◆ グリーンコープの取り消し訴訟については、これまでも『測定室だより』で報告をさせていただいてきました。
♦この訴訟は、原発にかかる「賠償負担金」と「廃炉円滑化負担金」を託送料金(電線使用料)に上乗せして回収することを認可した経済産業省令は違法であるとして、
その取り消しを求めて2020年10月15日(木)福岡地方裁判所に提訴し、すでに、2回の法廷が開かれています。
♦なぜ、【支える会・静岡】なのか?
グリーンコープの訴訟は、民主主義の根幹にかかわる違法(法律にない権限で国民に課徴金を科す)に対して、
政策の決定を取り消すことを求めたものです。
この託送料金に上乗せを決めた経済産業省令は、明らに違法な政策ですが、
万が一にも、司法の独立性が担保されていない場合は、この裁判に世論の関心が薄かったり、応援する国民の声が弱ければ、
少なくとも40年以上、電気料金として、原発を持つ大手電力会社に利する課金が続いてしまいます。
測定室では、2021年度の活動計画の1つに、この【~支える会・静岡】の活動を挙げました。
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♦この会の目的は、
原発の優遇政策の一環を崩すチャンスとなる託送料金裁判を静岡から応援し、
経済産業省の省令で「託送料金」に(原発事故の)『賠償負担金』と『廃炉円滑化負担金』の上乗せを決めた政策の取り消しを実現するために、
多くの人に情報を伝え、裁判の応援をすることにあります。
『まずは知ること・知らせること』から託送料金の問題点を伝えていきたいと思っています。
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♦年会費は不要です。賛同金1000円で裁判の応援を一緒にしてください。
♦賛同して下さる方への裁判の報告や、活動への呼びかけは、メールでお送りします。
・メールを受け取ることができる方は、必ず、賛同金の振込用紙にメールアドレスをお書きください。
・賛同していただいた方は、測定室にご一報ください。【件名】は『支える会・静岡』賛同
♦取り消し訴訟の訴状の概要は:https://onl.tw/VcAP7BUでご覧になれます。
■脱原発を阻む【既得権益優先の政策】に“違法は許されない”と一緒に声を挙げて下さい。
2021年7月10日
馬場利子記