みなさん、ニュース報道でご存知のように、
明日8月2日(日)は、
福島原発3号機のFHM(燃料交換機)引き揚げ作業が予定されています。
この作業は、東電の説明によると、
大きな危険が伴うため、敷地内の作業を全て中断して備えるとの事です。
また、作業現場の放射線量が余りにも高いので、
遠隔操作によるロボットがその作業に当たる事になっています。
以前、4月に福島原発の建屋の屋上に溜まった瓦礫の除去作業が行われた時は、
静岡県内東部で、その2日後に線量が高くなり、
複数の方から、問い合わせをいただ来ました。
その際、問い合わせに対し、測定室の玄関前で繰り返し行った測定では、
特に普段よりも高い線量を示すことはありませんでしたので、
測定室として、特別の対応を取りませんでしたが、
明日8月2日に福島原発で行われる作業は、
瓦礫の撤去よりも、はるかに高い線源を扱うものとなります。
◆そこで、線量計をお持ちの皆さんに、お願いがあります◆
①明日から、数日間、朝(午前)・昼(午後)・夜(夕方~夜)測定をしてみてください。
②線量計は、機種によって測定値のばらつきが大きく、数値の比較はできませんが、
お持ちの線量計で測定した通常の線量よりも、200%(通常の2倍)以上の、
高い数値を示した場合は、当室まで お知らせください。
<連絡先> mail:ssokuteisitu @yahoo.co.jp 測定室です。
③お知らせいただく際は、責任を持った測定情報をシェアしてただけるよう、
★測定地の住所 ★測定日時 ★測定値 ★通常の平均測定値 ★連絡先 ★お名前
をお知らせください。
こちらから、確認のメールをさせていただき、情報の共有をしたいと思います。
測定室の玄関前の通常の測定値は、0.03~0・05μSV/h です。
当室でも、明日から数日間、空間線量の測定を行い、
皆さんに報告をしていきたいと思います。
♥安全のために・・
◆夏休みでもありますが、万一の時に備えて、マスクの準備をお願いします。
◆忘れそうになっている放射能と共に暮らす知恵をもう1度、思い出しましょう!
2015年8月1日
馬場利子記