2014年9月20日号『測定室だより』第34号を会員の皆さんに発送いたしました。
『測定室だより』は当室で測定した結果全てを掲載し、
会員の皆さんにお届けする会報として、毎月発行しています。
すでに、会員の皆さんにはお手元に届いていると思いますが、
万一、まだ、受け取っていらっしゃらない方は、お手数ですが、ご一報ください。
34号には、
◆2014年6月26日~7月31日に測定した食品30検体と環境試料16検体の測定結果を掲載しています。
特に今回では、夏休みに福島の子どもたちを保養に向える地域の環境測定や、
大豆の収穫期を迎え、各地の大豆の測定を行い、結果を掲載しています。
◆特記すべき測定は、
静岡市葵区の道路側溝にたまった土を7月24日に採取し、測定しました。
定量値は、Cs137=138.86㏃/kg、 Cs134=52.98㏃/kg 。
道路側溝には、汚染が集まってくる事を知っていますので、
この側溝は4月17日に清掃し、土を取り除いています。
今回の汚染は、清掃後約3か月の間にたまった土の汚染という事になります。
街中の道路脇にも、放射性物質が移動しながら、存在している事がよく分かります。
◆また、
当室会員の『いわき市訪問記』の寄稿文を掲載しています。
寄稿者は、静岡と被災地を結んで、支援交流を続けている〝虹っこ”代表 小笠原学さんです。
『脱原発』と『脱被曝』というテーマで、現地で交流した様子は、
マスコミなどの報道では得られない、現状が良く分かります。
★この『測定室だより』は会員会報として発行していますが、
一般の方にも、ご希望があれば販売しています。
1部500円+送料80円(82円ですが、なぜかすんなり受け入れられず、80円で!)
ご希望の方は、以下にお申し込みください。
mail;ssokuteisitu@yahoo.co.jp
tel;054-209-2021
2014年9月14日
馬場利子記