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託送料金取り消し訴訟2020年10月15日よりCategory Archives

託送料金リモート勉強会(2021年2月5日・金 13:30~14:30 講師:馬場利子)報告&当日資料❤

2021年2月5日(金)のリモート勉強会に多くの方が参加してくださり、ありがとうございました。

■託送料金(電気を送る費用)に法律で許されていない
 ①『福島原発事故の賠償負担金』と②『廃炉円滑化負担金』の2つの原発の経費が上乗せされて請求されている!!ことは、
 電気事業法に違反していることを改めて、お伝えしました。

♦参加者は36名。
 (通常の勉強会では考えられない、北は札幌(泊原発の原告の方)から、南は福岡県(グリーンコープでんきや測定室会員さん)まで)

♦質疑応答では、参加して下さった方から、詳しい電力事情のフォローをいただくなど、
 私自身、充実した時間になりました。

♦主催して下さった浜松市議:鈴木恵さんと沼津市議:山下ふみ子さんに感謝しています。

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●当日、参加できなかった方たちから配信希望をいただき、録画をしてくださいました。

1部:レクチャー約30分。
2部:質疑応答 約25分  (個人情報に配慮し、音声記録で掲載しています)

レジュメ資料データは ⇒  https://qr.paps.jp/zCEXE でご覧いただけます。

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●勉強会後、参加者の複数の方から、
 「託送料金は、電気代の3~4割だという事に驚いた。知らなかったが、そもそも、電気料金の内訳が分かるように書いてない!」
 という感想をいただきました。

 この『託送料金は、電気代の3~4割』という話題は、
 質疑応答の中で、参加して下さったコンシューマネット・ジャパン代表の古賀さんが説明して下さっていますが、
 その資料をいただきました。以下にお伝えします。

電気代に占める託送料金の割合


 

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■1部:レクチャー映像 約30分
https://youtu.be/hKI_By-9Qtg

■2部:質疑応答 約25分 (音声データ:https://qr.paps.jp/LI7wH)

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❤託送料金上乗せを国に問う裁判(取り消し訴訟)が、昨年(2020年)10月15日に提訴されました。

 この裁判で違法性が認められれば、
  ①全国の託送料金上乗せが取り消されます。
  ②原発の電気は決して安くないことが明白になります。
  ③それどころか事故の賠償など1つの電力会社で負えるものではない現実を国民が共有することになります。

 託送料金裁判の詳細は、<グリーンコープ託送料金を問う:https://www.greencoop.or.jp/takuso-ryokin/>をご覧ください。

こそこそと、勝手に、なるべく分からないように利権を守る国の在り方を、小さなことから変えていきたいと思います。
引き続き、【原発から省エネ・分散型自然エネルギーへの転換】【なりたい国になる】のために、
皆さんのエールをよろしくお願いします。

2021年2月14日       馬場利子記

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託送料金リモート勉強会(2021年2月5日・金 13:30~14:30 講師:馬場利子)報告&当日資料❤静岡放射能汚染測定室

託送料金:リモート勉強会(2月5日・金 13:30~14:30 講師:馬場利子)のお知らせ♥  ぜひ、ご参加ください!!

馬場利子より、お知らせをします。

覚えていらっしゃいますか?
2017年9月28日、経済産業省令により、電気の託送料金に「福島原発事故賠償負担金」と「廃炉円滑化負担金」を上乗せする決定がなされました。

この違法な取り決めがなされる前(2017年2月、3月)、
私たちは静岡県内で20団体の賛同・参加を得て、『リレー講演会を開催』し、
新電力事業者の方たちにも参加いただいて、託送料金について考えました。

2017年2月.3月に開催した託送料金静岡県内リレー講演会

託送料金(電気を送るための費用)は、
2016年に電力が自由化されて新規に電力事業者となった企業も送電契約をしなければならないため、
原子力発電とは無縁の事業者にも、一律に、原発事故、廃炉など原子力発電所で利益をあげてきた企業の負債を肩代わりさせようとする経済産業省の省令改正は、『電気事業法』の改正を行わず、こっそりと(!)決められました。

私たち『静岡県内❤リレー講演会』実行委員会では、
国会審議を経ないで決められようとしている『託送料金の上乗せ』について、
国会議員に働きかけをするなどのアクションを行いましたが、パブリックコメントでも反対が大多数だった意見を無視して、決定された経緯があります。

電気を送る費用としての託送料金に、原発の関連費用を送電会社の『営業費』として計上して、
発電会社に上乗せして請求することが2020年10月から始まりました。

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託送料金に「福島原発事故賠償負担金」と「廃炉円滑化負担金」を上乗せする経済産業省の決定は違法であるとして、グリーンコープでんきが、2020年10月15日に、国に対して、『託送料金取り消し訴訟』を提訴しました。

なぜ、託送料金取り消し訴訟なのか、訴訟のもつ意味などを、皆さんにお伝えしたいと思い、色々な方に、相談をしてきました。

今回、『浜松市政向上委員会』鈴木恵さん(浜松市議会議員)の主催で勉強会を開いていただけることになりました。

・・・・・・以下、主催者からのお知らせです・・・・・・・・・

『ちょっと、聴いてください!託送料金~国(経済産業省)の暴走を今、止めたい!』

日時:2021年2月5日金曜日 13:30 ~14:30

開催方法:Zoomミィーティング 公開

●講師 馬場利子さん(環境カウンセラー、フリーライター)

●参加費 無料

●Zoom勉強会に参加する方法 :どなたでも参加できます。
 ↓ にアクセス
https://zoom.us/j/96299401569?pwd=UWlDT2Q1aGxmdjREamw0NU15MUZYUT09

ミーティングID: 962 9940 1569
    パスコード: 31534

「託送料金」ってご存知ですか?
託送料金とは、私たちが電気を使う際の「電線使用料」のこと。
その中に、本来入るべきではない原子力発電所を維持するための費用(電源開発促進税・使用済燃料再処理等既発電費)がすでに含まれていること、加えて2020年10月から「賠償負担金」と「廃炉円滑化負担金」が上乗せされている。

託送料金になぜ原発関連の廃炉費用の経費が入っているのか?
そして、どう止めることができるのか、一緒に考えませんか?

主催者:問い合わせ先
浜松市政向上委員会 鈴木恵 megu@megumi-happy.net

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国の違法な取り決めに、気付いた人がしっかりと意見を言い、取り消しを求めるアクション!!
ドキドキ、ワクワクのお話と質問タイム。
お時間がありましたら、ぜひ、ご一緒ください。
お待ちしています。

2021年1月29日   馬場利子記

2020年10月15日提訴:託送料金上乗せ取り消し訴訟をみんなで応援

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託送料金:リモート勉強会(2月5日・金 13:30~14:30 講師:馬場利子)のお知らせ♥  ぜひ、ご参加ください!!静岡放射能汚染測定室