健やかないのちとくらしを未来へ・・・ 

4月 2012Monthly Archives

資料:被災地瓦礫の受け入れについての投稿

測定室には、多くの方から投稿やご意見をいただいていますが、
その中で、今日は被災地の瓦礫受け入れについて、
多くの情報をまとめて投稿してくださったメールを転記し、掲載させていただきます。

・・・・・・・・・・以下 いただいたメールです・・・・・・・・・・・・

被災地瓦礫。
広域処理を一度やってしまうと取り返しがつきません。

【危険性について】 安全な瓦礫など存在しません。

家庭ゴミの処理場で放射能汚染された瓦礫を処理するとどうなるか(まとめ)
http://dl.dropbox.com/u/40607011/%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81.pdf

国の基準値以下でも、バグフィルターがついてても、
絶対に被曝からは逃れられない。

濃縮された焼却灰と焼却炉の後始末も困難。

汚染の実態の詳細な調査「化学物質の影響-東北地方太平洋沖地震と津波に-よる汚染と除去」
http://www.scribd.com/doc/77696772/

広域処理対象になっている宮城県石巻の瓦礫には、
放射能汚染と化学汚染の両方があります。
がれきの化学汚染について
http://tsunamiwaste.ldblog.jp/archives/2564872.html

流出の有害物質47地点で基準超。
東日本大震災の被災地で、
津波などによって土壌に流れ出たとみられる、
ヒ素や鉛などの有害物質の濃度が、
東北と関東の47の地点で基準を超えた。
http://logsoku.com/thread/engawa.2ch.net/poverty/1329512890/

昨年9月時点で、
東北の放射能ガレキに何と「ヒ素」まで検出!
ヒ素の毒性は言うまでもありませんね。
「海底のヒ素、津波で岸に 東北大、岩手・宮城の36地点」(2011/09/03_asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY201109020756.html

島田市の汚染がれき焼却により放出されるセシウムの健康被害シミュレーション
http://www4.tokai.or.jp/shizuoka-search/

専門家が危ないと指摘しています。
(1)「がれき受け入れについて医師の立場からの意見書」
http://www.radiationdefense.jp/wp-content/uploads/2011/12/c1a973770ad3a28000054a899b4091a51.pdf

(2)秋田大教授 瓦礫を受け入れてはならない12の理由
http://mercury7.biz/archives/14917

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、測定室では、東北地方に震災後に新設された焼却炉17基について、
各焼却炉の1日の焼却能力(トン数)を、設置自治体への聞き取り調査をしています。

現在、新設された17基の他にも建設計画がある焼却炉は10基近くあると言われています。

となると、被災地現地で処理できる瓦礫総数は、
とても多い事になります。

いったん、大型無害化設備のある焼却炉を作ってしまうと、
24時間、高温で燃焼させる事が必要になり、
島田市や静岡市のように、燃やすゴミが足りない・・・
という事態が被災地に起こる可能性も出てきます。

なぜ、輸送エネルギーをかけて、瓦礫の処理を全国に依頼しなければならないのか、
検証をしてみます。

本当に被災地の住民が望んでいる瓦礫の引き取りなのかどうか・・
知りたいと思います。

2012年4月3日記
馬場利子

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資料:被災地瓦礫の受け入れについての投稿静岡放射能汚染測定室

『測定室だより』第9号(20120330)を発行しました。

2月8日より3月5日までに測定した52検体の測定結果と、島田市の瓦礫の試験焼却について、松葉による飛散調査のコメントも河野益近さんの寄稿文として掲載しています。
この松葉による飛散調査の結果は、改めて論文として、HPでご報告しますが、瓦礫の試験焼却から分かった事は、島田市の溶融焼却炉では、日常的にごみ焼却によって、放射性物質が空気中に飛散している可能性が大きいという事でした。
            ※表紙はクリックすると、大きくなります。 —>

また、国は瓦礫の受入れを『震災現地への復興支援』として進めようとしていますが、放射能はすでに全国に拡散していることを静岡市の例をとって、試算をしました。
瓦礫受け入れを『復興支援』と市民が理解する前に、放射能(化学物質も同様です)は拡散しないという原則をもう一度、確認していただく資料にしていただければうれしいです。

★この『測定室だより』は会員向けの会報として発行していますが、
購読を希望の方は、以下にお申し込みください。お送りします。

◎会員外で購読を希望される方は、当測定室までお申し込みください。
Tel/Fax : 054-209-20121  Mail :  ssokuteisitu@yahoo.co.jp
創刊号よりバックナンバーもあります。 1部 500円+送料 80円=580円です。

< 測定室会員のみなさんへ>
『測定室だより』発送の際は、名簿の確認等行っておりますが、数日経ってもお手元に届かない場合は、お手数をお掛けしますが、ご一報、お願いします。

★なお、『測定室だより』は最新号を発行後、既刊の会報を公開しています。
公開している情報は 『測定室だより』創刊号~5号までです。
皆さんのお役にたてれば、嬉しいです。 

引き続き、放射能の内部被ばくを少なくするための測定活動にご協力をよろしくお願いします。

2012年4月1日
馬場利子記

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『測定室だより』第9号(20120330)を発行しました。静岡放射能汚染測定室