健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

測定室だより第15号を発行しました。

11月10日、『測定室だより』第15号を会員の皆さんへ、お送りしました

15号には、
2012年9月13日~10月13日に当室で測定をした64検体の測定結果を掲載しました。

今号の『地域安心マップ』作成のための環境測定は、
信州・松本地域(松本市・長野市・北安曇郡・木曽郡)のグループ試料の測定結果を掲載しています。

『地域安心マップ』は神奈川県内・静岡県東部 26地点を地図にまとめました。

◆『地域安心マップ』は、すでに4地域を地図にしましたところ、
明らかに、神奈川県と静岡県を比べると、土壌の汚染の違いが分かります。

測定室だよりに掲載した『地域安心マップ』のデータ希望の方は、
当室までお申し込みください

(カラーのデータ) A4判地図、A3判地図・・各300円 メール添付で送付
(印刷地図送付)  A4判地図・・50円、A3判地図・・100円 +送料 (各80円)
です。

◆今月も『幸せお届け便』のご案内を掲載しています。
幸せお届け便は、共同購入ぐるーぷ・みるめ&プラムフィールドの活動で出合った命の糧となる食材を
測定室で測定して、放射能汚染の心配のない調味料などを紹介し、
希望する方にお届けしようというものです。
詳細は、プラムフィールドのHPをご覧ください。–>http://plumfield9905.jp/
美味しく、嬉しい・・幸せの食材をお楽しみください。

★この『測定室だより』は会員向けの会報として発行していますが、
会員外で購読を希望される方は、お分けしています。

当測定室までお申し込みください。
Tel/Fax : 054-209-20121  Mail :ssokuteisitu@yahoo.co.jp
創刊号よりバックナンバーもあります。 1部 500円+送料 80円=580円です。

≪ 測定室会員のみなさんへ≫
『測定室だより』発送の際は、名簿の確認等行っておりますが、
お手元に届いていない方は、お手数をお掛けしますが、ご一報下さい。

2012年11月19日(月)
馬場利子記
 

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測定室だより第15号を発行しました。静岡放射能汚染測定室

11/19(月)13:30~“放射能を話そう♪”を開きます。

11月19日(月) 13:30~15:30
第14回“放射能を話そう♪” を開きます。

参加費(お茶付) : 会員 300円 
            一般 500円 (測定室だより14号付)

会場:プラムフィールド  http://plumfield9905.jp/
    
測定室だより15号で、お知らせしています『幸せお届け便』もご覧いただけます。

『幸せお届け便』は、測定室の母体である共同購入“ぐるーぷ・みるめ”で
長い間、生産者から分けて頂いて、食べてきた食べ物を測定し、
検出限界Cs137,Cs134 各2㏃/kg以下不検出 、
Cs137+Cs134合計 3㏃/kg以下不検出の食材を、ご紹介、シェアしています。

『幸せお届け便』の紹介、ご購入については、
プラムフィールドHP(http://plumfield9905.jp/)でご覧いただけます。

静岡放射能汚染測定室は、『不安を測定する』のではなく、
『安心して食べる事ができる』暮らしを創るための測定を行っています。

お時間のある方は、話そう会♪ にいらして下さい。

2012年11月18日
馬場利子記

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11/19(月)13:30~“放射能を話そう♪”を開きます。静岡放射能汚染測定室

浜松分室開設記念「真実はどこに?」上映会とお話会

映画「真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って」上映会と
これからの暮らしをみんなで考えるためのお話会。

前半:「真実はどこに?」上映 51分。
後半:食品の放射能測定のお話し。馬場利子(静岡放射能汚染測定室代表)

12/1(土) 1330-1530  入場:無料(定員:50名)
会場:なゆた浜北 1階 にぎわいプラザ (遠州鉄道 浜北駅前)

http://www3.tokai.or.jp/nayuta/

申込み・お問合せ 浜松分室 e-mail: hamamatsu.bunshitsu@gmail.com

詳細は、チラシをご覧ください。(あさのは屋ホームページ内 pdfファイル)
http://www.asanohaya.com/img/Documents/20121201bunshitsu.pdf

