健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

『放射能をはなそう』Category Archives

『放射線と健康障害』の特集記事をご紹介します。

測定室の会員さんより、
月刊誌『DAYS japan』6月号が送られてきました。

すでに、皆さんはお読みでしょうか?

7月4日(木)の当室で開催しました“放射能を話そう♪”でも
寄贈者から、記事について紹介がありましたが、
記事は
北海道がん治療センター 西尾正道名誉院長(放射線科)の
講演を収録した
『特集~ウソだらけの放射線と健康障害~です。

特集~ウソだらけの放射線と健康障害~

医師・西尾正道さんは、
「いわき放射能市民測定室たらちね」の甲状腺検査の顧問でもあり、
専門はがんの放射線治療です。

その専門知識と、長年の医学的データや情報を示して、
放射能による被ばくの危険性を、簡潔に分かりやすく、
多くの視点から、説明されています。

私自身が、放射能による健康被害について知るために
色々な資料や情報を探してきたほとんどの事柄が書かれています。

たとえば、
ICRP(国際放射線防御委員会)の安全基準は、
原子力事業を成り立たせるために、労働被曝を可能にする数値から、決められた基準値である事。
そして、その基準は決して、安全な数値ではない事も示されています。

加えて、原発震災直後に福島医科大学副学長として迎えられた
山下俊一氏が『低線量での影響はない』根拠として常に引用している
長崎、広島での原爆による健康被害調査は、
健康調査対象を、爆心地から2km以内に居た人
に限定しており、
被曝の影響はもっと広い地域で起こっている事を切り捨てただけでなく、
2km以上離れた人々と、被爆者と認定された人の間には
健康状態(癌の発生率のみ調査)には有意差がない報告になっている事は
恣意的な調査の結果で、本当は低線量でも健康被害が起こっている事が
丁寧に説明されています。

そして、現在行われている国の健康調査が欠陥だらけであること、
無料の甲状腺検査を全国で行う必要性も、指摘しています。

私たちが、放射能と共に暮らすために、
自ら情報を得て、出来事を理解していく上で保存版の資料になる

と思いましたので、
出版元にお願いをして測定室に取り寄せました。

DAYS JAPAN 2013年6月号 1冊 定価820円の所、
送料込で 1冊 740円にてお届けします。

ご希望の方は、下記までお申込み下さい。
℡&fax 054-209-2021 (月~木 10:00~16:00)
mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp

保存版で多くの人へ回覧していただける資料です。

2013年7月13日
馬場利子記

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『放射線と健康障害』の特集記事をご紹介します。静岡放射能汚染測定室

第20回“放射能を話そう♪”を7月4日(木)に開きます。

第20回“放射能を話そう♪”を開きます。

紫陽花の季節に集う・・

日時:7月4日(木) 13:30~15:00  
場所:静岡放射能汚染測定室      
会費:会員・300円               
    一般・500円(会報最新号22号付)

6月11日に発行した~放射能と共に暮らすための~『地域安心マップ』
について、質問や意見交換もしたいと思います。

また、放射能や暮らしの情報交換・・
最近の気持ち、嬉しかった事、困っている事など、
何でも シェアしましょう!

スカイプでも参加いただけます。
(スカイプ参加の場合は、事前にお申し込みください)

お待ちしています❤

2013年7月2日(火)

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第20回“放射能を話そう♪”を7月4日(木)に開きます。静岡放射能汚染測定室

6月9日(日)の松井英介氏講演会の報告

去る6月9日(日)に開催しました記念講演会の報告と講演内容を掲載します。
講師は放射線医学がご専門である松井英介先生(岐阜環境医学研究所所長・医師)。
放射線が人体に与える影響について、お話を伺いました。

講師の松井英介先生

講演の内容を動画にてご覧いただけます。
『低線量・内部被爆による健康被害を考える』
松井英介(岐阜環境医学研究所)1時間39分

講演レジュメは下記データファイルにあります。
20130609松井英介講演会資料 A4版8P. PDF 1.3Mb

会場には、原発ゼロのミニクマ君ご一行も参加!

