3月20日付、『測定室だより』第29号を発行しました。
今号では、
2014年1月6日~2月13日に当室で測定をした
37検体(食品 22品・環境試料15品)
の結果を掲載していますが、
特記すべき測定は、
静岡県富士宮市の同じ生産者が栽培したたシイタケを
①生で
②乾しシイタケで
③乾しシイタケを水でもどした水・・
④水で戻したシイタケ
の4種類の測定をしています。
この様に、水に戻した乾しシイタケと、戻した水の測定をする事は、
当室では、何回か行っていますが、
今回も、セシウムは、
水とシイタケに大よそ、半々に含まれることを確認できました。
また、地域安心マップ作成のための地域測定は、
静岡市葵区、駿河区の22地点の測定を行い、
セシウムがほとんど移動して検出されない場所と、
山の窪地や、雨水の溜まる場所では、
セシウムがある程度、留まっている事も数値として観察をしています。
◆乳歯の測定について
子どもたちの被曝量を、今後、日が経過しても測定する事が出来るように、
抜けた乳歯を保存する事が勧められていますが、
今号では、乳歯の測定を行っている歯科医院の呼びかけ記事を掲載しました。
抜けた乳歯がある方は、ぜひ、測定に協力をお願いします。
測定室だよりは、当室の会報として発行していますが、
購読を希望されるかたは、
1部 500円で購入していただく事が出来ます。
年間購読料は、3000円(送料込み) です。
ご希望の方は、ご連絡ください。
mail : ssokuteisitu@yahho.co.p
電話 : 054-209-2021
放射能と共に暮らさねばならなくなった日本。
リスクを最小にする方法と知恵を、分かち合っていきたいと思います。
◆当室会員の方で、まだ、たより29号が届いていない方がありましたら、
ご一報ください。
直ぐにお送りします。
2014年3月16日
馬場利子記