健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

放射線リスク最小化Category Archives

焼却場の飛灰8000㏃/kg以上が続出しています。

平成23年8月24日までに、
16都県より環境省に報告された一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度の測定結果
データを知人が転送してくれました。

一般廃棄物焼
却施設における焼却灰のセシウム濃度測定結果表PDFファイル

16都道府県の中で、
福島県、茨城県、栃木県、千葉県の4県で、焼却場の飛灰、主灰から
8000㏃/kg以上のセシウムが複数の焼却場で検出されています。

焼却時にガスに混じって舞い上がり、バグフィルターで捕まえられたもの を飛灰、
焼却炉の中に残ったものを主灰と呼びます。
放射性セシウムの多くは 飛灰の中に濃縮されているので、飛灰の動向を行政もチェックしています。

今まで、私自身が
島田市の試験焼却の前後の担当者との問い合わせの際や、
浜松市の試験焼却前の市担当者のとのやり取り、
静岡市の担当課と試験焼却の安全性判断の基準の件で問い合わせをした時など、
行政の担当者は、必ず、
『国が基準としている安全性基準は国際的にも安全と判断された1キロ当たり 8000㏃です。
それ以下であれば、一般廃棄物として処理焼却ても良い事になっている・・」
という返事を繰り返していました。

それでは、この福島県、茨城県、栃木県、千葉県の4県の飛灰や主灰をどの様に処理しているのか、
8000㏃/kg以上の焼却灰の処理方法を問い合わせてみたいと思います。

16県のうち、他の12県は、
埼玉県、群馬県、岩手県、宮城県、山形県、秋田県、長野県、東京、新潟、神奈川、静岡
の焼却場の灰について、見ることができます。

この焼却灰の汚染値から、その都市の汚れ具合や食卓に上がる食べ物の汚染状況が推測できます。

焼却時にガスに混じって舞い上がり、バグフィルターで捕まえられたもの を飛灰、
焼却炉の中に残ったものを主灰と呼びます。
放射性セシウムの多くは、 飛灰の中に濃縮されているので、主に飛灰の動向をチェックしています。

各地の皆さん、お住まいの町の焼却場の汚れ具合を確認下さい。

2012年9月23日
馬場利子記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
焼却場の飛灰8000㏃/kg以上が続出しています。静岡放射能汚染測定室

第12回“放射能を話そう♪” 9月25日に開きます!

9月の“放射能を話そう♪”は 9月25日(火) 13:30~15:00
開催します。

今月は、静岡市や浜松市でも急展開を始めた『災害瓦礫の広域処理』について
静岡市で活動をしている方や、関心のある方も集います。

また、静岡県内の学校給食食材の放射能測定について、
8月に静岡県教育委員会と懇談を行った報告もさせていただきます。

今回で12回目となる“放射能を話そう♪”ですが、
昨年度は静岡市近郊の農産物からは、セシウムが検出しませんでしたが、
少しづつですが、低濃度のセシウムを検出する農産物が見られるようになりました。
2011年3月12日に降った放射能が、農産物に付着した事を心配した昨年と、
放射能が地表から、地下へと移動し、作物の根から吸収されるようになった今年。

魚も農産物も、環境から移行し、濃縮していくのはこれからです。
丁寧に、しかし、冷静に情報交換と共有をしていければと思います。

参加費(お茶付) : 会員 300円 
             一般 500円 (測定室だより13号付)

お時間がある方はご参加ください。

★予告
第13回“放射能を話そう♪”は 10月19日(金) 10:30~12:00 を予定しています。  

2012年9月22日(土)
馬場利子記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
第12回“放射能を話そう♪” 9月25日に開きます!静岡放射能汚染測定室

福島原発4号機「最悪の事故はこれから起きる」!!

