新年おめでとうございます。
『測定室だより』発行のお知らせをする前に、
この度の能登半島地震により被災された皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。
被災地の一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
しかし、1月2日の報道では、能登地震の震源に位置する志賀原発で変圧器の配管が破損、3500油漏れ(外部への放射能の影響なし)という第1報もあり、
余震が続く能登地方で志賀原発が安全に保たれていることを強く願っています。
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『測定室だより』98号(1月20日号)を2024年1月2日、会報・ウエブ会員共に発送をいたしました。
すでに、皆さまのお手元に届いている頃だと思いますが、万一、受け取っていない方は、お手数ですが、ご一報ください。
《連絡先:mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp》
♦今号では、
・2023年9月7日~11月30日に測定をした111検体(静岡:食品108、環境資料1)(浜松分室食品2)の測定報告。
・会員の小笠原学さんによる寄稿文、原発事故後、12年8か月の福島原発30km圏内と福島第一原発敷地内を訪れた『福島訪問報告記』
・グリーンコープ託送料金取り消し訴訟控訴審第2回目の報告
・河野益近さんの好評エッセイ
などを掲載しています。
♦そして、今回は測定室の活動として、皆さんまのお願いを掲載しています。
⇒グリーンコープの託送料金取り消し訴訟の担当裁判官に、『公正な審理と判決をお願いするオンライン署名』への協力のお願いです。
●署名へのお願いは、『たより98号』の12頁に掲載しています。
託送料金(送電費用)に、原発の費用が上乗せされていることはほとんどの人が知らないまま、
『電気事業法』も『原発損害賠償法』も改正せず、経済産業省の省令だけで決定され、電気を使う人全てからすでに徴収されています。
そして、上乗せされている【原発廃炉円滑化負担金】は、いつまで、いくら上乗せされるのかも決められていません。
原発を温存するためにあらゆる政策が執られていますが、
その内の1つ:託送料金上乗せ政策は、法律に基づかない決定であることを裁判の中で、はっきりと証拠書類・意見陳述をしています。
託送料金について知らない多くの人たちに、この裁判について知ってもらいたいと願ってオンライン署名をはじめました。
皆さんの賛同も、どうかよろしくお願いします。
署名は、支援カンパの案内がありますが、私たち署名主催者へのカンパではありませんので、
署名のみ周りの方にも、紹介いただければ嬉しいです。
♦そして、オンライン署名を、周りの方に手渡していただくハガキを作りました。
ハガキを紹介いただく機会がある方は、ご一報ください。必要な枚数をお送りいたします。
違法な原発温存のための決定【託送料金に原発の費用を上乗せして、電気代として徴収する】政策は、
取り消し訴訟でしか、止めることができません!!
声を挙げることを諦めない40万人のグリーンコープ共同体の裁判に、心から共感と応援をしています。
♦2024年も、【願いを実現することを諦めない】活動を続けたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
2024年1月5日 静岡放射能汚染測定室 馬場利子