健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

私たちの願いは、中部電力に素敵な企業になって欲しい事です。

2月6日、中部電力(株)が、浜岡原発4号炉の安全審査請求を出すという報道があり、
これに対して、
本日(2月14日)、静岡県内の浜岡原発について活動をしている40余りの団体が
中部電力に要望書を届けました。

県庁にて記者会見風景

私たち『静岡放射能汚染測定室』も、以下の様な要望書を届けました。
中部電力社長水野明久殿2014年2月14日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中部電力社長 水野明久殿            2014年2月14日
                         
     浜岡原発4号炉安全審査請求についての要望書

                           『静岡放射能汚染測定室』
                               静岡市葵区安東1-2-3
                                    プラムフィールド内 
                                 代表 馬場利子 
                                       他賛同者一同

日頃より、電気の安定した使用を実現して下さり、ありがとうございます。
今回、貴社が浜岡原発4号炉の安全審査請求を行うことを報道で知りました。

福島原発事故は、津波による電源喪失ではなく、地震動による過酷事故であることが判明しています。
そして、福島原発では、3年近くたっても、高濃度汚染水の処理方法も確立しておらず、
日々、海を汚染し続けている現状にあります。
 
また、放射能による汚染地域では住民の避難生活が続き、生活再建に困難を極めています。
この様な世界的な企業公害事件を経験している日本において、
貴社が原発による発電を続けようとする理由は、単に経営収支を考えたためだと推測します。

しかし、貴社の管内で電力は充分に足りています。
万一、原発停止による経営赤字が出ても、消費者に電気料金の値上げを要請する事もできるわけですから、
巨大地震による原発事故の可能性を否定できない現状で、
浜岡原発を再稼働する必要性が私たちには理解できません。

安全審査の許可基準に達していれば運転再開は出来ると判断するのは、
社会を構成する多くの人々の安心を願う気持ちを無視した企業の行為(暴力)だと思います。

企業は利用者と共存し、企業活動が社会的幸福を実現する事を目的としているはずです。
私たちは、貴社が東京電力のような公害企業になる事を望んでいません。
福島原発事故を機に、貴社と共に電気を安心して利用できる社会を創り、
子どもたちに残したいと切望しています。

どうしても安全審査を実施されるようでしたら、以下の2点を要望いたします。

1)国の安全審査と並行して、利用者の意見を聞く場(質問サイトなど)を設けて下さい。

2)利用者の質問に対して、貴社の考えを答えて下さい。

 私たちは、幸せを実感できる社会を創りたいと願っています。
 そのための1つとして、消費者である私たちとの対話の道を拓いて下さい。
 よろしく、お願いいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回、安全審査請求がなされるという浜岡原発4号炉は、
その工事にあたった関係者が、
「原子炉建屋には多量の海水を含んだ砂が利用され、
耐震設計もなされていないアメリカのメーカーの設計のまま工事がなされた」
という内部告発を行い、大きく報道されています。

私たちは、原発に頼らない暮らしは実現可能だと知っています。
そのために、よりいっそうの節電を家庭や企業で進め、
中部電力と一緒に、自然エネルギーの利用を全国に先駆けて実現したいと
切に願っています。

どうか皆さんの声も、中部電力社長に届けて下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〒461-8680 名古屋市東区東新町1番地
Tel:052-951-8211(代表)
代表取締役社長 水野 明久

https://www.chuden.jp/a/sys/Inquiry_15544/2439/index.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

希望と願いを集めて、歩みたいと思います。

2014年2月14日
馬場利子記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
私たちの願いは、中部電力に素敵な企業になって欲しい事です。静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』表紙絵をお譲りします。

『測定室だより』の表紙絵は、画家の清重伸之さんが、
測定室の活動に賛同してくださり、毎号、表紙絵を描いて下さっています。

放射能を測定するという無味乾燥な作業と数値を報告するための会報が、
温かい心の通った読み物になれば・・と毎号、編集をしていますが、
清重さんのシャープな表紙絵に助けられ、測定室のぬくもりをお届けできているように思います。

2013年6月の測定室の総会に合わせて、
静岡市で、創刊号から20号までの表紙絵展を開催し、
続いて、伊那市でも表紙絵展を開催していただいた原画
を、
ご希望の方にお譲りしたいと思います。

原画を良好な状態で測定室に保管するのが難しいため、
清重さんのご了解を得て、お譲りするものです。

表紙絵原画のサイズは、297ミリ×210ミリ(A4サイズ)
価格は、モノクロ : 額無¥4000
             額装¥7000
       カラー :  額無¥7000
             額装¥10000  
です。

購入ご希望の方は、測定室までご連絡ください。
℡ 054-209-2021
mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp

