健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

静岡放射能測定室Tag Archives

6/9(土)測定室1周年企画。小出裕章さん講演。

6月9日(土)『静岡放射能汚染測定室』測定再開1周年記念講演会として、
『3.11以後の世界~市民に出来ること~』と題して、
小出裕章さん  (京都大学原子炉実験室・当測定室アドバイザー)をお招きしてお話を伺います。
http://hiroakikoide.wordpress.com/
インタビュアーは、ウォン・ウィンツァンさん  (Wong WingTsan : ピアニスト・作曲家)  
http://www.satowa-music.com/profile.html


【日  時】 : 6月9日(土) 14:00~16:00
【場  所】 : 葵区生涯学習センター・アイセル21 1階大ホール
【参 加 費】 : 一般1000円 会員500円
【申し込み】 : 要予約(定員300名)  参加予約は 4月6日(金)より

■ 申し込み方法■
・TEL・FAX・来店 末尾ご参照。
記念講演会の日時が迫り、入金確認及び、チケットの郵送が難しいことから、フォームからのお申し込みを締め切らせて頂きました。
よろしくお願い致します。

・測定室HPフォーム  https://ws.formzu.net/fgen/S99236352/

フォームよりお申し込みされる方へ
●ゆうちょ銀行口座
記号 12320  番号 46136131
口座名義 静岡放射能汚染測定室(シズオカホウシャノウオセンソクテイシツ)
●他金融機関からの振込
ゆうちょ銀行 支店名 二三八(普)4613613
口座名義  同上

上記にお振込の上、振込番号を控え(フォームに入力)申し込みを送信して下さい。
振込を確認後、参加チケットをお送りします。

参加費の振込・入金を確認できた方から予約を確定し、
先着300名になり次第、予約を締め切らせていただきます。
  
この会では、事前に皆さんから小出裕章さんへの質問をお受けして
その質問をインタビュアー ウォンさんが参加者の皆さんと小出さんのお話を共有します。
小出さんへの質問は、HPフォームのメッセージ欄から、またはメール・Faxでお寄せください。

●講演会終了後、交流会(夕食会)を開きます。参加申し込みをしてください。
 会場:静岡駅近くのお店を予定。詳細は追ってお知らせします。
 会費;5000円未満(飲み物、アルコールを含む)
 時間:17:30~20:30
●遠方からの参加者下さる方でご希望がありましたら、午前中に測定室の見学もお受けします。

<問い合わせ・参加申し込み> 静岡放射能汚染測定室
TEL/FAX: 054-209-2021(月~金 10:00~16:00)
測定室Ph: 070-5034-0920(月~金 9:00~17:00)
e-Mail : ssokuteisitu@yahoo.co.jp
住所:静岡市葵区安東1-2-3 マロンコート1F プラムフィールド内
プラムフィールドHP(地図) http://plumfield9905.jp/

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6/9(土)測定室1周年企画。小出裕章さん講演。静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第9号(20120330)を発行しました。

2月8日より3月5日までに測定した52検体の測定結果と、島田市の瓦礫の試験焼却について、松葉による飛散調査のコメントも河野益近さんの寄稿文として掲載しています。
この松葉による飛散調査の結果は、改めて論文として、HPでご報告しますが、瓦礫の試験焼却から分かった事は、島田市の溶融焼却炉では、日常的にごみ焼却によって、放射性物質が空気中に飛散している可能性が大きいという事でした。
            ※表紙はクリックすると、大きくなります。 —>

また、国は瓦礫の受入れを『震災現地への復興支援』として進めようとしていますが、放射能はすでに全国に拡散していることを静岡市の例をとって、試算をしました。
瓦礫受け入れを『復興支援』と市民が理解する前に、放射能(化学物質も同様です)は拡散しないという原則をもう一度、確認していただく資料にしていただければうれしいです。

★この『測定室だより』は会員向けの会報として発行していますが、
購読を希望の方は、以下にお申し込みください。お送りします。

◎会員外で購読を希望される方は、当測定室までお申し込みください。
Tel/Fax : 054-209-20121  Mail :  ssokuteisitu@yahoo.co.jp
創刊号よりバックナンバーもあります。 1部 500円+送料 80円=580円です。

