新型コロナウイルスの感染が、ヨーロッパで再び拡がりを見せる中、
日本では、経済活動を再開する様々な政策が実施され始めました。
誰かに安全、予防の判断を委ねず、1人1人が考え、行動するのは放射能の拡散の時と同じ。
マスクを着用する、手洗い、うがいも妙に共通していて、スッキリしない日本です。
そんな中、
♦会報『測定室だより』81号(9月30日発行)を発送しました。
会員の皆さんには、すでにお手元に届いていると思いますが、
万一、届いていない場合は、ご一報ください。
❤今号には、当測定室で2020年6月17日~2020年8月15日に測定をした
静岡測定室:食品9 検体・環境試料3検体 合計12検体の測定結果を掲載しています。
♦特記すべき測定は
静岡市内の幼保育園で毎年、川遊びをする川の水を測定依頼を受け、測定をしています。
♦掲載記事では、前号(80号)で測定報告をした静岡県天竜市で使用されている薪ストーブの灰、2年分(2018年度と2019年度)の測定結果について、
『測定から見えてくるもの』で報告した、測定値についての解説を、
当室アドバイザーの河野益近さんと、測定器のメーカーEMFジャパンの2者からいただき、
記事を掲載しました。
NaIシンチレーション式の測定器の測定について、改めて、理解を深めることができました。
ぜひ、お読みください。
■今号には、
ちくりん舎(NPO法人 市民放射能監視センター)より、掃除機の塵の全国測定について呼びかけがあり、
そのチラシを同封しました。
■『測定室だより』は会報として発行していますが、
購読をご希望の方には、1部500円(送料込)で購入していただいています。
★年間購読料(6号/年)は3000円(会員の方の測定料は、一般の測定の半額以下になっています)です。
購読申込みは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp
℡:054-209-2021 まで、ご連絡ください。
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安心の基準は、1人1人が起こっている事を知ることから、考え、選択していくものだと思います。
同じ想いの人が集う、市民測定室の活動を支えて下さる皆さんに感謝して、
これからも、『知ることから始める暮らし』を続けていきたいと思います。
よろしくお願いします。
2020年9月27日
馬場利子記