健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

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6月8日(土)第8回総会記念講演会『チェルノブイリ法日本版制定の意義を考える』講師:柳原敏夫弁護士 の映像記録を掲載します♥

去る6月8日(土)
『チェルノブイリ法日本版制定』を求めて活動をしている【市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会』の共同代表:柳原敏夫弁護士をお招きして、
講演会を開催しました。


その講演の映像記録を、皆さんにご報告します。

以下をクリックしてください。↓
          FIyu-1ezFko
●ネット検索は、⇒ https://youtu.be/FIyu-1ezFko

この講演会は、4月30日の開催した『チェルノブイリ28年目の子どもたち~低線量長期被曝の現地から~』の上映会を受けての学習会でした。
多くの方に参加いただき、2011年3月11日以来、
『福島原発事故による放射能公害は終わっていない』事を
参加して下さった方と共有する事ができました。

私たちにこれから何ができるか、
どんな方法で、福島原発事故を個人の苦しみに終わらせず、未来に向けた活動にしていけるか・・
みなさんのお知恵を借りながら、私たちも歩み続けたいと思っています。

ご意見、ご提案をお待ちしています。

2019年6月19日
馬場利子記

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6月8日(土)第8回総会記念講演会『チェルノブイリ法日本版制定の意義を考える』講師:柳原敏夫弁護士 の映像記録を掲載します♥静岡放射能汚染測定室

6月8日(土)第8回測定室総会記念講演会を盛会の内に終了する事ができました♥

午前の総会に引き続き、
13:30より、参加者:73名(内スタッフ9名)+子ども6名 計79名の参加で、記念講演会を盛会の内に終了する事ができました。

満場の参加者

講師のお話は、難しい法律の話ではなく、
過去の公害問題で公害防止法を実現した活動や、市民立法で法律になった情報公開法の歴史、
そして、チェルノブイリ原発事故後、どの様にして『チェルノブイリ法』が実現したのか、
市民が動いて実現した社会倫理や、人の在り方について、ユーモアたっぷりに
お話をしてくださいました。

講師の柳原敏夫さん


そして、福島原発事故による健康被害の事も、例を挙げてお話して下さり、
私たちにできることを命を懸けて、未来のために行う意義を聴くことができました。

市民が育てる『チェルノブイリ日本版』の会からも2名が参加して下さり、
講演の後に、市民が育てる会の紹介しをしてくださいました。

詳細の報告は『測定室だより』74号(7月20日号)に掲載いたしますが、
多くの方に参加いただき、お礼と報告をさせていただきました。

以下に当日の講演映像を掲載いたしますので、ご覧ください。
https://youtu.be/FIyu-1ezFko

♥なお、当日参加者が多かったために、レジュメ等、配布資料が足りなくなってしまいました。
会場で追加の印刷をし、お渡しいたしましたが、万一、受け取っていない方がありましたら、
ご連絡をください。郵送にて、お送りします。
<連絡先>mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp


♥当日のレジュメは、以下の通りA4:2枚です♥

レジュメ原稿1


レジュメ原稿2

福島原発事故(原発事故一切)に対しては、放射能による健康被害の予防原則として、
健康を守るために移住の権利と健康管理を明記する『チェルノブイリ法日本版』の必要性を知ることができました。

法律は待っていては現れない事もわかりました。

社会と未来に対して、私たちにできることを知恵を出し合って実現したいと思いました。
引き続き、それぞれの場で【忘れない】【意見交換をする】【自治体ごとにできる事を探していく】
活動にご一緒いただけると嬉しいです。

2019年6月9日
馬場利子記

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6月8日(土)第8回測定室総会記念講演会を盛会の内に終了する事ができました♥静岡放射能汚染測定室

明日6月8日(土)、第8回静岡放射能汚染測定室総会記念講演会を開きます♥

福島原発事故から、8年が過ぎました。
放射性セシウム137の半減期は30年。
静岡市内の道路の側溝に溜まった泥土にも、まだ、まだ、セシウム137を検出します。

この放射能汚染による健康被害は、年を追うごとに広がっていく事は明白ですが、
『放射能公害』の加害者は、その健康リスクを認めたがらないのもまた、明白です。

去る4月30日、220余名の参加者を迎えて報道記録映画『チェルノブイリ28年目の子どもたち』を観ました。

1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発事故後、放射能による健康被害から国民を守るために制定された『チェルノブイリ法』の経験が
日本で活かされるかどうかは、私たち国民の意思にかかっています。

福島原発事故と同じような放射能汚染が、再び起こらないとは決して言えません。
放射能から子どもたちや未来を守るために、何ができるでしょうか?
明日の講演会で、これから私たちにできることを学びます。
ぜひ、お時間を作ってご一緒ください。

♥当日参加は可能ですので、直接、会場にお越しください。

《講演会の問い合わせ》070-5034-0920 馬場まで

2019年6月7日
馬場利子記

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明日6月8日(土)、第8回静岡放射能汚染測定室総会記念講演会を開きます♥静岡放射能汚染測定室