< 測定室会員のみなさんへ>
『測定室だより』発送の際は、名簿の確認等行っておりますが、数日経ってもお手元に届かない場合は、お手数をお掛けしますが、ご一報、お願いします。

★なお、『測定室だより』は最新号を発行後、既刊の会報を公開しています。
公開している情報は 『測定室だより』創刊号~5号までです。
皆さんのお役にたてれば、嬉しいです。 

引き続き、放射能の内部被ばくを少なくするための測定活動にご協力をよろしくお願いします。

2012年4月1日
馬場利子記

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『測定室だより』第9号(20120330)を発行しました。静岡放射能汚染測定室

震災の瓦礫受け入れの『国の基準』は・・・

東京都に続いて、全国2番目に瓦礫の受け入れを表明した島田市が、
瓦礫焼却の安全性を確認するために、試験焼却を2月16日、17日と行い、
市民にも無害化処理灰(残り灰)を公開、必要な人には『残り灰』の貸し出しも行っていますので、
当測定室でがれき、残り灰共に測定をしました。
結果は、瓦礫を混入して焼却する前と後では、後の方が明らかに高い放射能を測定しました。

島田市も、焼却灰の測定結果をHPに公開していますので、
試験焼却する前の残り灰と、試験焼却後の残り灰を比較すると、
島田市の測定でも、試験焼却後の方が、放射能が高くなっている事が分かります。
「放射能濃度・空間線量率の調査結果の概要」
http://www.city.shimada.shizuoka.jp/mpsdata/web/7539/20120120_housyanou.pdf
この点を、島田市の環境政策課の担当者に
「試験焼却をして、瓦礫を混ぜた方が残り灰の汚染が高くなったのですから、
本焼却にはならなと思って良いでしょうか?」と聞きますと、
「残り灰は68㏃/kgで、食べ物の基準値(100㏃/kg)よりもはるかに低いので、
安全だということが分かった。市民も自分で測って安全だと分かって良かったと言っています。」
という返事でした。

島田市は、残り灰の汚染値が、
食べ物の基準値よりも低いので瓦礫受け入れは安全だと判断するようです。

しかし、島田市は事前に「試験焼却の残り灰が100㏃/Kg以下ならば、本焼却を行う」とは
言っていませんでした。

では、国の安全基準はどの様になっているのか。
環境省のまとめている瓦礫受け入れの資料が掲載されています。
環境省(Ministry of the Environment) 広域処理情報サイト
◆災害廃棄物の広域処理について◆
http://kouikishori.env.go.jp/
津波被害による災害廃棄物処理、瓦礫受け入れの基準値も
明記していますので、一度、見てください。

市民が安全性を心配し、瓦礫や残り灰の測定をしても、
国は、瓦礫として焼却可能な廃棄物の放射能レベルを 240~480㏃/kg
と初めからとても高い汚染レベルを想定していますので、
行政が「それ以下だから安全です」と言い切る根拠がここにあります。

·災害廃棄物については、環境省の広域処理情報サイトに詳細があります。
「資料一覧」
http://kouikishori.env.go.jp/material/
「津波被害による岩手県・宮城県の災害廃棄物の受け入れについて」
http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_koiki_pamph.pdf
また、「動画資料」でも詳しく『国の瓦礫処理基準』がいかに安全か、
説明をしています。

国は、昨年3.11以前は、『放射性物質として扱う必要のない物』(クリアランスレベル)を
100㏃/kgとしていたのですが、瓦礫処理を進める廃棄物の基準は
突然、240~480㏃/kgならば安全だと変わっています。

この数字は、廃棄物を運搬する人の被曝量やIAEAの数値を引用して
計算されていますが、あまりにも放射能の値が高くて、
市民感覚から遠い安全論であるように思えてなりません。

法律によって、国の事業は行われるわけですから、
災害廃棄物の広域処理推進法が国会で決められると、
各地方自治体も、独自に考える権限は失われ、
法律によって瓦礫処理を国に指示される事になります。

この『災害廃棄物広域処理推進法』は国会で審議される時、
「低線量の放射能も人の健康に有害であるから、放射能の拡散は国民の健康を脅かす」
という異議を申し立てをしてくれる国会議員は居るのでしょうか?

