6月13日(土)13:30~16:15
午前の総会と同じ会場で一般の方も参加して総会企画を行いました。
~Tea Party~の報告は、『測定室だより』43号で詳しくご報告しますが、
当日の様子を少しご紹介します。
第1部:子どもたちを想う活動を共有する時間
【報告Ⅰ】 TERMママベク子どもの環境守り隊」・「ママカフェ・かもみーる」
報告者:鈴木さおりさん(福島県いわき市)
いわき市は比較的、線量が高くない地域ですが、
福島原発の事故当時、高濃度のプルームが通り過ぎ、
子どもたちを被曝させてしまった悲しさや不安から、
活動を始めたお話をして下さいました。
地域では、放射能の話がしにくい雰囲気があり、
活動を続けていくために心がけている事や、
遠くの私たちに出来ることも伺えました。
【報告Ⅱ】 支援交流『虹っ子』と『親子わくわくピクニック』(静岡市)
報告者: 小笠原学さん↓
311の震災後、福島の子どもたちの健康を守る何かをしたいと、
静岡の農産物を保育園に送る支援交流『虹っ子』
を始めた気持ちを伺いました。
現地との交流を通して、親である大人も傷つき、
困難を抱えている様子を知り、放射能や原発事故の影響は一層、深くなっている事を知りました。
今年の夏も、静岡市に『親子わくわくピクニック』
(https://www.facebook.com/wakuwaku.shizuoka?fref=nf)は
福島の子どもたちを受け入れ、のびのびと遊んでもらう企画だそうです。
【報告Ⅲ】 豊橋いのちと未来を守る会・おいでん!福島っ子!運営委員会
報告者:渡邊 亜希子(愛知県豊橋市)
311以後、自分たちで考えて、子どもたちのために出来る事をしたいと
愛知県で給食について要望書を出す活動からスタートし、
豊橋いのちと未来を守る会(http://inomira.jugem.jp/)
憲法漫画を描いて、大切な事を伝えたり、
陳情書をだすなどの活動を聞きました。
おいでん!福島っ子!運営委員会(https://www.facebook.com/oidenfksmk)
愛知県新城市で続けている福島子どもプログラム。
智慧と愛で、継続する保養です。
【報告Ⅳ】“3.11を忘れない in 静岡”
報告者:東山浩子さん (静岡市)
2012年3月11日を期に、福島原発が人々の気持ちから薄れていく事を案じ、
静岡市で、年4回(3月11日、6月11日、9月11日、12月11日)
福島の子どもたちの支援を呼びかける街頭募金を行っている活動を伺いました。
街頭募金で寄せられた寄付は全額、福島の子どもたちの支援活動をしている団体に贈られます。
4団体の活動報告の後、
“311を忘れないin静岡”より、
・「ママカフェ・かもみーる」と福島支援基金『親子わくわくピクニック』、
おいでん!福島っ子!運営委員会の3団体に活動助成金が贈呈されました。
15:00 第1部を終え、休憩とTea Partyへ。
第2部の報告は追って掲載いたします。
2015年6月16日