学会のお知らせ【5月26日(日)於いて:岐阜大学 日本科学史学会のシンポジューム《放射線の被曝調査と防護基準策定を めぐる科学と倫理

3.11以後、日本核物理学会のHPを見ながら、近くで開催される学会があれば参加したいとリサーチしています。

静岡の近郊で開かれたのは、2014年3月27日(木)~30日(日)、東海大学 湘南キャンパスにて。
そこで、知り合った徳島大学の博士課程に在籍する物理学専攻の若手の研究者さんから、
「日本の原子核物理学の学会では、放射能・福島原発事故に関するテーマや研究発表はほとんど取り上げられることなく、最先端の実験物理学に終始している」と聞きました。

いったい、専門家というのは、誰の事を指すのだろう?・・といぶかりながら、学会と研究論文を検索していますが、
核物質の利用と原子力発電所の安全性について、学会発表があったとは、確認できていません。

今回は、私の出身地、そして卒業大学で、科学史学会という耳慣れない学会があり、
福島原発事故後に行われた調査、研究について考察されると知りました。
どんな、アプローチがされるのか、聴講したいと思っています。

皆さんもお近くの方はぜひ、お時間があれば、お出かけください。

日本科学史学会シンポジューム2019年5月26日

シンポジュームへの参加は、一般も可能です。

♦シンポジュームでは、
原爆、核実験、原発事故などの後に行なわれてきた被ばく調査・研究のあり方について、
そしてその調査・研究をもとにした放射線防護基準の策定過程について、
科学的な側面と社会的・倫理的な側面の両面から、歴史的に検討するとともに、
現在浮上している問題事例を提示し、それらの問題点を考察されます。

とくに、東京電力福島原発事故後の福島県伊達市で実施された住民の個人線量測定の結果を分析した研究
宮崎真・早野龍五両氏によるJournal of Radiological Protection 誌掲載の2 論文)について多くの問題点が黒川眞一氏らによって指摘されていることや、放射線審議会での防護基準策定に関する議論について、考察されます。

会場は、岐阜大学(岐阜駅よりバスで約30 分)地域科学部H棟 C 会場
参加費:一般1000円 事前申し込み不要。

詳細は学会HP(https://historyofscience.jp/soukai/2019gifu-u/)

2019年5月21日
馬場利子記

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学会のお知らせ【5月26日(日)於いて:岐阜大学 日本科学史学会のシンポジューム《放射線の被曝調査と防護基準策定を めぐる科学と倫理静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第73号(2019年5月30日発行)を発送しました♥

『静岡放射能汚染測定室だより』は会報として発行しています。

会員の皆さんには、すでにお手元に届いていると思いますが、
万一、届いていない場合は、ご一報ください。

たより73号表紙

❤毎年6月が会員継続の会費納入の時期になっています。

 会員継続の確認が、時間的に行き違ったり、
 こちらの手落ちで、継続事務が落ちている場合もありますので、
 会報が届いていない方は、お手数ですが、ご連絡をお願いします。

 ☎054-209-2021 (火・水・木 10:00~16:00)
 mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp までお知らせください。

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❤今号には、当測定室で2019年2月21日~2019年4月10日に測定をした
食品5 検体の測定結果を掲載しています。

測定件数がこれだけ少なかったのは、2011年6月測定開始以来、初めてですが、
これは、特別会員である『こだわりの味協同組合』の測定依頼が年度末でなかったことと、
測定室とプラムフィールドが事務局を務めた『4.30子どもたちを守るための上映会と講演』の準備で、
測定室の自主測定も少し、お休みをしたためでした。

測定依頼は少なかったものの、
静岡県富士市・富士宮市の公立小中学校の学校給食で出されている牛乳の測定依頼があり、
お子さんのために、定期的に学校給食に出されているものを測定して下さることをありがたく思います。
この牛乳は、セシウム137・134共に不検出で、安心を確認できました♥


その他、特記しすべき記事は

●好評連載中の河野益近さんのエッセイ『静岡に住む娘へ』(69)には、
 放射性廃棄物のクリアランスレベルが、環境省と原子力規制委員会で法的基準が違い、
 100㏃/kg以下であれば、放射性廃棄物として管理しなくても良い・・とする国の法律(環境省)があるにもかかわらず、
 8000㏃/kg以下の汚染物質が鉄鋼製品などに再利用できるよう試験的に再生されている事が書かれています。
 
 知らないうちに、身の回りで放射能に汚染された建設資材が使われているかもしれないと思うと、
 どこまで汚染を拡散したいのか、ため息が出てしまいます・・・。
 
●6月8日(土)の第8回総会記念講演会のお知らせ。

6月8日(土)測定室総会記念講演会

♥子どもたちを守るための市民アクションについて、皆さんと考えたいと思います。
ぜひ、知ることから始まる未来に、ご一緒ください。

講演会:『チェルノブイリ法日本版制定の意義を考える』の参加申し込みは
 ☎054-209-2021 (火・水・木 10:00~16:00)
 mail: ssokuteisitu@yahoo.co.jp までお知らせください。

お待ちしています。

2019年5月20日
馬場利子記

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『測定室だより』第73号(2019年5月30日発行)を発送しました♥静岡放射能汚染測定室