健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

第12回“放射能を話そう♪” 9月25日に開きます!

9月の“放射能を話そう♪”は 9月25日(火) 13:30~15:00
開催します。

今月は、静岡市や浜松市でも急展開を始めた『災害瓦礫の広域処理』について
静岡市で活動をしている方や、関心のある方も集います。

また、静岡県内の学校給食食材の放射能測定について、
8月に静岡県教育委員会と懇談を行った報告もさせていただきます。

今回で12回目となる“放射能を話そう♪”ですが、
昨年度は静岡市近郊の農産物からは、セシウムが検出しませんでしたが、
少しづつですが、低濃度のセシウムを検出する農産物が見られるようになりました。
2011年3月12日に降った放射能が、農産物に付着した事を心配した昨年と、
放射能が地表から、地下へと移動し、作物の根から吸収されるようになった今年。

魚も農産物も、環境から移行し、濃縮していくのはこれからです。
丁寧に、しかし、冷静に情報交換と共有をしていければと思います。

参加費(お茶付) : 会員 300円 
             一般 500円 (測定室だより13号付)

お時間がある方はご参加ください。

★予告
第13回“放射能を話そう♪”は 10月19日(金) 10:30~12:00 を予定しています。  

2012年9月22日(土)
馬場利子記

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第12回“放射能を話そう♪” 9月25日に開きます!静岡放射能汚染測定室

福島原発4号機「最悪の事故はこれから起きる」!!

インターネット「現代ビジネス』http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33518 に
脱原発を訴える「元スイス大使 村田光平さんがが緊急寄稿をしています。

この寄稿文の巻頭文を一部紹介させていただきます。以下 抜粋です。・・・・・・・・
◆「福島4号機」の崩壊が招くメルトダウンと世界の破局
 今、世界を脅かしている大問題があります。それは福島第一原発の「4号機問題」です。
4号機には使用済み核燃料プールがあり、
そこに残っている1535本の核燃料棒がさらなる惨事を引き起こす可能性があるのです。

 昨年3月11日の東日本大震災で福島第一原発が大事故を起こしたのは周知の通りですが、
4号機の建屋は、このときの水素爆発で大変傷んでいます。
しかも地盤に不等沈下があって、倒壊する危険もあります。

 現在、4号機のプールにある1535本の核燃料棒はかろうじて冷却されていますが、
もし4号機が倒壊すれば、冷やす術はありません。
そうなると、最悪の事態—核燃料棒が溶け、メルトダウンが起き、膨大な放射性物質が撒き散らされるという、
いまだ人類が経験したことがない悲劇が起こります。

 そうなれば、これまで放出された分の数倍、数十倍の放射性物質が拡散し、
福島第一原発の一帯には誰も近寄ることができなくなります。
すべての人員が原発から撤退しなければならなくなるのは言うまでもありません。
その結果、4号機のみならず、1号機から6号機までの事故後処置も難しくなり、
全機がメルトダウンを起こす可能性もあります。

 今、4号機も含めて、福島第一原発に残されている核燃料棒の総数は1万4225本にのぼります。
米国の核科学者ロバート・アルバレス氏によれば、
チェルノブイリの85倍のセシウム137が福島第一原発に存在するそうです。
4号機に限っても、セシウム137の量はチェルノブイリの10倍になるのだとか。

 したがって4号機の崩壊は、日本のみならず、世界的な広範囲の汚染を招くでしょう。
「究極の破局に繋がることは確実」と多くの科学者は見ています。

・・・・・・・・・・この文章に始まり、
4号機を含めて、国と東電がこの事態の意味を理解していないこと、
管元総理は、この4号炉爆発、破壊に対応するために、
すでに米国から消火のための薬剤を借り受けてたことなど、
これから進行する可能性のある事態が詳細に綴られています。

皆さん、一読くださり、何が出来るか・・・
どうか、私たちに出来る良い方法があれば、教えてください。
皆で、事態をしっかりと認識し、出来る限りのあやゆることをして、
国や議員、地域を動かしたいと思います。

何も行わず、未来を運に任せてはいられないと真に思います。

2012年9月16日
馬場利子記

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福島原発4号機「最悪の事故はこれから起きる」!!静岡放射能汚染測定室

静岡市で震災避難者の交流会があります

静岡市で開催されている『お茶っこ交流会』の9月の集まりのお知らせが来ました。

◆交流会の内容
福島県はじめ東北から静岡に避難されてきた人どうしで交流します。
お茶を飲みながら、ふるさとのこと、避難先での暮らし、
これからのこと、ちょっと困っていることなど、なんでも気軽におしゃべりしましょう。

日 時: 2012年9月17日(月・祝) 13時~16時
◆場 所: 静岡県総合社会福祉会館「シズウエル」2階ボランティアビューロー
              〒420-0856 静岡市葵区駿府町1-70
9月のお茶っ子交流会チラシPDF
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大学生ボランティアによる子どもたちの学習支援も行われています。

静岡県に避難して来て下さった皆さん、
静岡県ボランティア協会の長い活動の支援の中ではぐくまれている場ですので、
安心して参加してみてください。

2012年9月14日
馬場利子記

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静岡市で震災避難者の交流会があります静岡放射能汚染測定室

脱原発法案が国会提出されました ! 

