健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

既刊の『測定室だより』第49号(2016年3月30日発行)の全頁を公開します❤

測定室だより』は、当室の会員通信として発行をしていますが(最新号は第68号2018年7月20日発行)、
会員で共有をし終えた情報を、随時、公開をしています。

今回、公開します『測定室だより』第49号は、2016年3月30日発行の会報です。

◆今号には、
2015年12月17日~2016年1月28日まで測定した、
食品31検体と環境測定4検体:合計35検体の測定結果を掲載しています。

今号の測定では、
●東京都杉並区にお住いの会員さんから、ご自宅の水道水と浄水した水を日をおいて採取し6検体の測定をしています。
  水道水にも、セシウム134・137を検出することはありませんでしたが、
  浄水器をかけた水と、水道水のスペクトルを比較し、
  浄水することでウラン系の放射性物質を除去できているかどうか、確認作業ができました。

  安心して暮らすためには、測定をしてみると、安心・安全が確認できて良かったと思います。
  
・【測定研修会】1研修4日(2015年11月から開催)の報告と研修生さんによる意見交換会の記事を掲載しています。
  この研修の目的は
  万一、原発事故がどこかで起こった場合、測定研修を修了した人に、現在、私たちが保有している測定器を、
  必要な地域やグループに引き継いで測定活動をしていただくために、多くの人に測定に慣れていただく事です。

  修了生は7名。
  にぎやかで、楽しい研修の様子をご覧いただければ、嬉しいです。

研修終了時の意見交換会風景


 
 
◆ この『測定室だより』第49号の全頁は、以下のURLでご覧いただけます。
                ↓
            https://goo.gl/gFGqf2

(注):公開期間は半年(2019年1月3日まで)となります。
    その後は、測定室にメールにて、データをご請求ください。
  
    当ホームページで公開されている会報のデータは無料で、
    直接、PDFデータをお送りします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、紙面でご利用になりたい場合も、ご一報ください。
当HPで公開しました『測定室だより』第1号~49号は、1号250円(定価500円)送料込でお送りします。

❤申し込み先: mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp
        電話/Fax:054-209-2021 (火~木 10:00~16:00)
       
何らかのお役にたてれば、幸いです。

放射能の内部被ばくは、その存在を知り、避け方を知っていけば、必ず、減らせるものです。

忘れず、諦めず、知らないために不安を感じる事のないように情報を共有していけたらと願っています。

❤明日が、今日よりほんの少し、安心できる社会になるよう・・1歩1歩、丁寧に生きられますように・・。

2018年9月3日
馬場利子記

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既刊の『測定室だより』第49号(2016年3月30日発行)の全頁を公開します❤静岡放射能汚染測定室

測定室:夏休み明けに、“福島原発汚染水・基準値を上回る”のニュース!!

長い夏休みを終え、測定室の活動は8月21日(火)より通常に戻りました。
スタッフのリフレッシュ休暇に、ご協力、ありがとうございました。

浜松分室で測定をしている測定器

夏休み最後の8月20日(月)、
国が海洋に流そうとしている福島原発の汚染水について、
新聞各社が、放射性物質の濃度が基準値を超えていたことを報じました!

◆朝日新聞デジタル版:2018年8月20日付け
https://digital.asahi.com/articles/ASL8N4CR7L8NUGTB004.html?rm=350  より転記します。

東京電力は20日、福島第一原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ低濃度の汚染水について、
保管する大型タンクに入れる前の放射性物質の検査で、トリチウム以外に、ストロンチウム90、
ヨウ素129が国の基準値を超えていたことを明らかにした。
東電はこれまで「トリチウム以外の放射性物質は除去されている」として、十分な説明をしていなかった。

構内で発生した汚染水は、セシウムを吸着する装置と、62核種を除去する装置「アルプス」を通り、
取り除けないトリチウムを含む汚染水がタンクに保管されていると説明されていた。

 だが、「アルプス」の出口で汚染水を定期的に調べている分析検査で、
トリチウム(半減期12年)のほか、ストロンチウム90(同29年)と
ヨウ素129(同1570万年)が国の基準値を上回っていた。