「真実はどこに?」 詳細:りんご野ホームページ(「真実はどこに?」日本語版制作)
※この映画は、ネットでも公開されています。
http://ringono.com/2012/05/24/nuclearcontroversiesvideo/

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浜松分室開設記念「真実はどこに?」上映会とお話会静岡放射能汚染測定室

静岡放射能汚染測定室・浜松分室を開きます

2012年11月3日(土)より、
『静岡放射能汚染測定室・浜松分室』を、浜松市北区初生町に開設します。

当室の母体は、1988年12月19日に活動開始をした『浜松放射能汚染測定室』です。当時の測定器を大修理をして、昨年、測定を開始した2011年6月11日から、2012年5月まで、旧測定器で測定を続けました。その間、会員の皆さんの会費を積み立て、静岡では新たに測定器を購入し、環境試料の測定も開始しました。

鉛のブロックで遮蔽された、グランマ測定器

旧測定器は浜松で構築され、多くの人に支えられました。
大切にされてきたこのお祖母ちゃん測定器(グランマ測定器)を
懐かしい人と街へ、里帰りをさせてもらいました。

浜松分室の運営は、静岡放射能汚染測定室と同様に行います。
測定の依頼も今までと同じ方法で、分室でもお申込み頂けます。
現会員の方で、浜松市北区初生町近くにお住まいの方は、
是非、足を運んで下さい。

以下に、分室室長より、皆さんにご挨拶を申し上げます。

……………………………………………………………………………

静岡放射能汚染測定室 浜松分室 開設について 
    静岡放射能汚染測定室・浜松分室室長 杉浦直樹

 福島の悲しい事故以来、産地を選んだり震災前原料のものを確保したりと、あさのは屋でもできる限りの放射能対策を行なってきましたが、実感として、長期的には測定することでしか食品の安全は確認できないと感じています。そこであさのは屋に併設して、静岡放射能汚染測定室のもと、「静岡放射能汚染測定室 浜松分室」を設け、Nal検出器を用いた食品の放射能測定を行うこととなりました。

静岡放射能汚染測定室は非営利の市民活動であり、自然食品を販売するあさのは屋とは異なる団体ですが、健やかな命と暮らしを大切にするという想いを共有しています。『静岡放射能汚染測定室』の浜松分室として、浜松の会員様向けに食品の放射能測定を行うとともに、あさのは屋でご提供する食品の測定を行なうことで、皆様の健やかな命と暮らしの一助となりたいと願っております。
                               記
静岡放射能汚染測定室 浜松分室について

1)測定開始 : 2012年11月3日(土)より
所在地 : 静岡県浜松市北区初生町379-4(あさのは屋内)
電話/FAX:053-436-2313 (あさのは屋) e-mail: hamamatsu.bunshitsu@gmail.com
※浜松分室では当面スタッフが常駐できないため、浜松分室へのご連絡は出来るだけメールでお願いします。

2)食品の放射能測定について 
 静岡放射能汚染測定室の規約に則り、食品の放射能測定を行います。詳しくは、静岡放射能汚染測定室のパンフレットをご覧ください。
(浜松分室では、食品に限り測定を行ない、土壌などの環境資料の測定は静岡放射能汚染測定室で行います)

3)受付方法   
浜松分室での測定を希望される方は、「食品測定申込書」にご記入の上、上記FAXかメールにてご連絡ください。
食品測定申込書は、静岡放射能汚染測定室のHPにて入手いただける他、あさのは屋内にも常備致します。

4)ボランティアスタッフの募集
 浜松分室では、食品の放射能測定をお手伝いいただける方を募集致します。
                              以上よろしくお願い致します。 2012年10月26日

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静岡放射能汚染測定室・浜松分室を開きます静岡放射能汚染測定室

『原発ゼロ社会』は選択ではなく不可避の現実

元内閣官房参与・田坂広志氏がインタビューに答えて語っています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121011/237928/?mlt

