2011年10月8日記
報告 測定室スタッフ 榛葉真理子
進行 測定室スタッフ 加藤光代
9月28日(水)午前10:30~12:00
参加者 37名(内男性2名)乳児と幼児9名
測定室会員:22名 一般:8名 スタッフ:7名
朝夕の涼しさにようやく秋を感じるようになったこの日、測定室は朝からとても賑やかでした。西は磐田、東は三島、富士宮から、赤ちゃんを抱っこして「初めて来ました。」というお母さんたちも一緒に、3回目の「放射能を話そう会」が始まりました。
今回は検体の交換の様子を見学してもらいました。測定する井戸水を容器に入れて装置にセットするところを間近で見学。パソコン上に現れるグラフの見方の説明も行われました。
この1ヶ月の測定状況の報告の中では、結果に表れる何Bq/kgという数値だけをとらえて心配するのは科学的ではないという話も出ました。例えば、シラスなど1回に食べる量が少ないものと肉や牛乳などまとまった量を摂るものとは、おのずと心配の度合いが違います。数字を読み解く力も大切だと思いました。(被ばく量の計算方法等
が掲載された新聞記事も資料として配布)
その後、参加者の熱心な意見交換が続きました。毎回集まる方々の意識の高さに驚くばかり。給食、イモ掘り遠足への参加に不安を感じていたお母さんに、園や行政に働きかけているというお母さんが応えていました。放射能汚染だけにとらわれず、様々なリスクから子どもたちを守っていきたいという皆さんの想いに、今回もとても励まされ、勇気づけられる会となりました。
最後になりますが、前回スカイプ部を立ち上げて下さった三島のAさんが、測定室まで来てスカイプ中継を担当して下さいました。Aさん、ありがとうございました。