最大値はトリチウムは1リットルあたり138万ベクレル(基準値の約23倍)、
ストロンチウム90は141ベクレル(同約5倍)、ヨウ素129は62ベクレル(同約7倍)だった。

 東電は「吸着するフィルターの性能が落ちていたことも考えられる」としている。
数値はホームページで公表しており、
国が定める敷地境界の放射線量(年間1ミリシーベルト)も超えておらず、
「保管上は問題はない」としているが、「今後はわかりやすくお知らせしていきたい」とコメントした。

 現在、タンクには約109万トンの汚染水がためられている。
処理を巡っては、海洋や大気での放出といった方法が国で議論されている。

東電によると、仮に放出となれば、事前に検査が行われる。
放射性物質が検出されれば、アルプスに再び送って除去できるという。
東電は「現在の汚染水がそのまま放出されるわけではなく、今回のこととは別問題」としている。
                          (石塚広志)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆この件に関して、
『原子力規制を監視する市民の会/福島老朽原発を考える会』の阪上 武氏は、
HP上(http://kiseikanshi.main.jp/2018/08/22/1312/)で、このように補足しています。

   ~~~~~~~HPより抜粋~~~~~~~~~

トリチウム汚染水については、エネ庁が汚染水処理対策委員会とその下の小委員会で検討し、
海洋放出の方向で調整しようとしており、8月30日と31日には、説明・意見聴取会を予定しています。
規制委員会の更田委員長も一貫して海洋放出を主張しています。

汚染水処理対策委員会や小委員会の議論は、トリチウム汚染水の取り扱いについて、
トリチウム以外の各種はALPSで除去されることが前提となっており、
ヨウ素129などの件については、議論の対象になっていません。
説明・意見聴取会の資料にもありません。一体エネ庁はこの状況を把握していたのでしょうか。
規制委員会はどうでしょうか。

いずれにしろ、トリチウム汚染水の取り扱いについては、説明・意見聴取会の開催の前提も崩れた状況だと思います。

ヨウ素129の危険性については以下が参考になります(美浜の会)
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/rokkasho_series7.pdf

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◆改めて、ヨウ素129の危険性について、読んでみると、
福島原発の汚染水だけでなく、六ヶ所の再処理工場の排水への心配が蘇ります。

処理できない汚染を、『基準値以下なら海に流しても良い』と誰が決めたのか・・
暗澹とする夏休み明けです。

処理できない汚染を出す施設・技術を使い続ける事を、再考しないまま、
汚染をなかったことにするのは、政策とは言えない!!と政治の無策が無念です。

元に戻せない破壊や汚染を決してしない・・・。
私たちの願いを、しっかりと持ち続けることの大切さを痛感します!!

2018年8月24日
馬場利子記

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測定室:夏休み明けに、“福島原発汚染水・基準値を上回る”のニュース!!静岡放射能汚染測定室

夏休みのお知らせと、『トリチウムを含む福島原発放射性廃液の海洋投棄に反対する決議』への賛同呼びかけ♫

静岡放射能汚染測定室は、事務所になっている“プラムフィールド”の夏休みに合わせて、
7月27日(金)~8月20日(月)まで、活動をお休みします。

プラムフィールドは夏休みに入っています❤



◆夏休み中、お急ぎの連絡がある方は、

 mail;ssokuteisitu@yahoo.co.jp
Fax:054-209-2021 にお願いします。

 折り返し、ご連絡させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

❤『トリチウムを含む福島原発放射性廃液の
      海洋投棄に反対する決議』への賛同要請が届きました。

 以下─── 渡辺悦司 (市民と科学者の内部被曝問題研究会)からのメールを転記します。

 賛同される方、ぜひ下記までメールお送りください。

—–Original Message—–

山田耕作
皆様 20日に決定した決議文への賛同者を募集中です。
全国へ、世界へ拡散ください。
原子力規制委員会や東京電力に送り、トリチウム廃液の投棄をやめるよう要請します。
 
◆賛同者して下さる方は、mail: kosakuyamada@yahoo.co.jp (山田)までお知らせください。

以下、決議を貼り付けます

