『測定室だより』は、当室の会員通信として発行をしていますが(最新号は第63号)、
会員で共有をし終えた情報を、随時、公開をしています。
今回、公開します『測定室だより』第42号は、2015年6月30日発行の会報です。
◆42号には、
2014年4月30日~2015年5月28日まで測定した、食品22検体と環境試料1検体の測定結果を掲載しています
❤測定品目としては、
季節の新茶(茶葉)の測定が7検体(産地も様々です)と多くなっています。
茶葉でセシウムを検出した検体については、全て引用茶にして、測定をし不検出となっています。
❤『測定室だより』で最も人気が高い読み物は、
当室のアドバイザーである河野益近さんの連続エッセイ“静岡に住む娘へ”ですが、
今号は、個人線量計の不確かさ(実際の線量よりも測定値が低く出る)について、
書いてくださっています。
毎回、河野さんのエッセイを読んで思う事は、
国が説明している放射能の安全性の根拠は、政治家の答弁のように論理的でない事が多い・・という事です。
専門的な知識がないと、反論も出来ないのですが、
放射能で汚染し、空間線量も高い地域で、バッチをつけて測定した値で健康が守れるのか・・
そこが一番聞きたい事なんですが・・。
皆さんも、ぜひ、読んでみて下さい。
『測定室だより』第42号の全頁は、以下のURLでご覧いただけます。
↓
http://ur2.link/Go1j
(注):公開期間は半年(2018年4月30日まで)となります。
その後は、測定室にメールにて、データをご請求ください。
当ホームページで公開されている会報のデータは無料で、
直接、PDFデータをお送りします。
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また、紙面でご利用になりたい場合も、ご一報ください。
当HPで公開しました『測定室だより』第1号~41号は、1号250円(定価500円)送料込でお送りします。
❤申し込み先: mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp
電話/Fax:054-209-2021 (火~木 10:00~16:00)
何らかのお役にたてれば、幸いです。
放射能の内部被ばくは、その存在を知り、避け方を知っていけば、必ず、減らせるものです。
忘れず、諦めず、知らない事での不安を皆さんと情報を共有することで、減らしていけたらと願っています。
❤明日が、今日よりほんの少し、安心できる社会になるよう・・1歩1歩を味わって丁寧に生きられますように・・。
2017年10月12日
馬場利子記