4月30日、『測定室だより』20号を発行しました。
20号では、
2月18日~3月18日までに測定した58検体の測定結果を掲載しています。
測定結果で特記すべき結果は、
①岩手県産のがんくい豆に数㏃/kgの汚染が見られました。
豆類は放射性物質をため易いと言われていますが、
味噌、醤油などは、これから店頭に並ぶ物が、
事故後の大豆を原料として作られたものになっていきます。
愛用されている調味料があれば、
メーカーに放射能の測定を行っているかどうか、
問い合わせをしてみる事をお勧めします。
そして、必ず、測定下限値が何㏃であるかも、聞いて下さい。
『不検出』だけでは、正確な汚染値を知る事にはなりません。
食品メーカーに消費者の意見を届ける事も、
大切な行動だと思います。
②環境試料では、静岡市内で昨年末に落葉した山茶花の葉に
セシウム合算で約20㏃/Kgの汚染がありました。
2012年に育った葉の汚染値は、根から吸収したセシウムであるのか、
雨や風で、葉の表面に付着したセシウムなのか・・
山茶花の葉を洗って、測定をしてみたいと思います。
また、
地域安心マップは
★東京都・千葉県・静岡県内 31か所
★長野県北安曇郡・松本市・大町市内 19か所
の測定結果を掲載しています。
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この『測定室だより』は、会員通信として発行し、会員の皆様への発送を終えました。
会員の方で、5月に入ってもお手元に届かない方がありましたら、
お手数ですが、ご一報ください。
直ぐに、お届けいたします。
また、『測定室だより』は 一般の方も購入いただくことができます。
ご希望の方は、測定室にお申し込みください。
電話&fax 054-209-2021
mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp
既刊の号も含めて、1号500円+送料80円です。
放射能を観察し、より安心できる暮らしが出来るよう、
皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
2013年4月27日
馬場利子記