____________________________________________

トリチウムを含む福島原発放射性廃液の海洋投棄に反対する決議

         市民と科学者の内部被曝問題研究会有志及び
                        内部被曝を憂慮する市民と科学者

                      2018年7月20日

 福島原発事故によるトリチウム総量は、約3400兆ベクレル、2014年3月でタンク貯留水中に
830兆ベクレルのトリチウムがあると発表されている。
 この膨大な放射性廃液はその後も増加する一方である。

 そのため、漁連などの反対運動の隙があれば、政府・東電はトリチウムを含む
福島原発事故廃液の処理・処分として、それを希釈して海洋に投棄しようとしてきた。

 現在、ここに至っていよいよ政府は海洋投棄の実施に踏み切ろうとしている。
原子力規制委員会の更田豊志委員長は規制するどころか海洋投棄を提唱し、先導している。

 我々は以下の理由で放射性廃液を海洋に投棄することは決してすべきでないと考える。

1.トリチウムは生命・健康への危険性が少ないと誤解されているが、非常に危険な放射性物質である。

 なぜなら、人体の大部分を占める通常の水と化学的に区別がつかず、生体のあらゆる場所に取り込まれ、
 内部から被曝させ、活性酸素等を介して間接的に細胞膜やミトコンドリアを破壊する。

 また、直接的に遺伝子、DNAの化学結合を切断する。トリチウム特有の危険性として遺伝子の水素原子とトリチウムが入れ替わると
ベータ(β)崩壊でトリチウムがヘリウムに変わることによって遺伝子の化学結合が切断される。
 植物は炭酸同化作用によって水と炭酸ガスからでんぷんを作る。このでんぷんの水素原子がトリチウムに変わることによって
有機トリチウムが形成され、動植物や人間が体の一部としてその有機トリチウムを長期間取り込み、内部被曝する。

2.このようにして、原発から放出されたトリチウムによって玄海原発周辺の住民の白血病の増加、
 世界各国の再処理工場周辺の小児白血病の増加、原発周辺の小児がんの増加等が報告されている。
 現実に被害が発生しているのである。

3.たとえ、希釈して海洋投棄されたとしても食物連鎖などの生態系を通じて濃縮される。
 さらに気化してトリチウムを含む水蒸気や水素ガスなどとなって陸地に戻り、環境中を循環する可能性がある。

 希釈すれば安全というのは過去に多くの公害問題でくりかえされた誤りであり、環境に放出される総量こそ問題である。
 それ故、放射性物質や有害物質は徹底的に閉じ込め生態系から隔離することが公害問題では唯一正しい原則的な対応である。

 以上のようにトリチウムは半減期が12年と長く、長期にわたって環境を破壊する。
生体の大部分を、さらに遺伝子をも構成する水素の同位体であるから、希釈して投棄して安全とは言えない。

 それ故、トリチウムの海洋投棄を決して行わないよう政府・原子力規制委員会に強く要請する。

____________________________________________

どうぞ、猛暑が続き、台風も変則的な軌道を進み、異変が続きますが、
皆さまも、心と体を緩めながら、
それでも、福島の子どもたち、豪雨で被害を受けた西日本の方々に想いをはせ、
平和と平安を祈りながら、お過ごしください。

測定室は、8月21日(火)より通常の活動を再開します。
よろしくお願いします。

浜松分室にて、分室室長:杉浦直樹さんと馬場利子

2018年7月28日
馬場利子記

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夏休みのお知らせと、『トリチウムを含む福島原発放射性廃液の海洋投棄に反対する決議』への賛同呼びかけ♫静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第68号(2018年7月20日発行)を発送しました♪

『静岡放射能汚染測定室だより』は会報として発行しています。

❤今年度(2018年6月より)、会員の継続をしてくださった会員の皆さんのお手元に、
 届いている頃だと思いますが、万一、届いていない場合は、ご一報ください。

❤会員継続の会費納入の確認が、時間的に行き違ったりしている場合もありますので、
 68号が届いていない方は、お手数ですが、ご連絡をお願いします。

 ☎054-209-2021 (火・水・木 10:00~16:00)
 mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp までお知らせください。

◆今号には、2018年4月1日~6月5日に当室で測定をした
食品11検体、環境試料16検体の測定結果を掲載しています。

◆今回の測定で特記すべきことは、
