
上映会とお話しを主催(企画)している乳歯保存ネットワークより、本日(10月5日 15:42)
以下の連絡がありました。
『岐阜市と彦根市の上映会に、監督のアヤ・ドメニックさんが参加の予定でしたが、
高熱のため今日予定して… Continue reading
上映会とお話しを主催(企画)している乳歯保存ネットワークより、本日(10月5日 15:42)
以下の連絡がありました。
『岐阜市と彦根市の上映会に、監督のアヤ・ドメニックさんが参加の予定でしたが、
高熱のため今日予定して… Continue reading
監督アヤ・ドメニックさんの日本滞在が、今回は短期間であるため、
静岡での講演会をお願いすることはできませんでしたが、お近くの方は、お出かけください。
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映画『太陽が落ちた日(THE DAY THE SUN FELL)』は、
原爆投下時に広島赤十字病院の医師だった監督の祖父を映画製作の出発点にしながら、
当時の看護婦や肥田舜太郎医師の「原爆のその後を生きる姿」を丁寧に紡いでいった作品です。
チューリヒ在住のドメーニグ綾監督(42)は、
「娘や孫のために作った。私の家族の歴史であり、同時に反核を含む私の哲学が凝縮している作品」と語る。
広島と福島をつなぐ重いテーマでありながら、登場人物がユーモラスに生き生きと描かれる。(https://goo.gl/DGZVLn より抜粋)
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この企画は、当測定室も呼びかけ団体になっている『乳歯保存ネットワーク』が主催団体として、
進めているもので、開催日程は、以下の通りです。
■2017年10月11日(水) 14:00~17:00
「太陽が落ちた日」チラシ アヤ・ドミニク監督を迎えて
【会場】岐阜大学教育学部 1F B102 講義室 JR岐阜駅北口バスターミナル9番のりば乗車 バス停「岐阜大学」下車
・霧箱を使って (放射線の可視化)
・「太陽が落ちた日」上映
・アヤ・ドメニックさんのおはなし
【参加費】 無料
【主催】 乳歯保存ネットワーク
■2017年10月12日(木) 14:00~17:00
「太陽が落ちた日」チラシ アヤ・ドミニク監督を迎えて
【会場】彦根市民会館 〒522-0001 彦根市尾末町1番38号
・「太陽が落ちた日」上映
・アヤ・ドメニックさんのおはなし
【主催】彦根・愛知・犬上 原発のない社会を作る会
【上映協力費】 500円
【協力】 乳歯保存ネットワーク
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この映画のDVDを購入しましたので、
スイス在住の監督の来静は難しいと思いますが、測定室でも上映会を企画したいと思っています。
各地で、上映会をしていただける方は、ご連絡下さい。DVDをお貸ししします。
静かな映画ですが、そこに証言されている事柄は、
原爆投下当時、アメリカが行った被爆者治療と被爆者の選別についてはっきりとわかるものになっています。
広島や長崎の放射線医学研究所の医師たちが
「内部被ばくの健康被害はなかった」と言い切る姿を福島原発事故後によく見かけましたが、
それは、『内部被ばくがなかった』のではなく、
被爆者の治療を選別し、原爆光線に直射された患者さんしかデータを採らなかったため、
『内部被ばくのデータがない』のだという事が、この映画の証言で、はっきりと分かります。
福島原発事故から6年半以上経った今、知ること・忘れない事・諦めない事・生きる事を
改めて、心に想う映画です。
2017年10月5日
馬場利子記
当測定室のアドバイサーでもある小出裕章さんの
『朝鮮民主主義人民共和国と核兵器とその脅威について』のメッセージをお届けします。
きっと、皆さんもJアラートの速報も含めて、
何かに煽られているような落ち着かない感じを持っていらっしゃると思います。
私たちは、どこかの国を『敵国』とするのではなく、
歴史的な対立や国同士の軋轢を越えて、戦争や紛争のない世界を願っています。
同時に、日本のすべての人が不安や恐怖の中で過ごすことがないように、
安心して暮らせる国を求めて、できる事を続けています。
いまだからこそ、
冷静に、そして、理想主義と言われようと、
公平で誰もが納得できる人権を守る国を実現したいと、切に希望しています。
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このメッセージの科学的検証を含めた論文は、長文のため、
11月30日発行予定の『測定室だより』64号に掲載の予定です。
2017年9月25日
馬場利子記
連日、暑い日が続いていますが、皆さんもお元気でお過ごしでしょうか?
