今号には、11月20日~12月25日に当室で測定した食品86検体:環境試料1検体の
測定結果を掲載しています。
測定で特記すべきことは、
①静岡県三島市の学校給食で使用されている干し椎茸の測定を行い、
三島市との話し合いも予定しているとの事でしたので、同じ検体をGe検出器でも確認測定を行い、
その両方の測定結果を掲載しています。
②椎茸のセシウム汚染は、静岡県内産でも測定値の高低はありますが、
全ての干し椎茸にセシウムを定量をしています。
そこで、今回は静岡市内で原木で栽培された生シイタケを測定し、
同じ椎茸を乾燥させ、比較測定を行いました。
その結果も、興味深い数値が出ています。
掲載記事では、
☆11月の“放射能を話そう♪”の報告の中で、米の種を自家採取している生産者さんが、
3年間、新米を測定した結果から、
「種は自ら環境条件を選択して、世代交代をしている」という考察を話してくださった記事もあります。
☆『測定からみえてくるもの』では、
降り始めの雨を採取し、測定をした結果から、雨の放射性物質の観察を通して、
暮らし方への提案も行いました。
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2015年2月1日
馬場利子記