健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

9月2日(水)は、“放射能を話そう♪”第41回を開きます!

長い・長い夏休みを頂きましたが、本日(24日)より通常の活動に入りました!

夏休み明けの測定室

皆さんは、夏休みをいかがお過ごしでしたか?

夏休み明けで、まだまだ、落ち着かない日々かと思いますが、
第41回“放射能を話そう♪”を開いきます。

日時:9月2日(水)10:30~12:00
場所:プラムフィールド&測定室
参加費:会員:300円、一般:500円。お茶と『測定室だより』付です。

猛暑の名残りで、測定室もクーラーも測定器のために、まだまだ、涼しさを送ってくれています。

韓国の踊り


この夏は、測定室は休みでしたが、
安保法案の集団的自衛権の行使容認が衆議院で可決され、
強い国の戦争を一緒に支える(まさか、積極的に参加するとは思えませんが)国になるという流れに、
全国の憲法を擁護する人びとの声が高まり、静岡でも1人1人の市民が声を上げる機会がたくさんありました。

強い国よりも、国民に寄り添う国を望む事を、
福島の子どもたちの暮らしを守る点でも、私たちは伝えていきたいと切に願います。
そんなおしゃべりも、ご一緒したいと思います。

出かけて来て下さい。
お待ちしています。

2015年8月24日
馬場利子記

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9月2日(水)は、“放射能を話そう♪”第41回を開きます!静岡放射能汚染測定室

8月24日(月)より尿の測定を開始します!

当室は、福島原発事故による放射能汚染の現状を、市民自ら測定し、
暮らし方や食べ方を共有しようと、2011年6月11日に、食べものの測定を再開しました。
(測定開始は、1988年12月19日でした。)

1988年当時の測定器で測定再開


そして、当室の放射能測定活動は、
◆2012年5月より、環境試料(土・環境の中の水・落ち葉・堆肥など)の測定開始。

子どもたちの遊ぶ公園や、学校、森や林、私たちが暮らす街の測定を行い、
安心して暮らせる環境作りを行うための測定を行っています。

◆2012年11月には、静岡放射能汚染測定室浜松分室を増設。

浜松分室の風景


測定室の会員が、より近い場所で測定が可能となるように、
1988年当時の測定器を移設し、測定を行っています。

そして、本年7月の総会にて、本年度の新しい活動として、
◆内部被曝を推定するための尿の測定を行う事を決めました。

尿の測定のための新設したピカピカ皇子


◆【尿の測定の目的】

高額な測定料を負担し、細密な測定値を得る測定ではなく、福島原発事故後の現在のおおよその内部被曝の状態を確認する事で暮らし方・食べ方について、把握する事を目的とします。私たちは、放射能と共に暮らす中でも安心と希望を見出すために測定をしています。尿のセシウム定量値を把握するための測定ではなく、暮らし方を確認し、将来に備えるための測定を行います。

◆【尿測定の申し込み方法】               
①尿の測定は1週間に2検体しか測定できません。必ず、測定の予約をして下さい。
 予約は℡ 054(209)2021または、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp。
 検体の到着日をお伝えします。到着日は都合の良い日を相談して決めます。 
                  
②尿の測定依頼書(※1)に必要事項を記入の上、検体と一緒に搬入ください。
持参、送付いずれでも構いません。送付の際は、発送時に『こわれもの』の指定をして下さい。

◆【採尿の方法】  

採尿用グッズ

  
★用意するもの:①蓄尿する容器として、2ℓまたは1.5ℓの水が入っていたペットボトル 
②プラスチック製の300mlのコップ 
③使い捨てジョウロ。
             

◆【注意事項】                         
①のペットボトルは必ず、飲料水が入っていた物を使用して下さい。
 お茶や有機物が入ったペットボトルに入れると尿が腐敗し、異臭を放ちます。
 その際は測定を行いませんので、注意して下さい。

②採尿には、プラスチック製の300mlのコップが便利です。
(100円ショップでも購入できます。大人の場合、1回200ml以上採尿できますし、子どもの場合も大きい方が採りやすいです。)
          
③ペットボトルに入れる時は、必ず、ジョロを使用して下さい。コップから直接、ペットボトルに入れようとすると、間違いなくこぼれます。(スタッフの実験済み)

④尿は少なくとも1.3ℓ。大人の場合は1.5ℓ必要です

④小さなお子さんの場合、1日で1.3ℓ採尿する事はできません。 採尿期間はなるべく2日以内に行って下さい。
 何日間もかけて採尿すると、朝起きた時だけ、あるいは夜だけというように採る時間帯が偏ってしまい、
 トータルな排出状況にならなくなります。

