新型コロナウイルスの感染が、第3波となり、各地で医療現場のひっ迫が伝えられる中、
政府の経済優先政策:go to キャンペーンの見直しの声が大きくなってきています。
行動の自粛を呼びかけ、個人に感染予防を求めながら、片や旅行や飲食を勧める政策をとる政府に安全、予防の判断を委ねず、
1人1人が考え、行動する大切さを痛感しながら、測定室の活動をしています。
そんな中、♦会報『測定室だより』82号(12月20日発行)をお届けしました。
会員の皆さんには、すでにお手元に届いていると思いますが、
万一、届いていない場合は、ご一報ください。
❤今号には、
静岡測定室で2020年8月25日~2020年10月22日に測定をした:食品87 検体
浜松分室で2020年5月~2020年11月に測定をした:食品2検体・環境試料1検体 の
合計:90検体の測定結果を掲載しています。
♦特記すべき測定は
収穫期を迎えた秋の季節がら、新米や新蕎麦粉、果物の測定がありました。
食品加工の原料を扱う問屋さんが、毎年、多くの豆類を測定してくださっていますが、
今年も18検体の豆や雑穀類を測定しました。
豆はカリウムを多く含む食品であることから、セシウムを比較的吸収しやすいですが、
全国各地で収穫された豆に汚染が見られなかったことは、安心して食べられ、ありがたいです。
♦毎号、好評の河野益近さんの連続エッセイ、
今号は『トリチウム汚染水の処理方法』について、丁寧に書いてくださいました。
多くの方が、汚染水処理の方法について、関心をお持ちだと思いますので、ここにご紹介いたします。
■『測定室だより』は会報として発行していますが、
購読をご希望の方には、1部500円(送料込)でお送りしています。
★年間購読料(6号/年)は3000円(会員の方の測定料は、一般の測定の半額以下になっています)です。
購読申込みは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp
℡:054-209-2021 まで、ご連絡ください。
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安心の基準は、1人1人が起こっている事を知ることから、考え、選択していくものだと思います。
同じ想いの人が集う、市民測定室の活動を支えて下さる皆さんに感謝して、
これからも、『知ることから始める暮らし』を続けていきたいと思います。
よろしくお願いします。
2020年12月10日
馬場利子記