インターネット「現代ビジネス』http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33518 に
脱原発を訴える「元スイス大使 村田光平さんがが緊急寄稿をしています。

この寄稿文の巻頭文を一部紹介させていただきます。以下 抜粋です。・・・・・・・・
◆「福島4号機」の崩壊が招くメルトダウンと世界の破局
 今、世界を脅かしている大問題があります。それは福島第一原発の「4号機問題」です。
4号機には使用済み核燃料プールがあり、
そこに残っている1535本の核燃料棒がさらなる惨事を引き起こす可能性があるのです。

 昨年3月11日の東日本大震災で福島第一原発が大事故を起こしたのは周知の通りですが、
4号機の建屋は、このときの水素爆発で大変傷んでいます。
しかも地盤に不等沈下があって、倒壊する危険もあります。

 現在、4号機のプールにある1535本の核燃料棒はかろうじて冷却されていますが、
もし4号機が倒壊すれば、冷やす術はありません。
そうなると、最悪の事態—核燃料棒が溶け、メルトダウンが起き、膨大な放射性物質が撒き散らされるという、
いまだ人類が経験したことがない悲劇が起こります。

 そうなれば、これまで放出された分の数倍、数十倍の放射性物質が拡散し、
福島第一原発の一帯には誰も近寄ることができなくなります。
すべての人員が原発から撤退しなければならなくなるのは言うまでもありません。
その結果、4号機のみならず、1号機から6号機までの事故後処置も難しくなり、
全機がメルトダウンを起こす可能性もあります。

 今、4号機も含めて、福島第一原発に残されている核燃料棒の総数は1万4225本にのぼります。
米国の核科学者ロバート・アルバレス氏によれば、
チェルノブイリの85倍のセシウム137が福島第一原発に存在するそうです。
4号機に限っても、セシウム137の量はチェルノブイリの10倍になるのだとか。

 したがって4号機の崩壊は、日本のみならず、世界的な広範囲の汚染を招くでしょう。
「究極の破局に繋がることは確実」と多くの科学者は見ています。

・・・・・・・・・・この文章に始まり、
4号機を含めて、国と東電がこの事態の意味を理解していないこと、
管元総理は、この4号炉爆発、破壊に対応するために、
すでに米国から消火のための薬剤を借り受けてたことなど、
これから進行する可能性のある事態が詳細に綴られています。

皆さん、一読くださり、何が出来るか・・・
どうか、私たちに出来る良い方法があれば、教えてください。
皆で、事態をしっかりと認識し、出来る限りのあやゆることをして、
国や議員、地域を動かしたいと思います。

何も行わず、未来を運に任せてはいられないと真に思います。

2012年9月16日
馬場利子記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
福島原発4号機「最悪の事故はこれから起きる」!!静岡放射能汚染測定室

環境省・『子どもの健康と環境に関する全国調査』を   福島全県に拡大!

皆さんは、環境省が2011年1月より実施している
『子どもの健康と環境に関する全国調査』(エコチル調査)をご存知でしょうか?

私自身のライフワークの主題は『子どもの健康と環境リスク』ですので、
この『エコチル調査』(http://www.env.go.jp/chemi/ceh/)が環境省で実施されるまで、
海外での環境と子どもの健康に関する調査や日本の科学者(医学者や研究者)の
論文などから、環境因子が子どもの健康にどの様な影響を及ぼすか、
情報を収集しながら、『暮らし方』を提案し、市民学習会を続けてきました。

本来、健康に関する事柄は厚生労働省の管轄であるはずですが、
厚生労働省は、病気の原因となる環境リスクを調査し、予防的な政策を実施しようとませんでした。

そんな中で、『環境汚染や食べ物の選択、暮らし方が子どもたちの健康を害している』
様々なデータ
が臨床の医師や研究者から提示されるようになり、
5年の準備期間を経て、2011年1月に『エコチル調査』は環境省によって、
実施されることのなりました。

私が待ちに待った調査が実現したのです。

この『エコチル調査』は
赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から13歳になるまで
定期的に健康状態を登録の医療機関で確認し、
環境要因が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにする調査で、
この調査によって、子どもたちの成長・発達に影響を与える環境要因を明らかにし、
化学物質規制や環境基準(水質、土壌)等の国のリスク管理体制を作ることを目的にしています。

しかし、ようやくこの調査が実施された3か月後に、東北大震災による福島原発事故が起こりました。

子どもの健康と環境リスクの調査項目に、『放射能』は入っていませんでしたから、
もはやこの調査は実質の環境リスクを反映できないのではないか・・・と案じられ、
何度も環境省に問い合わせをし、放射能も調査項目に入れてもらえるよう、
要望を続けました。