⑤ペットボトルを送付する場合、破損を避けるため箱などに入れて送って下さい。 

◆【測定申込書】
このWebの上部にある「測定申込書」もしくは、以下より、尿の測定依頼書をダウンロードして下さい。
 https://files.acrobat.com/a/preview/e4f31e25-dc9f-4fff-ac37-4cd45d9673cc                                   
★インターネットをご利用されない方は、お電話ください。お送りします。 

★検体提供者の名前を記入していただく必要はありませんが、測定室では、他の測定と同様、尿の測定結果も会員の皆さんに報告していきますので、年齢、性別、在住地など、必要事項は必ず、お書きください。

 記入必須事項に記入漏れがある場合、測定を延期し問い合わせをさせて頂きます。 

◆測定料金
多くの方に尿の測定をしていただけるよう、測定料はなるべく安価にしたかったのですが、
1検体の測定時間が48時間~60時間必要なため、この価格となりました。ご了解ください。


 尿の測定料金 ①会員・旧会員・特別会員・団体会員 :1検体 2000円
        ②情報会員 : 1検体 3000円
        ③一般   : 1検体 5000円

尿の測定は、新測定器(ぴかぴか皇子)が担当します!

◆【測定についてのお問い合わせは】
   ℡:054-209-2021  
   mail;ssokuteisitu@yahoo.co.jp

尿の測定により、内部被曝量を推定する方法など、尿の測定の詳細は
『測定室だより』43号(2015年7月30日号)と44号(9月20日発行予定)に掲載しています。

多くの方が、内部被曝を推定できない不安から、放射能を忘れてしまおう・・とするのではなく、
1人1人が内部被曝の現状を知って、安心して暮らす方法を見つけていくお手伝いをしたいと思っています。

皆さんもお子さんだけでなく、ご自身の測定も行ってみて下さい。

2015年8月21日
馬場利子記

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8月24日(月)より尿の測定を開始します!静岡放射能汚染測定室

既刊の『測定室だより』第28号全頁を公開します♪

『測定室だより』第28号は2014年2月10日に発行した会報です。

『測定室だより』は会員の会報として発行し、測定した全データを共有していますが、
会員で共有し終えた情報を、随時、HPで公開し、お知らせしています。

『測定室だより』28号の全頁は、↓でご覧いただけます。
https://files.acrobat.com/a/preview/75ef7dcd-77e6-4548-8d51-2db5c8f4d28f

■今号の記事は、

測定結果は、2013年11月27日~12月27日に測定を行った
静岡測定室:食品:48検体、環境試料:9検体、地域環境測定;21検体の結果
浜松分室:食品:6検体を掲載しています。

◆地域安心マップ地域測定は、静岡県磐田市の小学校、中学校、公園などです。
 この測定は、磐田市在住の測定室会員さんが、所属のグループの活動として、  
  磐田市の環境測定を行い、教育委員会と情報共有をし、
  測定値の高い場所は除染を行う市民活動を行って下さっています。

 今回の測定で、磐田市の土壌汚染は極めて少なくなっていますが、
  それでも、側溝など、放射性物質が溜まりやすい場所の測定値はやはり高いことが分かります。

 
 自らの環境を自分たちで知り、より安全な環境を作っていこうとする活動に、
 大きな勇気を感じて頂けると思います!!


★この調査を教育委員会との協働で実施して下さった磐田市の市民グループは、
 今年も地域測定を行う予定で、年次的な環境の変化を観察し続けて下さっています。

◆また、好評の連載『静岡に住む娘へ』(25回)河野益近執筆 は
原子炉内に存在する放射能について、分かりやすく話して下さっています。

原発周囲で、今も起こっている事を知る専門的な観点でお読みいただけると思います。

ご覧いただき、
皆さんのお役に立てれば、嬉しいです。

❤現在、『測定室だより』最新号は43号(7月30日発行)です。
毎号の『測定室だより』は、年会費3000円で、ご自宅にお送りしています。

放射能を観察する・共に暮らす知恵を分かち合う活動にご一緒いただければ嬉しいです。

購読申し込みは、mail :ssokuteisitu @yahoo,co.jp
まで、お申し込みください。

2015年8月16日
馬場利子記

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既刊の『測定室だより』第28号全頁を公開します♪静岡放射能汚染測定室

8月2日以降の空間線量の測定結果

8月2日から行われてる福島原発3号機のFHM(燃料交換機)引き揚げ作業に伴う放射性物質の飛散の可能性について、

線量計をお持ちの皆さんに、数日間、測定を行っていただけるようお願いをしておりました。

8月2日以降、現在(8日)までは、特に急激な線量の変化は
静岡市でも、その他の地域でも観察されていないようです。

当測定室の測定と観察でこんな事がありました。

◆8月2日の昼(13時頃)
測定器の画面をカメラで写そうとしましたが、片手では上手くシャッターが押せず、
つい測定室の玄関前のタイルの上に測定器を置いてしまいました!

