健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

放射線リスク最小化Category Archives

既刊の『測定室だより』第30号全頁を公開します♪

『測定室だより』は会員の会報として発行し、測定した全データを共有していますが、
会員で共有し終えた情報を、随時、HPで公開し、お知らせしています。

第30号は2014年4月30日に発行した会報です。

『測定室だより』30号の全頁は、こちら(↓)でご覧いただけます。
  http://yahoo.jp/box/QH6RC2

■今号の記事は、
測定結果は、2014年2月17日~3月31日に測定を行った
静岡測定室:食品:41検体、環境試料:6検体、
浜松分室:食品:4検体を掲載しています。

◆その他、『測定からみえてくるもの』の中で、
 富士宮市の学校給食に使われている干し椎茸の測定を行い、
 富士市役所の担当者とお話をした内容や、
 食べる量が少ない食品についての考え方について記事にしています。
 
◆連載エッセイ『静岡に住む娘へ』(河野益近寄稿文)では、
 放射性物質の重さについて、分かりやすく書かれています。

何かの参考にしていただければ、嬉しいです。

❤測定室では、
毎月、測定した結果や連載記事、トッピック記事を載せた『測定室だより』を発行しています。
放射能(セシウム137)は、少なくとも、あと25年経っても今の量の半分にしかなりません。

『放射能を観察し、安心して暮らせる方法を共有する活動』にご一緒して頂ければ、嬉しいです。

2015年11月17日
馬場利子記

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既刊の『測定室だより』第30号全頁を公開します♪静岡放射能汚染測定室

11月10日(火)“放射能を話そう♪”第43回を開きます!

11月の第43回”放射能を話そう♪”は
11月10日(火)13:30~15:30 から、
当室アドバイザー:河野益近さんをお招きして、
測定研修のプログラム①を行います。

放射能を自由に話す時間ではありませんが、
講師の河野さんから『測定すること』について、一緒にお話しを伺い、
測定の奥儀を感じてみるのも、有意義な時間になると思います!

参加費:会員:300円、一般:500円 (『測定室だより』最新号+お茶とお菓子付き)

お時間を作って、ご参加ください。

測定室の研修については、『測定室だより』第45号で会員の皆さんにはお知らせしましたが、
一般の方も、今回の1日(半日)研修に参加していただくことが出来ます。

3人目の新しい測定器

測定研修については、以下の通りです。

測定研修要項

放射能と共に暮らす日々、まずは知る事から始まる智慧を共有したいと思います。

2015年11月9日
馬場利子記

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11月10日(火)“放射能を話そう♪”第43回を開きます!静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第44号を発行しました♪

『測定室だより』は、当室の会報として発行していますが、
一般の方にも、ご希望の方には購読していただくことが出来ます。

今号には、
当室で2015年6月27日~7月30日に測定した
31測定、31検体(食品21検体・環境試料9検体・尿1検体)の測定結果を掲載しています。

たより44号表紙

今回の測定の中で、特記すべき測定は、
同じ生産地・生産者によって収穫された2012年産と2014年産の黒大豆の測定で
両方ともに、セシウムを検出したため、
その乾燥大豆を、水に戻した時、またそれを茹でて煮た時・・と
状態を変えて、どの様にセシウムが変化するか、比較測定を行い、
結果を報告しています。

2011年時、農地の汚染が比較的強かった地域では、
特別な放射能軽減措置を行わない畑では、その後も、農産物への移行はなくならず、
各年度産の黒大豆の変化も観察しています。

その他には、
◆『ネイチャー』掲載論文より、
『ケララ海岸部の高環境放射線量地域におけるダウン症および関連疾患について』を 
邦訳論文を転載しています。

自然放射線であっても、被曝量が増せば、先天的疾患が増える論文に、
日本で人工放射線量が高い地域で暮らす事の安全性について、示唆的な事実を読み取っていただけます。

日本で、放射性物質による外部被曝、内部被曝の健康被害への理解は、
これから医学的にも、生物学的な専門分野の研究者から、進められていくと思います。

セシウム137の半減期は、30年。
どの様に、放射能と付き合っていくか、静かに・的確に考えていきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・

会員外の方で、
購読ご希望の方には、1冊500円(送料・税込)でお送りしています。
ご希望の方は、お申し込みください。
年会費は、1年3000円です。

・・・・・・・・・・・・・・・

◆『測定室だより』第43号は9月20日発行です。
 すでに、会員の方には、お手元に届いていると思いますが、

万一、まだ、届いていない方がありましたら、ご一報ください。
直ぐにお送りします。

【お申込み・問い合わせ先】
電話・fax :054-209-2021
mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp

2015年9月23日
馬場利子記

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『測定室だより』第44号を発行しました♪静岡放射能汚染測定室

浜岡原発の北北東4Km辺りで、また、地震がありました。

9月1日深夜、また静岡県御前崎市で地震がありました。

マグにニュードは4.2~4.3とより大きく、
深さは7~13.3km、位置は8月29日と殆ど同じく、
浜岡原発から東北東4kmのあたりです。

群発地震になっていくのか、分かりませんが、
原子力防災をもう1度、家族や仲間と確認をしておくサインのようです。

浜岡原発は運転を停止していても、安全ではありません。
1日1日を、確かな気持ちで前に進みたいです。

2005年9月1日
馬場利子記

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浜岡原発の北北東4Km辺りで、また、地震がありました。静岡放射能汚染測定室

8月24日(月)より尿の測定を開始します!

