福島原発事故から7年が経ち、福島原発について報道される事も少なくなりましたが、
政府は、避難区域の放射線量が低くなったことを理由に、避難者の帰還が進められています。
静岡から、継続的に福島の方たちへの支援活動を行っているグループがありますが、
その人たちが、避難区域の空間線量を測定し、持ち帰って報告してくださる値は、
決して20ミリシーベルト/年以下にはなっておらず、
避難解除される理由は、根拠のない政策と言えます。
放射線の安全性の把握は、空間線量の数値だけで良いはずはありません。
内部被ばくを少しでも減らすために、食べ物の測定を継続してきましたが、
その『内部被ばく』は、食べ物などで体内に入ってくるだけではないことを、
測定によって証明しようと、
当室アドバイザーである河野益近さんが、放射性微粒子の調査と測定に取り組まれています。
今年度の総会記念学習会は
福島原発事故の現状や放射性超微粒子などについて、お話を伺います。
テレビの報道番組でも『セシウムボール』として観察・報告されている放射性超微粒子の存在を明らかにすることで、
子どもたちが、線量の高い土地に暮らすことの健康リスクを指摘することができます。
ぜひ、お時間を作って参加ください。
どなたでも参加していただけます。
この放射性超微粒子について知ると、
環境中に存在するセシウムなどが低い地域でも、土など環境に含まれていれば、
福島から遠い静岡や、その他の地域でも気を付けなければならないことが、分かります。
会場は、測定室の事務所で行いますので、
『食卓の安心測定』の申し込みや試料の持ち込みも当日、お受けいたします。
一般の方もぜひ、お時間を作って、放射能と共に暮らす知恵を共有ください❤
❤当日は、呈茶と小さなお菓子を準備しますので、参加の申し込みをお願いします❤
<参加申し込み・問い合わせ> ☎054-209-2021 火~木 10:00~16:00
mail; ssokuteisitu@yahoo.co.jp
忘れないこと・諦めないこと・そして未来を創る勇気を共有する・・
学習会にぜひ、ご参加ください♪
2018年5月6日
馬場利子記