放射能の健康被害を考慮せず、
瓦礫処理を『災害復興』のための経済行為として進めるのは、
放射能は無害であるとしたい人々の選択にしか思えません。

市民1人1人の『不安』『心配』が通用しないところまできてしまいました。
『挙国一致』の美名が好きな日本人・・
何が出来るか、皆さんはどう思われますか?
出来る事・・皆さんのお知恵を貸して下さい。

2012年3月13日  馬場利子記

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震災の瓦礫受け入れの『国の基準』は・・・静岡放射能汚染測定室

3.11の夜のお知らせ~新たな想いを繋いで~

あれから1年が経ちました。

1人1人が立ち止まり、2011年の3月11日と
それ以降の今日に想いを寄せておられると思います。

そんな日に、お知らせを1つ。
来る6月9日(土)は、測定室の再開1周年の集いを行いますが、
講師は小出裕章さん、もう1人ピアニストのWong WingTsan(ウォン ウィン ツァン)さんが友情出演をしてくださいます。

今夜、そのウォンさんが “3.11 追悼ライブ”をインターネット配信してくださいます。
配信は http://www.satowa-music.comです。

ウォンさんと私たち(プラムフィールド)は、
ウォンさんが行っている『地雷による犠牲者への義足を贈る活動』に共感して、
2000年6月に “ウォン・ウィンツァン チャリティーコンサート「もしも地雷がなかったら」”を
行って以来、心を繋いで時を重ねてきました。

今夜 20時、皆さんもお時間があれば、ご一緒に 
3.11に新たな想いを繋いでください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年3月11日 夜 20:30【 インターネット配信ピアノライブ 】 詳細
【 追悼・サトワより祈りを込めて 】USTREAM
   1部、休憩、2部 のフルコンサート形式  ピアノソロ:ウォン・ウィンツァン
   SATOWA MUSICトップページからアクセス
   http://www.satowa-music.com
   3.11ライブ配信に寄せて  ~ ウォン・ウィンツァンより
  http://www.satowa-music.com/concert/2012-03-11.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年3月11日
馬場利子記

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3.11の夜のお知らせ~新たな想いを繋いで~静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第7号を発行しました。2012.02.03

この『測定室だより』は会員通信として発行していますが、
一般の方で購読を希望される方には、お送りしています。
    表紙(目次) クリックすると拡大します。 —>

<今号では>、
■昨年、12月8日~1月11日に、当室で測定しました
 58検体の測定結果を掲載しています。

■お茶、一番茶、二番茶、三番茶の測定比較をしました。
現在、平成23年度産の日本のお茶は全てにセシウムが検出されていますが、今回の測定では、同一茶園のお茶で、一番茶、二番茶、三番茶の測定比較をしました。
最も福島原発からの放射能の影響を受けた一番茶から、
時間が経つにつれて影響が小さくなっていくことが分かります。

■乳児、幼児用粉ミルクの原料産地をご存知でしたか?
測定依頼のあった粉ミルクの測定結果を掲載していますが、
測定に当たり、メーカーに原料乳の産地を問い合わせた結果、
森永は非公開、アイクレオは北海道とアメリカ産原料であることが分かりました。

また、飲用牛乳(明治)も原料の産地はメーカー非公開でした。
産地に関心を持つ消費者に情報を伏せるのは、
放射能汚染の問題だけでなく、メーカーの姿勢が感じられる結果でした。
不安のある原料が使われていなければ、産地の公開をして欲しいものです。
疑わしきは、買わず・・でしょうか?

<会員外で購読を希望される方は>
Tel/Fax : 054-209-20121
Mail :  ssokuteisitu@yahoo.co.jp
当測定室までお申し込みください。

創刊号よりバックナンバーもあります。
1部 500円+送料 80円=580円です。

< 測定室会員のみなさんへ>
『測定室だより』発送の際は、名簿の確認等行っておりますが、
万一、数日経って、もお手元に届かない場合は、ご一報ください。
お手数を掛けますが、よろしくお願いします。

引き続き、放射能の内部被ばくを少なくするための測定活動に
ご協力をよろしくお願いします。

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『測定室だより』第7号を発行しました。2012.02.03静岡放射能汚染測定室