新型コロナウイルスの感染が再び広がっているようですが、
降り続く雨による豪雨被害に合われた皆さま、また、お亡くなりになったご遺族に、
心からお見舞いと、お悔やみを申し上げます。
♦会報『測定室だより』80号(7月20日発行)を発送しました。
会員の皆さんには、すでにお手元に届いていると思いますが、
万一、届いていない場合は、ご一報ください。
❤今号には、当測定室で2020年4月10日~2020年6月17日に測定をした
静岡測定室:食品14 検体・環境試料4検体5測定 合計20検体の測定結果を掲載しています。
♦特記すべき測定は
①静岡市で採取した生シイタケの測定を行い、セシウム137を検出したため、
その生シイタケを乾燥させて測定。
その後、干しシイタケを水に戻して、シイタケと戻し汁をそれぞれ、測定しました。
②また、静岡県天竜市で使用されている薪ストーブの灰、2年分(2018年度と2019年度)を測定しました。
依頼者より「灰のセシウム137が、減衰する様子を観察したい」という要望があり、
昨年測定をした、2018年度の灰を再度、測定をしましたが、
全く同じ検体を測定したのではなく、残っていた2018年度の灰だったため、
減衰率を観測することはできませんでした。
今年測定した2018年度と2019年度の灰は、そのまま、保管し、
来年同じ時期(6月)に測定をする予定にしていますので、その結果は、また、ご報告します。
この灰の測定について、『測定から見えてくるもの』の記事を掲載しました。
■今号には、
前号79号で報告した『トリチウム汚染水の海洋放出』について、反対署名用紙を同封しました。
私たちは、汚染水を安全に処理・保管することは、事故を起こした国・企業として当然の責任だと考えています。
「地上での管理はお金がかかりすぎる」ことが海洋放出の理由ならば、
お金がかかる原発そのものを見直すことが先です。
署名用紙は、直接、呼びかけ団体に送付をお願いします。
私たちの声は決して、小さくありません。願いをアクションにしていきたいと思います❤
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■『測定室だより』は会報として発行していますが、
購読をご希望の方には、1部500円(送料込)で購入していただいています。
★年間購読料(6号/年)は3000円(会員の方の測定料は、一般の測定の半額以下になっています)です。
購読申込みは、mail:ssokuteisitu@yahoo.co.jp
℡:054-209-2021 まで、ご連絡ください。
2020年7月18日
馬場利子記