福島原発事故後も、日本政府と電力会社は脱原発の道を選択することなく、
これからも、原子力発電所を運転し続けようとしています。
世界の各地で大きな地震が起こり、日本でも東南海地震だけではなく、
地震の活動期に入っている事が指摘されています。
万一、国内外で三度、いえ、原爆投下による放射能汚染、スリーマイル原発事故などを考えれば、
六度目、七度目にもなる放射能被曝事故が起こった時、
私たちは、「放射能の怖さを知らなかった!」「その時、どう対処したら良いか分からなかった!」
という言い訳は、もう、決して言えません。
その時、
人びとは何に遭遇したのか。
何が起こり、どうすれば、それを避けることが出来るのか・・。
講演と映画を通して、
皆さんの中で、何ができるか?ぜひ、形にしていただけることを願っています!!
❤聞間 元講演: 13:30~14:15
講師:聞間 元(ききま はじめ)医師のプロフィール
熱海市出身。信州大学医学部卒。生協きたはま診療所所長。
広島・長崎原爆被害者の方の「被爆者医療」への取り組みをライフワークにしている。
これまで全日本民医連(全日本民主医療機関連合会)の代表として、旧ソ連セミパラチンスク核実験場や、
南太平洋マーシャル諸島などでの核実験被害調査に参加。
第五福竜丸元乗組員の C 型肝炎の療養補償の実現のための活動(ビキニ水爆被災事件静岡県調査研究会(略称ビキニ研)は、
2012 年に焼津平和賞を受賞)。
現在、財団法人第五福竜丸平和協会専門委員、NPO 法人被爆者の記憶遺産を継承する会理事。
❤映画『ヒロシマ そして フクシマ】 : 14:30~15:20
映画『ヒロシマ、そしてフクシマ』【作品概要】
広島に原爆が投下された1945年8月6日以来、被爆者の治療や反核活動を続けてきた96歳の肥田舜太郎医師の闘いを追ったドキュメンタリー。
戦後65年にわたって広島や長崎の被爆者を診療するうちに内部被曝の恐ろしさを知り、
その危険性を世界に向けて訴え続けてきた肥田医師。
「核の傷 肥田舜太郎医師と内部被曝」のフランス人監督マーク・プティジャンが再び肥田医師に密着し、
福島原発事故の被災者たちが暮らす町での活動や、沖縄での講演会の模様を取材。
平和で核のない日本の未来を願う肥田医師が、歴史から何も学ぼうとしない体制に向けて警鐘を鳴らす姿を映し出す。
監督:マーク・プティジャン/出演:肥田舜太郎ほか/2015年日仏合作
❤参加券は 1500円 :プラムフィールドにあります。
遠方の方は、お申し込みください。当日、受付に準備させていただきます。
<参加券申し込み先>
mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp
℡:054-209-2021 (月~木 10:00~16:00)
まずは、知る事から・・・。
ご一緒に!
お待ちしています。
2016年8月30日
馬場利子記