田坂広志について、日経ビジネスのインタビューにあたり、
この様に紹介されています。
「東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、内閣官房参与として、
2011年3月29日から9月2日まで、官邸において事故対策に取り組んだ。
そこで、原発事故の想像を超えた深刻さと、
原子力行政の無力とも呼ぶべき現実を目の当たりにし、
真の原発危機はこれから始まるとの思いを強くする。」

インタビューはシリーズで8回目。
その1回目の冒頭を転記してみます。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121011/237928/?mlt
 より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆政府も財界も気づかない最大の「アキレス腱」
民主党政権が「革新的エネルギー・環境戦略」において表明した
「原発ゼロ社会をめざす」という方針に対し、財界からは
「原発は、コストの安い電源だ。安全性を確認して稼働し、存続させるべきだ」
「原発を稼働しないと、日本経済が破綻する」
「核燃料サイクルを放棄すると、日米関係がおかしくなる」
といった強い批判が起こっていますが、この問題を田坂さんは、どう考えるでしょうか?

田坂:財界の方々が、エネルギーコストの問題や、
日本経済の問題、さらには、日米関係の問題を考え、
こうした懸念を表明される気持ちは分かるのですが、
財界を始めとする原発維持を主張する方々が、いま、見落としてしまっている極めて重要な問題があるのです。

何でしょうか?

田坂「原発ゼロ社会」というのは、「政策的な選択」の問題ではなく、「不可避の現実」だという問題です。  
いま、政府、財界、メディアを含めて、
「日本という国は、原発ゼロ社会をめざすべきか否か」という論調で、
あたかも、「原発ゼロ社会」というものが「それを選ぶか、否か」という「政策的な選択」の問題だと思い込んでいるのですが、
実は、「原発ゼロ社会」とは、好むと好まざるとに関わらず、
否応なくやってくる「不可避の現実」なのです。
残念ながら、いま、政府も財界もメディアも、その一点を完全に誤解して議論をしています。

なぜ、「原発ゼロ社会」が「不可避の現実」なのでしょうか?
田坂:原子力発電と核燃料サイクルが抱えてきた最も致命的な「アキレス腱」が切れてしまったからです。

「最も致命的なアキレス腱」とは?

田坂:高レベル放射性廃棄物と使用済み核燃料の「最終処分」の問題です。
この最終処分の問題は、昔から「トイレ無きマンション」という言葉で、
原発推進に反対する方々から批判されてきた問題です。
要するに、原子力発電と核燃料サイクルから発生する「ゴミ」を安全に捨てる方法が確立されないかぎり、いずれ、原発は稼働できなくなる、という問題です。

◆世界が壁に突き当たる高レベル廃棄物の最終処分
田坂さんは、その「高レベル放射性廃棄物と使用済み核燃料の最終処分」の専門家でもありますね?

田坂:ええ、私は、40年前に「原子力」というものに人類の将来のエネルギー源としての夢を抱き、
原子力工学科に進み、原子力工学で学位を得た人間です。
そして、その博士論文のテーマは、まさに、この「高レベル放射性廃棄物を、どのようにすれば安全に処分できるか」というテーマでした。

(後略)

・・・・これ以降のインタビュー記事は上記HPで見られます。・・・・・

ようやく、ここまで来ました。
40年以上前から、脱原発を願う人々が、人の倫理として
『自分たちが使った後に残るものが、有害物質で
その処理方法すら分からないものを利用してはいけない」と伝えてきた事が
この重大な事故が起こってしか、気付いてもらえなかったのです。
そして、いまだに、その事を考えようとしない国会議員や、
原発立地件の議員さんたちが居ます。

そして、まだ、気付かなければならないアキレス腱があります。
それは、放射能は生き物の遺伝子を傷つけ、
どんなに微量であっても有害であるというです。

原発の問題を『経済』と『技術論』にすり替えてはいけないのです。

いのちの声を響かせましょう!

2012年10月20日
馬場利子記

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『原発ゼロ社会』は選択ではなく不可避の現実静岡放射能汚染測定室