私たち『静岡放射能汚染測定室』は、今年の6月で測定を再開して13年になります。
2011年6月11日に、測定室の活動を再開した目的は、
国内で起こった原発事故に対して、
私たち1人1人が、食べ物や環境の放射能汚染の現状を知り、
冷静に、適切に対応して暮らす方法を共有するためでした。
そして、13年・・。
不幸中の幸いというのは正しい表現では無いかもしれませんが、
静岡近郊の農産物や環境(水、空気、土)には、濃度の高いセシウム134,137の汚染は見られず、
『放射能を測って知ろう』という同じ想いの会員の方たちに支えれれて、現在も日々の測定を続けています。
■ただ、放射能を測定するだけでなく、私たちの願いは・・
①原発のない未来
②電力の大量消費を見直して、地域で作る自然エネルギーで暮らすこと
③起こってしまった原発事故の汚染を拡げないこと・・
そんな活動を続けている中で2024年1月1日に起こった能登半島地震。
もし、震源地が少しずれていたら志賀原発は大参事を引き起こしていたかもしれません!
■私たちは心から、原発のない未来を願ってできることは何なんだろう・・?
つぶやき続け、仲間と話し合いを続ける中で、今年の講演会の講師に巡り合いました。
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七沢潔さんがお話をされた映像を観た中で、こんな一言がありました。
「日本では全国50カ所で原発の建設を止めている」
私はこんなに長い間、原発のない社会を望んで活動をしてきたにも拘らず、その事実を知りませんでした。
衝撃でした!
自分もどこかで、“国や企業が決めたことは変えられない・・”と思っていたのではないか・・・!!
■七沢潔さんは、静かに、時には笑顔で原発の未来について語っていらっしゃいます。
■取材を通して現実を見続けている七沢さんのお話を、皆さんと一緒に聴いて、【原発のない未来のためにできること】を私たちの中に描きたいと思っています。
お時間を作ってご来場ください。
♦参加券は、共催・賛同の各グループにあります。
講演会事務局での予約も受け付けます。 ⇒✉ ssokuteisitu@yahoo.co.jp
■諦めない、忘れない、そして願いを実現する!!
6月8日(土)13時半より、静岡市生涯学習センター(アイセル21)の大ホールで、お待ちしています。
2024年4月26日
馬場利子記