2011年11月9日 朝
馬場 利子記
皆さんに、緊急の呼びかけをさせていただきます。
『測定室だより』の表紙のイラストを描いてくださっている清重伸之さんより、
署名への参加を呼び掛けるメールを送ってくださいました。
この署名は、世界の諸問題にアクションを起こしている AVAAE.org(http://www.avaaz.org/en/index.php)
によるもので、福島の母親たちが子どもたちを避難させるよう国に要求する抗議行動への賛同の署名です。
以下に英文を訳した呼びかけを転記します。
****日本語版****
日本在住の皆様へ
福島の勇気あるお母さん達が、自分の子供達を避難させる為に抗議行動を始めました。
しかし 、日本政府はこれらの人々の避難に対して何らの援助も行っていません。
福島の子供達を守る為に、大規模な国民の抗議が総理大臣を説得できる唯一の手段です。
二日後に日本政府はこの問題について緊急会議を開催します。福島の子供たちをサポートしよう!
プレッシャーを感じ始め、日本政府は48時間後に緊急会議を開催する予定です。
福島の母親と子供たちをサポートしよう!
子供達の健康と未来のために嘆願書に署名し、できるだけ多くの人にこのメールを転送しよう。
2万人分の署名が集まり次第、嘆願書は野田総理大臣に直接届けられる。
http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children
我が国は今、選択すべき時にある。
家族の価値観を大切にし、全ての子供たちの未来のために国家を再建していくか、
困難に直面する人々に対して、このまま見て見ぬ振りを続け見捨てるか。
福島に住む家族には一刻の猶予もない。日々大量の放射能を浴び、深刻な健康被害のリスクを高めている。
長期的な放射線被曝は、今日の子供たちだけでなく、
その子供たちの子供たちまで、何世代にもわたって悲惨な影響をもたらす。
チェルノブイリの事故後、旧ソ連は現在日本で問題となっている地域よりもはるかに低い放射能汚染地区の住人も避難させた。
放射能で汚染された地域に取り残された福島市の子供たちは、
自主避難に対する政府の援助無しに、この健康を脅かす深刻な状況から抜け出すことはできない。
それにもかかわらず、日本政府は
汚染レベルが25年前のチェルノブイリ事故後に旧ソビエト政府が強制避難地区に設定した基準の4倍に達するまで、
避難地区の対象としない。
何万もの日本人が力を合わせてこの状況に警報を鳴らせば、
情勢を変え多くの家族に希望をもたらすことができる。
日本の皆で共に抗議の声を上げ、野田総理大臣に国の信用に関わる問題であることを示し、
立ち上がって人々の命を救うよう説得しよう。
緊急会議は二日後に開催されます– 今すぐ嘆願書にあなたの署名を!ご家族やお友人にこのメールを転送してください。
http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children
3月11日、大地震に見舞われた日本は、今もまだその破壊の規模を受け入れようとしている。
しかしこの荒廃の中に、国家再建のチャンスがある。
私たちの国は今までにないほど団結し、日本のすべての人々のために、よりよい国にしていこうと行動し始めている。
今こそ日本の子供たちとその子供たちの子供たちのために、健全な未来の土台を作っていこう。
希望を込めて
Luis, Dalia, Iain, Antonia, Carol, Emma, Ricken, Diego,その他Avaazチーム一同より
女性達の反核デモ。
http://www.nipponnews.net/news/womens-anti-nuke-demonstration
フェースブックページ 福島女性たちの座り込み。
http://ja-jp.facebook.com/notes/namida-project/fukushima-womens-sit-in/214560515280077
特集ワイド:女たちの脱原発 座り込み集会ルポ (毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111102dde012040025000c.html
全国女たちの座り込み! (市民社会フォーラム)
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=11124
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呼びかけは以上です。
どうぞ、賛同を検討ください。
私も、放射線量の高い地域で、子どたちが暮らすことを何よりも憂慮しています。
本来は、国が避難地域をもっと広範囲に指定し、
すべての責任と保障を持って子どもたち、いえ、国民の安全を守るべきだと考えます。
心ある人々が私たち日本の再生を後押ししてくれています。
勇気をもって、進むときを迎えています。
このチャンスに、私たちの心(暮らし)と社会システムのスイッチを切り替えたいと切望します。