当室は、福島原発事故による放射能汚染の現状を、市民自ら測定し、
暮らし方や食べ方を共有しようと、2011年6月11日に、食べものの測定を再開しました。
(測定開始は、1988年12月19日でした。)

1988年当時の測定器で測定再開


そして、当室の放射能測定活動は、
◆2012年5月より、環境試料(土・環境の中の水・落ち葉・堆肥など)の測定開始。

子どもたちの遊ぶ公園や、学校、森や林、私たちが暮らす街の測定を行い、
安心して暮らせる環境作りを行うための測定を行っています。

◆2012年11月には、静岡放射能汚染測定室浜松分室を増設。

浜松分室の風景


測定室の会員が、より近い場所で測定が可能となるように、
1988年当時の測定器を移設し、測定を行っています。

そして、本年7月の総会にて、本年度の新しい活動として、
◆内部被曝を推定するための尿の測定を行う事を決めました。

尿の測定のための新設したピカピカ皇子


◆【尿の測定の目的】

高額な測定料を負担し、細密な測定値を得る測定ではなく、福島原発事故後の現在のおおよその内部被曝の状態を確認する事で暮らし方・食べ方について、把握する事を目的とします。私たちは、放射能と共に暮らす中でも安心と希望を見出すために測定をしています。尿のセシウム定量値を把握するための測定ではなく、暮らし方を確認し、将来に備えるための測定を行います。

◆【尿測定の申し込み方法】               
①尿の測定は1週間に2検体しか測定できません。必ず、測定の予約をして下さい。
 予約は℡ 054(209)2021または、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp。
 検体の到着日をお伝えします。到着日は都合の良い日を相談して決めます。 
                  
②尿の測定依頼書(※1)に必要事項を記入の上、検体と一緒に搬入ください。
持参、送付いずれでも構いません。送付の際は、発送時に『こわれもの』の指定をして下さい。

◆【採尿の方法】  

採尿用グッズ

  
★用意するもの:①蓄尿する容器として、2ℓまたは1.5ℓの水が入っていたペットボトル 
②プラスチック製の300mlのコップ 
③使い捨てジョウロ。
             

◆【注意事項】                         
①のペットボトルは必ず、飲料水が入っていた物を使用して下さい。
 お茶や有機物が入ったペットボトルに入れると尿が腐敗し、異臭を放ちます。
 その際は測定を行いませんので、注意して下さい。

②採尿には、プラスチック製の300mlのコップが便利です。
(100円ショップでも購入できます。大人の場合、1回200ml以上採尿できますし、子どもの場合も大きい方が採りやすいです。)
          
③ペットボトルに入れる時は、必ず、ジョロを使用して下さい。コップから直接、ペットボトルに入れようとすると、間違いなくこぼれます。(スタッフの実験済み)

④尿は少なくとも1.3ℓ。大人の場合は1.5ℓ必要です

④小さなお子さんの場合、1日で1.3ℓ採尿する事はできません。 採尿期間はなるべく2日以内に行って下さい。
 何日間もかけて採尿すると、朝起きた時だけ、あるいは夜だけというように採る時間帯が偏ってしまい、
 トータルな排出状況にならなくなります。

⑤ペットボトルを送付する場合、破損を避けるため箱などに入れて送って下さい。 

◆【測定申込書】
このWebの上部にある「測定申込書」もしくは、以下より、尿の測定依頼書をダウンロードして下さい。
 https://files.acrobat.com/a/preview/e4f31e25-dc9f-4fff-ac37-4cd45d9673cc                                   
★インターネットをご利用されない方は、お電話ください。お送りします。 

★検体提供者の名前を記入していただく必要はありませんが、測定室では、他の測定と同様、尿の測定結果も会員の皆さんに報告していきますので、年齢、性別、在住地など、必要事項は必ず、お書きください。

 記入必須事項に記入漏れがある場合、測定を延期し問い合わせをさせて頂きます。 

◆測定料金
多くの方に尿の測定をしていただけるよう、測定料はなるべく安価にしたかったのですが、
1検体の測定時間が48時間~60時間必要なため、この価格となりました。ご了解ください。


 尿の測定料金 ①会員・旧会員・特別会員・団体会員 :1検体 2000円
        ②情報会員 : 1検体 3000円
        ③一般   : 1検体 5000円

尿の測定は、新測定器(ぴかぴか皇子)が担当します!

◆【測定についてのお問い合わせは】
   ℡:054-209-2021  
   mail;ssokuteisitu@yahoo.co.jp

尿の測定により、内部被曝量を推定する方法など、尿の測定の詳細は
『測定室だより』43号(2015年7月30日号)と44号(9月20日発行予定)に掲載しています。

多くの方が、内部被曝を推定できない不安から、放射能を忘れてしまおう・・とするのではなく、
1人1人が内部被曝の現状を知って、安心して暮らす方法を見つけていくお手伝いをしたいと思っています。

皆さんもお子さんだけでなく、ご自身の測定も行ってみて下さい。

2015年8月21日
馬場利子記

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8月24日(月)より尿の測定を開始します!静岡放射能汚染測定室