 環境試料の測定依頼を受けた中に、同じ会員さんより5検体の建材の測定がありました。

 セメント材の汚染が報じられた事もあり、家を新築される建材を確認してくださったのですが、
 測定依頼をするということで、お連れ合いと放射能のことを話題にし、
 測定結果も共有してくださった事に、ホッとして、嬉しくなりました。

“放射能と共に暮らす”事に最新の気遣いをしてくださる若い方たちに・・
「ありがとうございます」と「ごめんなさいね」と呟くスタッフ一同が居ます・・・。

2018年度会報

『測定室だより』は会報として発行していますが、
購読をご希望の方には、1部500円(送料込)で購入していただいています。
 年間購読料(6号/年)は3000円(会員の方の測定料は、一般の測定の半額以下になっています)です。

  
購読申込みは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp 
       ℡:054-209-2021       まで、ご連絡ください。

福島原発事故から7年経った今も、福島原発から排出された放射能は静かに移動しながら、
私たちの周りに存在しています。
私たちに出来る事、実現したい事は、知ることによって放射能から身を守り、
新しい暮らし方を皆さんと一緒に見つけていく事です。 

❤忘れない ❤諦めない ❤智慧を分かち合う・・をご一緒下さい。

2018年7月8日
馬場利子記

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『測定室だより』第68号(2018年7月20日発行)を発送しました♪静岡放射能汚染測定室

既刊の『測定室だより』第48号(2016年2月10日発行)の全頁を公開します❤

『測定室だより』は、当室の会員通信として発行をしていますが(最新号は第67号2018年5月20日発行)、
会員で共有をし終えた情報を、随時、公開をしています。

今回、公開します『測定室だより』第48号は、2016年2月10日発行の会報です。

たより48号表紙

◆48号には、
2015年11月22日~12年月17日まで測定した、
食品55検体と環境測定1検体の測定結果を掲載しています。

今号の測定では、
●こだわりの味協同組合(当測定室特別会員)の認定食品を33検体の測定をしています。
こだわりの味協同組合の認定食品は、毎年、定期的に測定をしてくださっていますので、
今年も、季節がら新米の測定や、2015年産の豆類を多く測定をしています。

❤特記すべき記事は、
①ストロンチューム90の人への影響について

 福島原発事故後、日本では一般に測定されていないストロンチューム90を、
 乳歯を保存して、実際の汚染状況を測定する活動を呼びかけている“乳歯保存ネットワーク”からの記事と呼びかけを掲載しています。


②今、8000ベクレル以下の環境資材を建築用に使用できるように、国が進めようとしていますが、
 すでに、2015年の時点で、東京都の焼却灰が『エコセメント』として、
 転用されている記事も、掲載しています。

エコセメント!??


 この『測定室だより』第48号の全頁は、以下のURLでご覧いただけます。
                ↓
            https://goo.gl/78Gt2e

(注):公開期間は半年(2018年12月23日まで)となります。
    その後は、測定室にメールにて、データをご請求ください。
  
    当ホームページで公開されている会報のデータは無料で、
    直接、PDFデータをお送りします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、紙面でご利用になりたい場合も、ご一報ください。
当HPで公開しました『測定室だより』第1号~48号は、1号250円(定価500円)送料込でお送りします。

❤申し込み先: mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp
        電話/Fax:054-209-2021 (火~木 10:00~16:00)
       
何らかのお役にたてれば、幸いです。

放射能の内部被ばくは、その存在を知り、避け方を知っていけば、必ず、減らせるものです。

忘れず、諦めず、知らないために不安を感じる事のないように情報を共有していけたらと願っています。

❤明日が、今日よりほんの少し、安心できる社会になるよう・・1歩1歩、味わって丁寧に生きられますように・・。

2018年6月23日
馬場利子記

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既刊の『測定室だより』第48号(2016年2月10日発行)の全頁を公開します❤静岡放射能汚染測定室