測定室は、現在、えごまの葉と落ち葉を長時間測定をしていますので、
室温調整のクーラーが入っていて、涼しく過ごせています❤
さて、例年通り、今年も長期の夏休みを頂きます。
♪ ♪ ♪7月28日(金)~8月21日(月)♪ ♪ ♪
ご不便を掛けますが、夏休みの間、測定の依頼等、お急ぎの用がありましたら、
メール(mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp)にて、ご連絡下さい。
❤次号『測定室だより』63号は、9月20日発行予定です。
皆さまも、楽しい夏休みをお過ごしください♪
2017年7月26日記
当HPでも4月29日に浪江町で発生した山林火災に関して、
居住する地域で空間線量の測定をして、飛散の有無を観察するように呼びかけをしましたが、
その後、現地で、放射能の飛散調査を、エアダストサンプラ調査、リネン吸着法 調査で測定し、
その報告も公開され、飛散が広域に観察されています。
この山林火災については、その後の報道も全くと言っていいほど無く、
飛散したと思われる地域の人々も、再被曝を予防して過ごしているのか、
遠方の静岡では、知るすべもありませんでした。
今回、エアダストサンプラ調査、リネン吸着法 調査を実施した市民団体を中心に、
福島県の対して要請書を提出するに当たり、賛同の呼びかけがありました。
以下にその内容を転載いたします。
ご検討下さい。
________________ 以下 呼びかけ文______________
◆浪江町山林火災についての要請
締め切り:7月18日(火)15:00
※翌日の19日に福島県に提出します。
【よびかけ団体(あいうえお順)】
NPO市民放射能監視センター(ちくりん舎)
風下の会
国際環境NGO FoE Japan
南相馬・避難勧奨地域の会
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
放射能ゴミ焼却を考える福島連絡会
【賛同団体】
グリーン・ピース・ジャパン他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・要請書・・・・・・・・・・・・・
内堀雅雄 福島県知事 殿
福島県危機管理部 殿
2017年4月29日浪江町十万山で発生した山林火災は鎮火までに12日間を要し、
消火活動にあたった陸上自衛隊によれば、「過去最大規模」の派遣活動を必要とする大規模なものでした。
この火災は帰還困難区域内で除染されていない山林であり、
放射線被ばく防護をしながらの困難な消火活動にあたった自衛隊、地元消防の皆様をはじめとする関係者のご苦労に敬意を表します。
この山林火災は帰還困難区域で発生したため、火災による上昇気流による灰の舞い上がり、
燃焼による煙、ガスに含まれる放射性物質が大気中浮遊塵として周囲に拡散したことは、
福島県が十万山周辺に設置したエアダストサンプラ調査からの結果で明らかです。
今回の山林火災に際して市民団体が継続調査中のエアダストサンプラ調査、リネン吸着法 調査では、火災による大気中浮遊塵の放射能拡散は広範囲におよび、居住地である現場から北方約17kmの南相馬市原町区馬場、北方約9kmの浪江町吉沢牧場、南西約14kmの田村市都路などで平常時の4倍から5.6倍程度の大気中浮遊塵のセシウム濃度の上昇が確認されました。
放射性物質の吸引による内部被ばくについては、水に溶けない形で肺胞に長期にわたり留まる危険性 、体内での局所的な被ばくによる危険性 などが指摘されています。
今後長期にわたり放射能汚染と向き合いながら生活せざるを得ない住民にとって山林火災や除染廃棄物火災、福島第一原発の事故対応工事などによる大気中浮遊塵の放射能レベルの上昇は、今後とも大きな懸念と不安要因として存在し続けます。
福島県当局に対しては以下を要請するものです。
(1)帰還困難区域内をはじめとする除染されていない山林での山林火災防止策、延焼拡大防止策、避難基準の策定。
(2)火災時における緊急時エアダストサンプラ調査体制の拡充と速やかな調査結果の公開。
(3)福島県が実施しているダストサンプラ調査結果の随時公開(オンライン化)、調査個所の拡充。
(4)消火活動従事者、住民に対しての放射線防護の情報提供と防護策の実施
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以上です。
上記の要請に賛同される方は、以下のURLより、賛同フォームに入れますので、
ご覧ください。 ↓
短縮URL : https://goo.gl/mgQAWu
◆測定をする事と、その結果を共有し、行政に必要な提案を行う大切さを改めて感じます。
現地の市民団体の皆さんの働きに、心から感謝いたします。
皆さんも思いを行動に現していただければ、嬉しいです◆
2017年7月15日
馬場利子記