やはり、産婦人科・小児科の医師たちの思いも同じで、
昨年7月末、エコチル調査の項目に『放射能』も加えられることになりました。
しかし、福島県での『エコチル調査』の参加登録は、
福島県立医科大学附属病院でしかできませんでしたので、
この調査に参加できる人は少数しかありませんでしたが、
今月から福島県全域に調査機関が広がる事になりました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15655
http://www.ecochil-fukushima.jp/aisatsu.html

福島県に生まれてくる子どもたちも、他県の子どもたちと同様に
13歳までの成長を詳細に調査、記録されることにより、
成長に不安があれば全面的に医療機関からサポートを受けられるようになりました。

皆さんの中で、まだ、『エコチル調査』のサポーターになっていらっしゃらない方がありましたら、
是非、環境省『エコチル調査』のHPより、サポーター登録をして、
この調査を見守っていただけますよう、お願いします。

サポーター登録をすると、何か月かに1度、『エコチル調査』の進捗状況や
環境省主催の子どもと健康に関する研究会や講演会等の案内がメールで届きます。
それらには誰でも無料で参加する事ができます。

福島の子どもたちが健康に育つことができるよう、
成長を医療機関が追跡調査し、万全の健康管理をして下さることを、
応援していきたいと思います。
決して、国がこの調査のデータをうやむやにしたり、
改ざんする事が無いように、皆さんが関心を寄せて下さることを切にお願いをします。

今、私はすでに生まれている福島の子どもたちも、しっかりと
健康調査を福島全県の医療機関で受けられるように、
福島県医師会にお願いのお手紙を書いています。
すべての子どもたちが健やかに育つ環境を作ることが私たち大人の願いです。

2012年9月5日
馬場利子記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
環境省・『子どもの健康と環境に関する全国調査』を   福島全県に拡大!静岡放射能汚染測定室

[ 脱原発法制定全国ネットワーク] 結成!

8月31日(金)に国会議員らに呼び掛けて、
「脱原発法をめざす国会議員と市民の集い」が、国会院内集会で行われました。

立ち上げ集会には、48人以上の国会議員が参加し、
呼びかけ世話人である内橋克人さん、海渡雄一さん、河合弘之さん、宇都宮健児さん、木村結さんらが
登壇し、趣旨を説明、国会議員らの各地域からの報告も行われました。
詳細はHP http://datsugenpatuhounet.blog.fc2.com/ にあります。

【出席国会議員】は以下の通りです。(五十音順)※
<衆議院議員>
阿部  知子/社民 (比)南関東
石毛 えい子/民主 (比)東京都  
石原 洋三郎/生活 福島1
泉   健太 /民主 京都3
稲見  哲男/民主 大阪5
大谷   啓/生活 大阪15
笠井   亮 /共産 (比)東京都
川内  博史 /民主 鹿児島1 
菅   直人 /民主 東京18
古賀  敬章 /生活 福岡4
近藤  昭一 /民主 愛知3
首藤  信彦 /民主 神奈川7
高井  崇志 /民主 (比)中国
玉置  公良 /民主 (比)近畿
辻    惠 /民主 大阪17
辻元  清美 /民主 大阪10
中島  隆利 /社民 (比)九州
初鹿  明博 /民主 東京16
服部  良一 /社民 (比)近畿
原口  一博 /民主 佐賀1
平岡  秀夫 /民主 山口2
松崎  哲久 /生活 埼玉10
水野  智彦 /民主 (比)南関東
山崎   誠 /民主 (比)南関東
山崎  摩耶 /民主 (比)北海道
吉井  英勝 /共産 (比)近畿  

<参議院議員>
相原 久美子/民 主 比 例
糸数  慶子/無所属 沖 縄
江田  五月/民 主 岡 山
大河原 雅子/民 主 東 京
岡崎 トミ子/民 主 宮 城
今野   東/民 主 比 例
ツルネンマルテイ/民 主 比 例
那谷屋 正義/民 主 比 例
平山   誠/大 地 比 例
福島 みずほ/社 民 比 例
福山  哲郎/民 主 京 都

脱原発の法律を制定する事に積極的に動いてくださる議員さんを
地域の中で、しっかりと応援し、脱原発を実現するアクションを広げていきましょう!!

皆さんの地域選出の議員さんは居ますか?
脱原発の波は、確実に起こっています。
希望と夢をもって、できる事を続けましょう!

2012年9月3日記

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
[ 脱原発法制定全国ネットワーク] 結成!静岡放射能汚染測定室