参加者を出迎えるゼロミニクマ原発ゼロ君

講演会が始まる前に、お得意のピアノも披露してくれました!
原発ゼロノミニクマ君の、皆さんへのメッセージ!
ゼロノミニクマ 原発ゼロノミクス宣言@静岡
2013年6月9日 4分33秒

そして、講演会に参加して下さった方と講師をお迎えするウエルカムソングは
静岡で活躍する歌い手、大島優美子さんの歌声が流れました・・。

ウエルカムソングを歌う大島優美子さん


大島優美子さん 松井英介さん講演会 5分46秒

松井英介先生のお話は、
細胞レベルの医学的な作用を示しながら、
なぜ、放射線が人への影響を及ぼすのか、分かりやすく
解説してくださり、
チェルノブイリで、イラクで、世界で起こっているデータを元に、
福島でこれから起こるであろう被害を少しでも少なくするための
アドバイスをたくさん伺う事ができました。

低線量でも影響のある放射能。
内部被曝を少なくするためには、汚染の少ない食べ物を
測定して食べる大切さを、改めて思い起こす事が出来るお話でした。

皆さんの参考にしていただけたらと思います。
講演会にお力を貸していただいた皆さんに、
心からお礼を申し上げます。

2013.年6月11日記

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6月9日(日)の松井英介氏講演会の報告静岡放射能汚染測定室

6月9日(日)松井英介医師の講演会を開催します!

当測定室は、6月9日(日)、測定再開より2周年の定期総会を迎えます。
総会記念講演会を13時30分より、
講師に松井英介医師(岐阜環境医学研究所所長・放射線医学専攻
)をお迎えして、開催します。

放射能のいのちへの影響がテーマの講演会です

演題 『放射能と共に暮らす
        ~低線量・内部被曝を防ぐために~』
日時: 6月9日(日) 13:30~15:30
会場: 静岡市葵生涯学習センター(アイセル21)1階ホール
参加費: 一般・1000円 (事前予約可) 当日・1500円
      測定室会員・700円

ご予約:電話:054-209-2021
     メール:ssokuteisitu@yahoo.co.jp

福島原発事故について、政府や専門家が語る時、
原子炉の安全性や原子力を推進する国際機関の基準値が真実のように伝えられます。
しかし、そうでしょうか?
私たちの知りたい事、伝えたい事は、
放射能のいのち(未来)への影響についてです。

松井先生の当日の講演レジュメを準備しました。
◆放射線がなぜ、危険なのか。
 ~医学的に、細胞や組織に起こる作用を説明して下さいます。
◆チェルノブイリで何が起こっているのか。
 ~膨大な医学論文を引用して、低線量被曝がもたらす影響を伝えてくださいます。
◆私たちにできる事は何か。
 ~低線量・内部被曝を防ぐ必要性が明確に分かります。
 ~高レベル汚染地域の子どもたちに何をすべきか、提案をして下さいます。

放射能は無くなっていません。
確実に拡散し、低線量被曝はこれからも侵攻します。

ぜひ、ご一緒に私たちが為すべき事・できる事をお聞きください。
お待ちしています。

2階のギャラリーでは「清重伸之表紙絵展」を開催しています。

2013年5月27日
馬場利子記

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6月9日(日)松井英介医師の講演会を開催します!静岡放射能汚染測定室

4月25日(木)は“第19回 放射能を話そう♪”です。

今回の“放射能を話そう♪”は
4月25日(木) 13:30~15:00 です。

素敵なゲストがご一緒して下さいます!!
『測定室だより』の表紙絵を書いて下さっている画家の清重伸之さんが
6月の表紙絵展の準備も兼ねて、東京から来静し、参加して下さいます。

たより15号表紙絵

いつものように、思い想いの言葉で、
ゆったりとした時間をご一緒に“Tea Time”して下さい。

場所は プラムフィールド(測定室)
参加費は 会員:300円
       一般:500円(『測定室だより』最新号プレゼントつき)
小さなお菓子とお茶付です。

当日、『幸せお届け便』の購入も出来ます。
お待ちしています。

2013年4月19日
馬場利子記

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4月25日(木)は“第19回 放射能を話そう♪”です。静岡放射能汚染測定室