8月2日昼玄関前タイルの上

通常ですと、この地点の空間線量(地上約1メートルで)は、0.04~0.06μsVですが、
この値に、びっくり!
すぐさま、測定器を包んでいるビニール袋を交換し、
地表から1メートル離して、再測定をしました!

8月2日測定し直した線量


測定室の玄関前は、人の出入りが多いため、水を流して洗ってはいますが、
現在、夏休みのため、掃除をしていない日が続いていました。
そして、道路を挟んだ向かいの土地で、住宅地の整理作業が行われ、埃が舞っている環境にありました。

同じ時間、同じ場所ですが、地表と地上ではこれだけの差がある事を
再確認した測定でした。

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、たかが玄関の泥、チリと侮らず(笑い)
出入口である玄関のお掃除を、改めてお勧めします!!

その後、数日間、同じ場所で測定をしている結果は、以下の通りです。

8月5日の朝9:30の線量


8月7日夕16:45の線量

その他の測定もほぼ、同じ値を推移しています。

測定器をお持ちのみなさん!
測定をする事も、忘れがちですが、時々、放射能と共に暮らしている事を
思い出すための測定をお勧めします!

観察を続けていると、何か起こった時に測定値は自分自身で理解していく手助けをしてくれます

お子さんと一緒に、あるいは、お友だちにも、測定値を共有していただけると、
主体的に暮らす仲間になれると思います!

暑い夏ですが、当室でも簡易測定器を携帯して測定を続けたいと思います。

2015年8月8日
馬場利子記

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8月2日以降の空間線量の測定結果静岡放射能汚染測定室

線量計をお持ちの皆さまにお願いをします!

みなさん、ニュース報道でご存知のように、
明日8月2日(日)は、
福島原発3号機のFHM(燃料交換機)引き揚げ作業が予定されています。

この作業は、東電の説明によると、
大きな危険が伴うため、敷地内の作業を全て中断して備えるとの事です。
また、作業現場の放射線量が余りにも高いので、
遠隔操作によるロボットがその作業に当たる事になっています。

以前、4月に福島原発の建屋の屋上に溜まった瓦礫の除去作業が行われた時は、
静岡県内東部で、その2日後に線量が高くなり、
複数の方から、問い合わせをいただ来ました。

その際、問い合わせに対し、測定室の玄関前で繰り返し行った測定では、
特に普段よりも高い線量を示すことはありませんでしたので、
測定室として、特別の対応を取りませんでしたが、
明日8月2日に福島原発で行われる作業は、
瓦礫の撤去よりも、はるかに高い線源を扱うものとなります。

◆そこで、線量計をお持ちの皆さんに、お願いがあります◆

①明日から、数日間、朝(午前)・昼(午後)・夜(夕方~夜)測定をしてみてください。

②線量計は、機種によって測定値のばらつきが大きく、数値の比較はできませんが、
 お持ちの線量計で測定した通常の線量よりも、200%(通常の2倍)以上の、
 高い数値を示した場合は、当室まで お知らせください。

 <連絡先> mail:ssokuteisitu @yahoo.co.jp 測定室です。

③お知らせいただく際は、責任を持った測定情報をシェアしてただけるよう、
 ★測定地の住所 ★測定日時 ★測定値 ★通常の平均測定値 ★連絡先 ★お名前
 をお知らせください。
 
 こちらから、確認のメールをさせていただき、情報の共有をしたいと思います。

 
測定室の玄関前の通常の測定値は、0.03~0・05μSV/h です。

当室でも、明日から数日間、空間線量の測定を行い、
皆さんに報告をしていきたいと思います。

♥安全のために・・
◆夏休みでもありますが、万一の時に備えて、マスクの準備をお願いします。

◆忘れそうになっている放射能と共に暮らす知恵をもう1度、思い出しましょう!

2015年8月1日
馬場利子記

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線量計をお持ちの皆さまにお願いをします!静岡放射能汚染測定室