明けましておめでとうございます。
昨年も測定活動、放射能リスク最小化の活動にご一緒下さり、ありがとうございました。
本年の測定は1月7日より開始いたします。
「地域安心マップ」作成のための測定を申し込みくださっている各地の皆様には
結果報告まで、今しばらくお時間をいただきます。
さて、新年最初の記事は、
■ 昨年末、いただいた情報を転記させていただきます。
転載記事は、天木直人氏が編集・発行するウエブサイト:http://www.amakiblog.com/
からの原文のまま表記しています。
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福島被曝賠償を米兵から訴えられた東電とその衝撃
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12月28日発信のニュース。
「トモダチ作戦」で派遣された米原子力空母「ロナルド・ レーガン」の乗組員8名が
東京電力を相手に94億円の損害賠償訴訟を カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁に起こした。
福島原発事故の影響が正確に伝えられなかったため被曝して健康被害 を受けたからだという。
東電を訴えるのなら同時に「トモダチ作戦」を命じた在日米海 軍司令も訴えるべきだろう。
彼らは被曝線量を知ってい たはずだからだ。
トモダチ作戦ぐらいで被曝するというのなら福島住民の被曝はどうな んだ。比べ物にならない。
8人で94億円の賠償が認められるなら福島住民も一人あたり10億 円以上貰わなければならない。
この訴訟は、日本で行なわれている東電に対する被曝訴訟に大きな影響 を与えるにちがいない。
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アメリカでの被ばく被害の損害賠償裁判は、短い時間の放射線被ばくに対して行われたものです。
それならば、未だに続く国内の被ばくについてはどうでしょう?
各地で子どもたちを守るために民間の医療機関が、動き始めています。
私たちは、1人1人が大よそでも良いので、被ばく線量を把握するように努める必要性を強く感じます。
チェルノブイリ原発事故でも、放射能の健康被害がはっきりとしてきたのは2~3年後からだと聞きます。
私たちは、福島原発事故を心に刻んで、
全ての人々、とりわけ子どもたちの健康を守るための政策を作るよう声を挙げ続けたと思います。
本年もご一緒に歩んでくださいますよう、よろしくお願いします。
2013年1月1日
馬場利子記