9月7日,
脱原発法制定全国ネットワークが超党派の国会議員に提案を求めてきた「脱原発基本法案」が、
衆議院事務総長に、13名の提出者、23名の提出会派と無所属議員を含む賛成者を得て提出されました。

「脱原発基本法案」の制定を求める理由として、
「できる限り早期に脱原発の実現を図り、国民の生命、身体または財産を守るとともに、
国民経済の安定を確保するために、脱原発について、
基本理念を定め、国等の責務を明らかにするとともに、
脱原発のための背作に関する基本的な計画について定める必要がある。」としています。

「脱原発基本法案」の全文は以下にあります。
脱原発基本法案(pdfファイル)

各地で原発の再稼働を止めるためのアクションが続いていますが、
国会で、法律として『脱原発』を義務づける審議がなされることになりました。

この法律には、脱原発を実現するための
①国の責務
②地方自治体の責務
③電力会社の責務 も明記されています。

全国のみなさん!
地域選出の国会議員さんが、『脱原発法案』をどの様に考えているのでしょうか?
私たちの気持ちを伝えてましょう!

私たちの願いを法律に出来るのは、皆さんの声です。
脱原発法制全国ネットワーク(http://datsugenpatuhounet.blog.fc2.com/)は
賛同者を求めています。
いまこそ、前に進みましょう!

2012年9月9日
馬場利子記

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脱原発法案が国会提出されました ! 静岡放射能汚染測定室

環境省・『子どもの健康と環境に関する全国調査』を   福島全県に拡大!

皆さんは、環境省が2011年1月より実施している
『子どもの健康と環境に関する全国調査』(エコチル調査)をご存知でしょうか?

私自身のライフワークの主題は『子どもの健康と環境リスク』ですので、
この『エコチル調査』(http://www.env.go.jp/chemi/ceh/)が環境省で実施されるまで、
海外での環境と子どもの健康に関する調査や日本の科学者(医学者や研究者)の
論文などから、環境因子が子どもの健康にどの様な影響を及ぼすか、
情報を収集しながら、『暮らし方』を提案し、市民学習会を続けてきました。

本来、健康に関する事柄は厚生労働省の管轄であるはずですが、
厚生労働省は、病気の原因となる環境リスクを調査し、予防的な政策を実施しようとませんでした。

そんな中で、『環境汚染や食べ物の選択、暮らし方が子どもたちの健康を害している』
様々なデータ
が臨床の医師や研究者から提示されるようになり、
5年の準備期間を経て、2011年1月に『エコチル調査』は環境省によって、
実施されることのなりました。

私が待ちに待った調査が実現したのです。

この『エコチル調査』は
赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から13歳になるまで
定期的に健康状態を登録の医療機関で確認し、
環境要因が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにする調査で、
この調査によって、子どもたちの成長・発達に影響を与える環境要因を明らかにし、
化学物質規制や環境基準(水質、土壌)等の国のリスク管理体制を作ることを目的にしています。

しかし、ようやくこの調査が実施された3か月後に、東北大震災による福島原発事故が起こりました。

子どもの健康と環境リスクの調査項目に、『放射能』は入っていませんでしたから、
もはやこの調査は実質の環境リスクを反映できないのではないか・・・と案じられ、
何度も環境省に問い合わせをし、放射能も調査項目に入れてもらえるよう、
要望を続けました。

やはり、産婦人科・小児科の医師たちの思いも同じで、
昨年7月末、エコチル調査の項目に『放射能』も加えられることになりました。
しかし、福島県での『エコチル調査』の参加登録は、
福島県立医科大学附属病院でしかできませんでしたので、
この調査に参加できる人は少数しかありませんでしたが、
今月から福島県全域に調査機関が広がる事になりました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15655
http://www.ecochil-fukushima.jp/aisatsu.html

福島県に生まれてくる子どもたちも、他県の子どもたちと同様に
13歳までの成長を詳細に調査、記録されることにより、
成長に不安があれば全面的に医療機関からサポートを受けられるようになりました。

皆さんの中で、まだ、『エコチル調査』のサポーターになっていらっしゃらない方がありましたら、
是非、環境省『エコチル調査』のHPより、サポーター登録をして、
この調査を見守っていただけますよう、お願いします。

サポーター登録をすると、何か月かに1度、『エコチル調査』の進捗状況や
環境省主催の子どもと健康に関する研究会や講演会等の案内がメールで届きます。
それらには誰でも無料で参加する事ができます。

福島の子どもたちが健康に育つことができるよう、
成長を医療機関が追跡調査し、万全の健康管理をして下さることを、
応援していきたいと思います。
決して、国がこの調査のデータをうやむやにしたり、
改ざんする事が無いように、皆さんが関心を寄せて下さることを切にお願いをします。

今、私はすでに生まれている福島の子どもたちも、しっかりと
健康調査を福島全県の医療機関で受けられるように、
福島県医師会にお願いのお手紙を書いています。
すべての子どもたちが健やかに育つ環境を作ることが私たち大人の願いです。

2012年9月5日
馬場利子記

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環境省・『子どもの健康と環境に関する全国調査』を   福島全県に拡大!静岡放射能汚染測定室