/090-8116-7155
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上です。
よろしくお願いします。    (馬場)
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福島原発事故による「自主」避難者に、正当で幅広い「損害賠償」を!の署名のお願い静岡放射能汚染測定室

横浜市で、市民の独自の放射能汚染測定で市が動き始めました!!

2011年9月19日  馬場利子記  

横浜市港北区で、マンションの屋上の堆積物から6万3000ベクレル検出。マンションに住む市民が独自測定し、9月17日、新聞報道されました。 

堆積物6万3000ベクレル検出 港北のマンション市民が独自測定[朝日新聞]

 横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から6万3000ベクレル(1キロ当たり)を超える高濃度の放射性セシウムが検出されたことが、民間の分析機関の調べでわかった。この機関に堆積物を持ち込んだ市民が市に結果を報告。事態を重く見た市も調査を始めた。週明けにも結果が判明する。

詳細な経過報告は、 横浜ママパパの放射線だより http://yokohama-konan.info/kohoku2.htmlに掲載。

 

この市民の測定値を知った横浜市は市内数か所を独自で測定をし、新聞発表をすると共に、横浜市の関係者からの話では、公立保育園の除染作業を行ったと言います。

現在、私立保育園では横浜市による測定は行われていないとの事で、横浜市におけるマイクロスポットの確認と、私立保育園への対応も同様に行われるよう、関係者の皆さんの行動を期待します。

今回の横浜市民が独自に行った土壌測定は、空気中の放射線量では知ることが出来なかったマイクロホットスポットの発見を可能としました。

3・15の高濃度汚染を受けた地域(静岡県も含む)は、横浜市に限らず、子どもたちを守るために、正確な土壌(学校・保育園・幼稚園など)の測定を行う必要性を明らかにしました。

福島原発による高濃度放射能汚染は、福島県内に留まらず、広範囲に及んでいる事が分かりました。行政による土壌汚染測定が行われていない地域で、どの様な対処が必要なのか、私たちも静岡市、静岡県に質問していきたいと思います。

以下、横浜の汚染除去など横浜市の対応を掲載した新聞記事を転記します。

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港北の「高放射線量」地点 セシウム4万200ベクレルも 市、5ヵ所の詳細公表

[東京新聞]  9月 18, 2011

横浜市港北区の側溝付近で、比較的高い放射線量を検出した問題で、同市は17日、この地点は港北土木事務所近くの側溝(同区大倉山5)と公表した。この地点に堆積していた泥などから、1キログラム当たり4万200ベクレルの高濃度の放射性セシウムを検出しことも明らかにした。

 市は同日、この地点から堆積物を取り除き、放射線量を計測。地上50センチで当初の毎時0.91マイクロシーベルトだった放射線量は0.13マイクロシーベルトに低下した。

 この地点は、側溝の雨水取り入れ口周辺で、付近の屋根を伝わって落ちる雨も集まりやすい。

 同市は市内で比較的高い線量を検出しそうな場所の調査を開始。また、この地点を通報した同区の男性が住むマンション屋上の堆積物から同約6万ベクレルの高濃度の放射性セシウムを検出したことなどを受け、建物屋上の調査も検討する。

 併せて市は、同区で放射線量を計測した他の4地点は噴水施設の底部や側溝などだったと公表。

地上1メートルの放射線量は0.14~0.11マイクロシーベルトだった。堆積物を除去した後は、いずれも放射線量は低下した。

 5ヵ所の地点で除去した計約13キログラムの堆積物は、港北土木事務所の倉庫でビニールシートなどで覆い、保管されている。

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横浜市で、市民の独自の放射能汚染測定で市が動き始めました!!静岡放射能汚染測定室