現在、測定室では表紙絵を展示しています。
データでは、温かい色合いをお見せできませんが、
お近くにいらした際は、ぜひご覧になって下さい。

2014年2月5日
馬場利子記

フィリピン山の民(たより15号)

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
『測定室だより』表紙絵をお譲りします。静岡放射能汚染測定室

1月21日(火)静岡市でリニア中央新幹線公聴会が開かれます。

リニア中央新幹線について、昨年から関係地域で公聴会が開かれていますが、
現在の計画ルートでは、静岡県に駅は出来ないことから、
(決定ルート http://www.chunichi.co.jp/ee/feature/chuo/index.html)
静岡県では、県民の関心は高くは無いようです。

そんな中、静岡市で1月21日(火)に公聴会が開かれ、
公述人の募集(1月7日に締め切り)をしていましたので、
静岡県生活環境課に申込みをし、
馬場利子が公述人14人の1人として、意見発表をさせてもらいます。

公述(意見)内容は、
JR東海が公開しているリニア新幹線車内の電磁波が
健康に影響を及ぼすと言われている2ミリガウスの数千倍にである事について、
リニア新幹線の車中で働く人の労働災害(電磁波被曝)や、
公共輸送機関として、乳幼児や妊婦、心疾患を持つ人が乗車した場合の安全性について、
意見を伝え、
リニア車内レベルの電磁波の医学的(細胞学的影響)調査が行われいるかどうか、
質問をします。

公述時間は1人10分、
私の順番は7番目ですので、19時過ぎになると思います。

お時間のある方は、傍聴自由ですので、
どの様な会になるか、ご一緒に体験して下さると嬉しいです。

以下、公聴会開催について、担当の静岡県生活環境課HPの詳細を抜粋しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-050/assess/going/12301/index12301.html

開催日:平成26年1月21日(火曜日)午後6時から8時30分まで
開催場所:静岡県男女共同参画センター「あざれあ」6階大ホール

公聴会の傍聴は、事前申し込み不要です。直接御来場ください。
傍聴受付の開始時刻は、午後5時30分です。
(定員300人に達し次第、受付を終了しますので、ご承知おきください。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この公聴会には、
環境問題や地方行政に関わっている方たちと、問題点を分担して意見を述べる準備をしました。

公聴会の報告はまた、後日、書かせていただきます。
お時間のある方、ぜひ、公聴会にご参加ください。

2014年1月19日
馬場利子記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
1月21日(火)静岡市でリニア中央新幹線公聴会が開かれます。静岡放射能汚染測定室

1月24日(金) 第25回“放射能を話そう♪”を開きます!

2014年は震災から3年目を迎えます。

放射能を忘れず、忌み恐れるだけでなく、
この環境汚染を、暮らしを見直すチャンスに変えて、
今年も豊かな心と体を育て合いたいと思います。

新年の企画は、恒例の手前味噌つくりです。

味噌つくりの材料購入等は締め切りましたが、
申し込みをされなかった方も、
見学、お試し仕込みも大歓迎です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日時 : 1月24日(金) 13:00~16:00 (一部参加OK)
場所 : 静岡市生涯学習センター(アイセル21) 食工房
参加費: 会員 300円 ・ 一般 500円 (お茶と『測定室だより』付き)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
見学の方は直接、会場へお越しください。

プラムフィールドの味噌つくりの特徴は、
①材料すべてを、測定し、不検出(1㏃/kg以下)の材料で仕込みます。
①温かい気候の静岡でもカビが入らない様に、麹が2倍量で行います。

お時間のある方は、
麹菌の良い香りに包まれる“味噌つくり”会場へ、遊びに来て下さい。

2014年1月7日
馬場利子記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
1月24日(金) 第25回“放射能を話そう♪”を開きます!静岡放射能汚染測定室

2014年もよろしくお願いします!

2013年も残すところ数時間となりました。

今年も放射能を観察する活動に心を寄せてくださり、
ありがとうございました

来る2014年は、東北大震災から3年を迎える年でもあります。
いまだ解決していない福島原発事故の原因と放射能漏れへの対応・・・。

私たち大人は、事故の収束と、
子どもたちの健康を守るための政策を、しっかりと見守り、
希望を伝えていく役割を持っていると思います。

どうぞ、引き続き、福島を忘れず、
放射能と向き合い、
より安心して暮らせる社会になるよう、
小さな行動をご一緒に続けていただければ幸いです。

2014年もよろしくお願いします。

測定室は
2014年1月6日(月)より、測定活動を開始いたします。

2013年12月31日
馬場利子記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
2014年もよろしくお願いします!静岡放射能汚染測定室